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ガンヂーインキ消ボールペン用NO.800

2010-05-15 14:18:04 | GANGY MISNON
ガンヂーインキ消ボールペン用NO.800は丸十化成が開発し、現在は競合製品の無い国内唯一の商品(以前はライオン事務器にも同種商品があったが現在は廃番)。万年筆用のIR-700の妹分にあたり、油性染料系ボールペンの筆跡や染料系のスタンプインキなら消去できる優れものだが、欠点は匂いがきついこと。白液のキャップの色はIR-700と異なりアイボリー、青色キャップの青液は南の海の色のような綺麗なブルー色をしており、こちらはガラス棒ではなく刷毛付きである。事務用品だが人形師が汚れ落としとして愛用しているとの情報がある。



 2010/5/15(土) 午後 2:18

阪神タイガース修正テープ GANGYミスクイ5m/m幅×11m

2010-02-14 16:21:12 | GANGY MISNON


阪神タイガース修正テープは、2003年阪神タイガースがリーグ優勝した年の秋に丸十化成が企画した期間限定商品。井川、今岡、赤星、金本、矢野、各選手の写真入り5種類があった。関西の文具店で、店主のおばちゃんが阪神ファンの小学生におまけで配っていた記憶がある。事務用品メーカーとプロ野球球団との初のコラボ商品だった?

2010/2/14(日) 午後 4:21


MISNON はがせるミスノン SN-1206

2010-02-07 15:30:49 | GANGY MISNON


「はがせるミスノン」は、丸十化成が2003年に世に出した商品。当時目新しかったフリクションタイプのペンタイプ修正液。修正したところをプラスチック消しゴムでこするとまた下地を復活できる。手帳など消したくないけど一時的に隠したいときに使える目隠しペン。もちろん普通の修正にも十分対応でき、先端は直径1mmのボールチップなので、細かいところの修正も可能。難点はペンの胴体を強く推さないと液が出てこないことだった。ミスノンにはFR401という消しゴム付きのペンタイプ修正液もあったがその仕様でこの修正液を入れた商品だったらもう少し流行ったかも・・・。年賀はがきにクイズとその答えを書いて答えの上はこの修正液で塗り隠して、「答えは消しゴムでこすると現れるよ!」と友達に出したことがあったがあまり受けなかった(ビニールテープとかで隠すと透けて見えてしまうので)。所詮は1度使うと一人で満足して飽きてしまう一過性の商品だとは思う。定価は当時税抜きの300円だった。


2010/2/7(日) 午後 3:30


MISNON 水性ペイントマーカー vivi(ヴィヴィ) SN-0651

2010-01-31 18:51:50 | GANGY MISNON

水性ペイントマーカー ヴィヴィは、丸十化成が2004年に世に出した着色修正液(不透明インキ)を内容した商品。水性絵具をペンにつめたような筆記具で、ポスター描きや年賀状のイラスト作成に適していると思ったのだが文具屋でお目にかかるよりも、この商品が素材を選ばず、下地の色に影響されず発色するマーカーでもあるところから、おもに建築関係に従事する職人などが現場で資材にナンバリングや合いマークを振るのに使用していた。商品デザインは、三菱鉛筆の同種マーカー「ポスカ」を意識しているようだが、ただいかつい男性が使用するにはややかわいらしすぎた。色は、灰いろ、茶いろ、白いろ、桃いろ、水いろ、紫いろ、黄緑いろ、黒いろ、赤いろ、青いろ、緑いろ、黄いろ、橙いろ、銀いろ、金いろの15色あり、のちに建築用として色を特化してリニューアル販売された。価格は1本あたり税込210円であった。

2010/1/31(日) 午後 6:51


昭和10年発売万年筆用「ガンヂーインキ消」がプラチナ萬年筆から復刻!?

2009-11-27 19:51:07 | GANGY MISNON
ガンヂーインキ消は、昭和10(1935)年に丸十化成から発売された事務用品である。考案者で創業者でもある故・野口忠二氏の実家が埼玉県で足袋の晒し業(漂白)を営んでいたことから、晒し粉で万年筆のインキが消せることに気づいて、商品化したと言われているが定説ではない。商標の「ガンヂー」(英文表記はGANGY、中国語表記は甘地牌)は、野口氏がインキ消液を考案した当時、マハトマ・ガンヂー氏がインド独立運動を非暴力主義で闘っているという話を聞き、その思想に共鳴するだけでなく、今後自分が“社会のお役に立つ商品を作るためには”是非ともこの粘りを学ぶべきであると考え、使用したものである。余談ではあるが社名の「丸十」はお金がたまるという符丁から名付けたものらしい。商標ガンヂーの志は高いが、社名は平凡に名付けられたようである。いっそうのこと社名もガンヂーにすれば良かったのにと思う。 同商品は、赤色と透明の2種類の液を修正したい箇所に交互に塗ることで、インキの色素を反応によって文字を消去し、現在主流となっているホワイト修正液や修正テープにはない、痕跡が目立たないように修正することができるというすぐれものであった。 丸十化成は惜しまれながら2009年2月に事業停止になったが、商品としての「インキ消」が無くなった訳ではない。現在は4種が国内で販売されている。カズキ高分子(丸十化成の事業を引継)735円(税込)、ロイド(旧クロンボ)472円(税込)、ライオン事務器315円(税込)に、2009年11月にプラチナ萬年筆1260円(税込)が加わった。ただトップブランド ガンヂーの名称はカズキ高分子が使用しており、「プラチナ萬年筆がガンヂーインキ消を復刻」というニュースはどうやら誤りのようだ。
2009/12/27(日) 午後 7:51