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しもばしら

2010-08-14 10:16:05 | うんちく・小ネタ

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 冬の朝、ある地方では、土がふくらんで長さ5~6cmぐらいの氷のはしらが見られます。これをしもばしらといいます。
 しもばしらは、どろやすながまじりあったような土地によくできます。つまり土のつぶの間に、すきまと水をふくんでいるところです。また天気のよいそして寒い夜に、よくできます。20100814012
 地面のおんどが0℃になると、まず表面に近い水が、小さな氷のはしらになります。しかしそのとき、その下の地面は3℃くらいあります。
20100814013_2  表面に近い氷がこおると、こんどは下の水が土のつぶの間をのぼってきます。
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 そうして、小さな氷のはしらの下にくっつき、氷のはしらにひやされて、こおってしまいます。
 このようにして、しだいに地面の上にのびてきた氷のはしらが、しもばしらです。
20100814015  もし、地面がきゅうにひえすぎたりすると、水が地中でこおってしまうので、しもばしらはできません。
 しもばしらは、力もち。ときには家やコンクリートの道もこわしてしまうこともあります。
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