数年前に日本でテレビで取り上げられるなどして小ブームを起こした
「
チベット体操」ですが、実はノーシスでも、創始者によって採用されて
いました。
一般の「チベット体操」と、ノーシスで行われるものの違いは、
莫大な気を取り入れる体の見えない次元の器官(ボルテックス)が活性化する所を
視覚化(イメージ)する所、祈りが捧げられる所、そして、一般のチベット体操にはない、
もう一つの動作(儀式)が含まれている事です。
その「
太陽と月を交換するエクササイズ」については、以前こちらで
書かせて頂きました。
今回は、ノーシスで行われているものの、「第一のエクササイズ」を
紹掲させて頂きます。
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第一のボルテックスは後頭部にあり、体内に生命エネルギーが入るための
扉の役割を果たしている。
第二は前額部で、これも扉としての役目である。
この二つのボルテックスを速いスピードで回転させる事によって、莫大な
プラーナが体内に入り、全ての臓器を若返らせる。
そして、血液を洗浄する事によって、体中のすみずみまでに、酸素と栄養が行き渡る
ようになる。
第三のボルテックスは、喉頭部にある。
これは声と関係があって、全てのマントラは、このボルテックスを活動させる。
高すぎる声(金きり声など)、もしくは低すぎる声は、このボルテックスの機能を
抑えてしまう。
第四は、前立腺のボルテックスである。
ここに大変なエネルギーが集中する事は、読者も経験されていると思う。
これが、性エネルギーだ。
第五は、肝臓の辺りにある。
このボルテックスを活動させると、全ての器官が調子よく機能して、病気知らずの
体になる。
肝臓という器官は、体内に入り込む事で、毒素を排泄させる働きをする所だが、
ボルテックスの活性化によって、その機能が更に促進されるのだ。
六番目と七番目は、両脚の膝頭の所に、それぞれ一つずつ存在する。
地磁気エネルギーと、天空の電気のエネルギーが交差する所で、両方のエネルギーが
バランスを取って存在するのに、重要な所である。
このボルテックスが活性化する事で、肉体とアストラル体の両方に、良い影響を
与える事が出来る。
これら七つのボルテックスを活発に動かす事が出来れば、私達は全く別人になれる。
バラ色の頬と輝く瞳を持ち、常に意欲と情熱、希望に満ちた精神を保って、人生の
螺旋階段を昇って行けるのだ。
青春の苦悩の後に、お腹の突き出た中年になって生きる必要はない。
苦悩を通して得たものを、未だ若い肉体のままで生かしていけるのだ。
あるいはまた。病気がちの人や、体が弱っている場合には、その弱っている部分に
集中的にプラーナを送り込む。
そうする事で臓器が若返り、本来の、いや時にはそれ以上の機能を取り戻す事も
出来る。
エクササイズはそれぞれが、
●肉体の動き
●観想
●魂への祈りとマントラ
を持っている。
このエクササイズでは、「祈り」が重要なポイントとなっている。
大変大切である。
若い人にとっては、祈りは胡散臭いものに見えるかもしれないが、実はそうではない。
祈りこそ、私達の内に潜む清らかな心、何ものにも負けない強固な意志を引き出す
力なのだ。
あなたの魂に祈りを捧げて、エクササイズを成功させて欲しい。
【エクササイズⅠ [十字架のポーズで、エネルギーを交差させる]】
①(画像のように)東を向いて立ち、足はかかとの部分をつけ、胸の前で両手を
交差させる。
この時、必ず右手が上にくるようにする。
②そのポーズで、自分の内にある「聖なる母」に、祈りを捧げる。
このエクササイズも、彼女の援助を得る事で、より早く上達する。
★「聖なる母、私のボルテックスを活動させて下さい。
多くのエネルギーが入ってきて、内臓を浄化し、健康になりますように。
チャクラが開発されますように。
キリストの名において、そうありますように。」
③祈りが終わったら、(画像のように)両腕を水平に開く。
こうすると、体が十字形になるが、このポーズを取る事で、体の中にエネルギーの
交差が起こる。
それを自分で感じ取れるように、体の内側に注意を向けること。
④そのポーズで、目は開けたまま、右回り(時計回りの方向に)12回回転する。
出来れば激しく、スピードを上げて回る。
回っている間中、聖なる母に祈り続け、体が回転する事でボルテックスも回転して
いるので、想像力を働かせ、それを強く感じる。
もし12回回転する事が難しければ、最初はもう少し少なくてもよい。
⑤12回回転したら、もとの東向きの位置に戻って、①と同じポーズを取って、動から
静に、ピタッと決まるのが大切である。
(もしよろめいて真っすぐに立てないようだったら、少し足を開いて練習してもよい)
⑥ストップすると同時に、目は閉じる。
未だ回転している感覚があるはずだから、ボルテックスが速いスピードで渦巻いている
様子を、内側の目で感じ取るようにすること。
開発したいチャクラがあれば、そこの意識を集中して、チャクラが活動している様子を
イメージしてもよい。
例えば眉間のチャクラを開発したければ、眉間にあるチャクラに精神を集中し、グルグルと
回っているのを強くイメージする。
そうすると、本当にチャクラが活動を始めるのである。
ただし、真剣に集中しなければならない。
⑦体の内側に回転する感覚が無くなったら、目を開ける。
それで1サイクルが終わった事になる。
このエクササイズは、好きなだけ行ってもよい。
「フィガロの結婚」の序曲は、このエクササイズにピッタリの曲なので勧めたい。
心が浮き立つような、素晴らしい感覚があるだろう。
ノーシス書棚:
http://gnosis317.web.fc2.com/
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「サザエさん 「カツオ 磯野家のルーツを探る」 前編」
http://www.youtube.com/watch?v=GD9QgvSQPqY
千回記念の特別ストーリーとの事ですが、サザエさんの珍しい親類が出てきて、
面白く感じました。
確かにわたくしも小学生の頃、自分の御先祖さまについて、知りたがった記憶が
あります。