プラムフィールズ27番地。

本・映画・美術・仙台89ers・フィギュアスケートについての四方山話。

< ブラック・ジャック >

2024年08月26日 | ドラマ。
Tverで見たんですよ、めずらしく。録画がなぜか3分しか出来てなかったので。
しかもそれに気づいたのが14日の22時過ぎ。
あらー、見たかったなーと思い、Tverでやってるか?と確認したところ、
14日の23:59までの視聴。あと2時間ないじゃないですか!
94分のドラマで。ぎりぎり滑り込みで見ました。


ドラマはねえ……。
高橋一生のブラック・ジャックのビジュアルが98点くらいだったことを除けば、
期待よりはだいぶ下だった。
話が面白くなかったんですよね。

井之脇海パートの話の結末は上手いことは上手かったけど、
話として面白かったかどうかとはまた違うことですよね。
あれではただ単に種明かしにしかならない。終盤に早口で説明するのは
昨今よく見る手法だけれど、話にちゃんと載せないとつまらないんじゃないかなあ。

で、後半急に獅子面病?の話になるのが違和感があった。
キリコって人の存在がいかにもつけたしなんだよねー。突然出て来られても困る。
マンガは子供の頃にだいぶ読んだけど、通して読んでたわけではなく、思い入れもさほどない。
あれは石橋静河だったんか。気づかなかった。

最後は後味悪くてねえ……。ブラック・ジャックのドラマなら、
最後余裕で去っていくブラック・ジャックの後姿を映してこそじゃないかと思うが。
なんであんな慌てふためくラストにしたのか理解に苦しむ。


楽しみにしていた井之脇海は、うーん、可もなく不可もなく。
今回はそんなに見るべきものは感じなかった。次に期待。

高橋一生だって、岸辺露伴をやっちゃってるから若干ブラック・ジャックと被るんだよね。
そして岸辺露伴の方ががっつり役も作っていて面白い。
なので、今回の役には感銘を受けることはなく。

あとねー、あんまり子役に言いたくはないけど、ちょっと役者不足と感じたんだよね。
昨今上手い子役が山ほどいるからハードルが上がっている。
……と言おうと思ったが、「ブラッシュアップライフ」に出てた子ですか。
あの子は上手かったよね。
とすると、ピノコの台詞回しのハードルが高すぎたんだろうか。
こういう役の時には、大人の声優(役者)のアフレコって手もありだと思う。

けっこう楽しみだったんだけど、のれないまま終わってしまったドラマだった。
怒りは感じてないが、そこまでも達しなかったんだと思う。
せっかくのスペシャルドラマだが残念でした。


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