晴釣雨読

釣ったり読んだり

借り農園の11月の2

2016-11-27 07:11:41 | 農業

 雲がなく満天に星がきらめいた朝(あした)、忽然と霜が降りる。昨年は11月30日だったが、今年は11月26日、朝早く畑に行ったら初霜が降りていた。まだ植え終わっていないタマネギの植え付け作業、ソラマメやエンドウの種まきがまだできていない。「急がなくては」と気が急ぐ。

まず、先日脱穀(手作業でしごいて)したソバから葉や茎、実っていないソバの実を取り除き、立派なソバの実だけにする作業に取り掛かった。昨年は玄ソバにして27、7kgの収穫だった。今年はソバは立派に育ったはずなのに、葉などを取り除いていくと、どうも立派な玄ソバは少ないようだ。蜜蜂がソバの花が咲いているとき、なかなかやって来なかったのが原因の様だ。稔った数が少ないのだ。3時間ほどソバ選別の作業して、来週の月曜日に唐箕にかけるまでの作業を終えた。

10月中ごろからダイコンやミズナ、チンゲンサイ、コマツナもだいぶ収穫した。そのあとを耕してタマネギを植えた。2月にジャガイモを植える場所、12月にソラマメ、エンドウを植える場所にはタマネギは植えられない。夏野菜のトマトや、キュウリ、ナスを植える場所には収穫が5月末となるタマネギは植えられず、4月に収穫できる新タマネギ(早タマネギ)なら植られる。しかし残念なことに、タマネギを植える予定にしていた場所のキャベツ、ハクサイが十分巻かず、収穫が遅れている。困ったことだ。

野菜には、ナス科のジャガイモ、ナス、トマト、ピーマンなどは「嫌地」というのがあり、連作が出来ない。マメ科も連作をきらう。小さい畑で連作を避けて畑をうまく使いまわしていくのは大変であるし。私は紙に書いて栽培歴を記録していないので、記憶が定かでなく、連作もやってしまうのが現状だ。

 回りでは、近くの農家の方も早くから来られていて、ネギ、コマツナやチンゲンサイ、ホウレンソウを収穫されている。これで作業は終わるのではなく、これからが大変で、出荷したり、畑の傍で売るためには根や茎はに付いた土などの汚れを水で洗う必要があるのだ。野菜栽培、収穫、販売も見た目と違い、大変な作業なのだ。

 ハクサイ、キャベツの収獲も始まっている。これら畑で収穫してすぐその場で一つ一つ余分の葉を取り除いて、箱詰めにされて車で市場に持っていかれるようだ、ずいぶん早朝からの作業だ。

 


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