人それぞれの常識

常識って、くくりが難しいなと思うのです。
「挨拶をする」とかなら、それはみんながしってる常識になると思うのですが、例えば「食事の前にはお祈りをする」とかになると、人によって違いますものね。

先日、だんなが法事に出席しました。主催がだんな実家で、家に親戚一同が集まる形式らしいので、私が「ご仏前のお金いくらにしようか」と言ったところ「実家でやるからいらないよ」と言われました。主催する人はお坊さんにお金渡したり、お料理手配したりでお金も手間もかかって大変なものなんだから、と説明して持っていってもらったのですが、こういうことになると、自分基準の常識を適用したくなってしまう。
仏事関係で言えば、「満中陰志」というのしの上書きを初めて見たのは、３年前でなんて読むのかもわからなかった。
冠婚葬祭は地域性とかがあるので、特に難しいと思う。
で、人によって常識が違うのはしょうがないと思うのだけど、うちのだんなの場合「よくわかんないけど、いいんじゃない？」という言い方をするので、ムッとしてしまう。
こっちだってそっちの家の常識はわからないんだから、お前が聞けよ！と思うのです。
三十数年間ずっと実家に暮らしていたせいなのか、理由は定かではないけどもうちょっと常識を身につけてくれーと思ってしまう。


私的常識に、昼間は酒を飲まないというのがあります。まあ、結婚式に出た場合とかで例外はあるんですけど。
だんなの父親はいつも酒を飲んでいる。初めて結婚の挨拶に言ったときも飲んでいて、カルチャーショックでした。…ってか嫌なんだなー。そんな人に理不尽なこととか言われると、心の中で「このクソ酔っ払いめ」と罵りたくもなるってものです。
理不尽なことを言われるから嫌なのか、嫌いだからその理由をそこにもっていきたくなるのか、私自身もよくわかりません。
夜勤がある人なんかだと、仕事終わってから酒だと昼間になっちゃうとかならいいんですけどねぇ。

何を言いたいのだかよくわからなくなってしまいました。