サヨリがよく釣れる

今年は若狭の海でサヨリがよく釣れる。１１月になってもまだまだ釣れる様子である。
昨年、小アジやサヨリを釣ってきて食べる会を開こうと思ったが、若狭あたりでは、あまりサヨリが見られなかった。
今年の第１回目のサヨリ釣りは９月半ばだった。よく行った波止場に着くとサユリ釣りの客がおられた。早速アミエビと糠を購入して釣り人の隣に入れてもらった。昼過ぎからだったけれども、１００匹ほどの釣果があった。
２回目は１０月に入って、イワナ釣りを教えてもらった方を誘い、早朝から出かけた。
釣り人も多かったが、この日は２００匹以上釣れた。
第３回目は１０月１９日。３人で出かけた。この日は釣り人も少なかった。６時過ぎに釣り始めたのだが、一向にサヨリは回ってこなかった。
隣で釣っていた人の話では「昨日は９時過ぎからサヨリも回って来た」とのことだったが我慢が出来ず、７時過ぎに移動することにした。
かってＯ先生と行ってたくさん釣れた場所に走った。釣り人は平日で少なかったが、撒き餌をするとすぐ近くまでサヨリが寄ってきた。次々と釣り上げ２時過ぎまでに私は３００匹近く釣ったのではなかろうか。いっしょに来た他の二人も、ずいぶんたくさん釣られた。
４回目はこの１０月２５日である。高槻のＯ先生を誘って出かけたのである。８時から１時過ぎまで釣ったのだが、サヨリはたくさんいた。まだまだ小さいがそれでも２００匹は釣っただろうか。「サヨリ大好き、釣ってきて！」と何人かに頼まれていたが、十分お土産が出来た。さすが釣り名人のＯ先生も、次から次へとサヨリを釣られた。私より１０歳年上なので、仕掛けが駄目になったとき、新しく仕掛けをセットするのに苦労されていた。
Ｏ先生との釣りはアユの友釣りがメインだったが、二人でサヨリ釣りを楽しんだこともあった。思い出話に久しぶりに花が咲いた一日だった。

今年はまだまだ釣れる。「連れて行って！」と言う方もおられるので、まだまだ出かけようと思う。
かって書いたサヨリちゃんがある。　

そばの花が咲いた

　ソバ育ても、今年で８年目となる。
　今年の夏は異常な猛暑で、例年だと８月末にはソバの種を播いていたが、９月６日に種まきをした。
　彼岸には必ず満開になっている彼岸花が、９月２３日には咲かなかった。やっと一週間遅れの今が満開である。
　日本海も９月のはじめごろは潮流が早く、高知と同じように伊根町あたりも底引き漁船が操業できないとのことだった。今はどうなっているのだろうか。
　向日市の農家の方たちも、大根などの種まきを１０日ほど遅らせておられた。
　私たちのソバは、順調に育ち９月２６日には早、花が咲いた。実に種まきから２０日で開花したことになる。驚異の植物である。
　ヒエが稲よりもすばやく成長して種子を作るというのを、何かの本で読んだことがある。いろんな雑草の発芽から開花までの最短の日数について調べて、ソバと比較してみたいと思う。