あまり期待せずに見たら、初回がけっこう脚本を作っていて面白かったので
これは掘り出し物かもと思って喜んで見た。
……が、2回目以降はあまり……
終盤は、このクオリティが標準なんだろうと思ってながら見にしたら、
特に不満はなく最後まで見られた。
でもどっちかというと面白かったですけどね。
ディーン・フジオカは最初イケメンで売れたのでだいぶ軽く見ていたのだが、
面白い演技をする。いかにもこってりと作った、今回のシャーロックは好きな役柄。
事件部分がもう少ししっかり作ってあればなー。
岩田剛典はW主役かと思ったら、思ったより露出が少なかった。
このくらいの出でちょうど良かったけれども。カワイイ担当。
バイク乗りの技術を存分に活かしてましたね。
佐々木蔵之介は意外にコミカルな演技で目立っていた。
もうディーン・フジオカと佐々木蔵之介がホームズとワトソンで良かったんじゃないか。
なんだったら山田真歩はレストレード警部で。
その方が面白かったかも。
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……だが最終回の守谷の演出がひどくて、激怒した。
あの棒演技は演出だと思うが、その演出をする必要があったか!?
なぜ無名の(わたし的には無名)の俳優を使う!
しかも台詞で「あなたは私が本当の守谷だと思いますか」ってなんだよ!
どっちにしたいんだ!蛇足すぎる!
なんだよ、これ!もう見ない。特別編なんてどうでもいい。
こんな話のグダグダなドラマにがんばってつきあってやったのに、
最終回でこの仕打ちか!適当もいい加減にしろ!!
というわけで激怒した終わり方でした。終わり良ければ総て良しの
真逆を行って、大変イヤな終わり方をしたドラマでした。
とても印象が悪い。
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佐々木蔵之介さん良かったなぁ。
それと、気になったのが岩田君がバイクで走り出す前のしぐさ。
バイク乗りの立場から言わせてもらうと、ドラマのように
「グローブを先にはめて、それからヘルメットをかぶる」
なんてことは無いと思うんだけど?
普通は素手の状態でヘルメットをかぶって顎ひもを留め、
それからグローブを装着する。
まあ、顎ひもも締めずに「ただヘルメットをかぶるだけ」の
ヤンチャ系バイク乗りなら、気にならないんだろうけど。
ヘルメットを被せるのが最後になるのは仕方ないことでしょうなあ……
尺的に。