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宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「聖母の宝石Ⅲ」

2008年09月20日 | Weblog
(画像はクリックされましたらっ拡大します。)

先日からの続きです。

王麗華氏の言葉で、他にも個人的に考えさせられたものが
あります。


○「人間関係の基本は、人徳から。
愛を根底に、よく話す人より、話をよく聞く人である事が
大切です。」

○「心を潤す優しい木でありましょう。」

○「閃きは天の祝福」

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【謙虚なる導き心】
(祈りの力―体質改善・万事円満)

「道開きの神様。
救いの道を示し、光を御与え下さいましたこと、心より感謝致します。
言葉や行いにおいて、神の子としての品位を保ち、守る事が出来
ますよう、祈ります。

誠実、勤勉、礼儀を重んじ、常に人々の模範とありたく、努力
致します。
秩序と謙虚を鏡とし、日々生活の中で、魂が磨かれていきますよう、
努めます。

与えられた環境で、社会のあり方、清く正しい道を御指導下さり、
心より感謝申し上げます。

教え導く者が、世の矛盾、偏見に惑わされ、囚われることなく、
柔和に、謙虚に、生きる事が出来ますよう、必要な知恵と
力を御与え下さい。」

………

【神様の言葉に出会う祈り】
(祈りの力―自立成長・人事円満)

「力と喜びを湧かせる御言葉、生命のしずくを御授け下さい。

悩みの波動の中で、志を失うところ、神様の愛に気づきました。
どうぞ変わらぬ心で御見守り下さい。
そして、私の致すべき務めに、お光を御注ぎ下さい。
御与え下さいました道に努め、感謝の念を持って精進致します。

どうかこの感謝の念が高くこだまして、再び私の心に、勇気と
希望が湧き上がり、神様の御前に立ち上がれますよう、お人さまを
通して、み声を御授け下さい。
なにとぞ御諭し下さい。

素直な心、清らかな心をもって、神様の愛をお受け致します。」

………

【疑いを払う祈り】
(祈りの力―疑心暗鬼)

「永遠の神様。
私の心が変わりゆくものに囚われることなく、聖なる道に向かって
焦らず登って行けますよう、御導き下さい。

どうか魂に恥じない一日を送らせて下さい。

例え絶望的でも、何もかも信じられなく時があろうとも、また将来が
不安で、たまらないと感じるような時でも、私に相応しい真理の道を
御導き下さい。

世のため、人のために生きる者として、なにとぞ大いなる愛の中で、
心を目覚めさせて下さい。」

………

【迷い払いの祈り】
(祈りの力―体質改善・迷い払い)

「御慈愛深き神様。
変わらぬ御見守りを頂き、感謝致します。
素晴らしい新たな一日を迎える事が出来ました。

日々の生活の中で、心も言葉も神様のみ心に叶い、生命輝く御導きを
御与え下さい。
欲望の海に溺れる事なく、様々な危険から御守り下さい。

真実を柔和とし、愛と思いやりのある生活を育てる事が出来ますよう、
御導き下さい。
心を鍛え、一生懸命に登ります。

私の肉親、兄弟、姉妹達にも、御導きの糸が引かれ、日々御見守り
下さいますよう、この祈りをみ前に御捧げ致します。」

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「ドナルドは今、マリオに夢中なんだ」
http://jp.youtube.com/watch?v=Zr857KhtxLQ&feature=related

音が非常に合ってます。
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「天女の美容法」

2008年09月19日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します。)

王麗華氏は昔、少女雑誌「マイバースデイ」誌上などで、少女達に
どのように自己の内面と外面を磨き高めて、少しでも天女に
近づく事が出来るかという事を伝えておられましたが、中でも
「美しさは魂の輝きから」と題して、人間の美が内面から
にじみ出るものであるという事を解説された言葉には、
説得力があり、その言葉は十代の少女を対象にしたもので
ありながら、成人した今でも個人的に非常に共感させて頂く所が
あります。

以下本文です。

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【美しさは魂の輝きから】

皆さんも一度は、心を奪われるような美しさをもった女の子に
出会った事があるでしょう。

特に美しい顔立ちをしているわけでもないのに、何故か「美しさに
満ち溢れている」。
では、その美しさとは、どこから来るものなのでしょうか。

それは人間の魂が放つ、光の美しさからと言っていいでしょう。
美しく清らかな心を持った人は自然に、それが動作となり、
言葉となって表れてくるものなのです。
醜い魂を持った人は、表面をいくら美しく飾っても、清らかな
美しさは出てきません。

身も心も美しい人は、全身に光り輝くオーラがあり、また
日常生活の中でもムダがありません。
日々の生活を惜しみなく、精一杯生きているのです。
まるで「天女さま」のようですね。

天女とは、このような美しさを兼ね備えたエリートであり、また
人間に愛と勇気を与える、素晴らしい使命を持った「天の使者」
なのです。

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そして内面とは別に、外面を磨くための氏の「天女美容法」なるものも
紹介され、わたくしも十代の頃に、家族に隠れて一人でやっていた
記憶があります。

その効果の方は自分では何とも言えませんが、今回一つ「美しい声になる」
というものを転載させて頂きます。

以下本文です。

………

【美しい声になる】

美しい声、優しい声は、あなたの印象をソフトなものにします。
何と言っても、普段から怒りを発したりせず、穏やかな心になる事が
大切です。

さて、実際に簡単に出来る方法としては、リンゴジュースにバラの花を
一枚浮かべて飲んでごらんなさい。
これを毎日続けると、だんだんに素敵な声になります。

また頭のてっぺん(百会と呼ばれます)をコンコンコンと叩きます。
そうすると喉に刺激を与えてくれます。

あともう一つ大切なのは、あまり喉をカラカラにしないこと。
美味しいお茶などを飲んで、水分を与えてあげます。

………





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「千と千尋の神隠し」
http://jp.youtube.com/watch?v=GoE8OqBYy34&feature=related

編集の仕方がとても上手く、音楽と映像を堪能できます。
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「月の瞑想」

2008年09月18日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します。)

先日の『中秋の名月』、こちらは雲もなくはっきりと見る事が
出来ました。

アメリカには『中秋の名月』という概念自体がないのですが、
それでもその日の月は格別の美しさで、「今日の満月は美しい」と
言っている人もいました。

また月の満ち欠けのリズムは、人間の身体や精神に色々な
影響を与えると言われていますが、自身の体験によって、
「満月中に出血すると止まり難いので動物の手術を避ける」という
人や、「満月の日は病院に緊急輸送される患者が増加する」、
「満月の日は狂気が増大する」という人がいるなど、色々な事が
こちらでも言われています。

わたくし自身は子供の頃から、単なる天体以上の思いを持って
月を眺めるような事が度々あり、月と人間に関する考察はいつも
興味深く感じます。

一方色々な神秘学体系の中で、月を観想する、月からエネルギーを
取り入れるという技法も伝えられています。
ルネ・ヴァンダール氏の体系でも、月光浴をしながら瞑想をする
方法があり、以下誌上で紹介された「ムーンシャワー法」です。

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月光浴というのも、メディテーションの一種です。
月の光には、心を清らかにしてくれる不思議な効果があるのです。

次にご紹介するムーンシャワー法は、月の光を浴びて、心と体の
バランスを整えるメディテーションです。

気候の良い時は5分間ぐらい行うのがベストですが、寒い時に外で
長時間行うのは逆効果です。
またコンディションの悪い時は、ルナシー(狂気)に襲われる恐れが
ありますから、中止するようにして下さい。

①月がよく見える場所に、胡坐をかいて座ります。

②「息を吸い、3秒間停止し、それからゆっくり連続的に息を吐く」
呼吸を3回繰り返し、胸の前で合掌します。

③目を閉じて、月の光が隅々まで行き渡るのを感じたら、
ストップして下さい。

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「魔笛は触媒」

2008年09月17日 | Weblog

(画像はクリックされましたら拡大します。)

有名な「ハーメルンの笛吹き男」に関する考察で、
90年代に某雑誌に掲載されたコラムです。

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【別の事件が一つの伝説に】

12世紀にドイツのハーメルンという町で、突然130人もの子供達が
集団で消える、という不思議な事件がありました。
この歴史的事実が伝えられていくうちに、いつの間にか、大いなる
一つの伝説が出来上がりました。
それが世界の謎、「ハーメルンの笛吹き」です。

奇妙な絵を描く魔術的科学者として著名なアタナシウス・キルヒャーは、
1650年に「普遍的音楽技法」という書物の中で、この伝説の概要を
収録しています。
また、グリム童話の作者も、「ドイツ伝説集」の中にこの伝説を
掲載しています。
更に哲学者ライプニッツは、この伝説の中には「何か真実が
隠されている」と述べています。

話の概要を少しばかり説明しましょう。
ハーメルンの町にネズミがすごく増え、町中を酷く荒し回り、人々は
大変困っていました。
そこへ奇妙な姿をした男が現れ、町長と取引をしました。
ネズミを退治するから、報酬を払え、と。
男は笛を吹いてネズミを川に導き、見事退治してしまいました。

しかし、町の人々は報酬を払うという約束を破り、払ってくれません
でした。
そこで笛吹き男はまた笛を吹き、町の子供達を引き連れ、何処かへ
消えてしまったという事です。

この「ハーメルンの笛吹き」は、今や世界中で一番知られた伝説
となっています。
実はネズミ退治の話と、子供達の集団失踪は元々別の事件で、
伝説化されるうちにいつの間にか一緒になった、と言われて
います。
どうして一緒になったのでしょうか?

【魔笛は触媒だった】

ネズミとは、私達の身の回りに常に繁殖し、食い荒らす小動物
です。
このネズミが伝説の中で行動するとなると、受け手にとっては
ただの小動物では済まなくなります。
なぜなら、「密かに害を為すもの」の例えとして、私達の心の
中に住むからです。
心のネズミ、それは私達の日常の不平や不満、グチ、ボヤキ、
不安の事です。

そうです、ハーメルンのネズミは、小動物であると共に、市民
達の不満や不安が根積みされた憂い(鼠思 そし)であると
言えます。

確かに市民達は、初めは鼠が増えた理由を町長のせいに
します。
私達の生活がうっとうしくイライラするのは政治のせいだ、即ち
町長がみんな悪いのだ、という事です。
よくある理屈ですね。

となると、笛吹きは、それを取り除くお祓い師といった所でしょうか。
もし運良く笛吹きが現れなかったら、暴動が起きて町長は
スケープ・ゴートとして殺されていた事でしょう。

俗説では、笛吹きは報酬の約束が守られなかったので怒って
復讐した、と理解されています。
それで子供達を連れ去ったのだ、と。

でもよく考えると、これは間違いだとわかります。
なぜならいくら笛吹きの魔笛でも、そんな沢山の子供を操る
ほどの能力は持っていません。
これは見逃す事の出来ない重大な事です。
要するに笛吹きは、集団家出の手を貸したにすぎないのです。

そもそもネズミの場合からしてもそうです。
魔笛は大集団になった時に暴走する動物学的習性を上手く
呼び起こして川に導いただけにすぎません。
だから町長も町の人々も、報酬を払わなかったのです。

子供達の場合はもともとこんな田舎くさい町にいたくない、
という潜在意識がありました。
こんな不満だらけで憂鬱の根積もった所なんか、うんざり
だからです。

子供の目は実に鋭いもの。
大人達の腐った性根のはびこった町の雰囲気にも、敏感
なのです。

子供からすれば、ネズミも、町の大人達の心のネズミも
同じように見えます。
ネズミがいなくなったって、せいせいしません。
却って、大人達の性根を見て、余計イヤになった事でしょう。
ああ、もうイヤだ。早く抜け出して、もっと明るい爽やかな
世界に飛び出したい(若者が刺激的でチャンスがありそうな
大都会に憧れるのも無理はありません)と。

更にその上、笛吹きに報酬を払わないというドケチな鼠根性。
これが子供達の心にトドメを刺しました。
子供達の潜在意識は、爆発寸前にまで高まってしまいました。
それを現実の行動に移す触媒が魔笛だった。
実はこれが、大いなる伝説に隠された「真実」なのです。

最近ではネズミはだいぶ少なくなりました。
しかし、心のネズミは相変わらず増え続けています。
ほら、あなたの心にも……。

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この伝説にはこうした解釈もあり、興味深く感じました。

わたくし自身は「笛吹き男」が集団催眠をかける事に長けていた
人物ではないかと推測していましたが、この伝説は色々な面から
考えさせられる所があると思います。



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『妖精との交流』

2008年09月16日 | Weblog

(画像はクリックされましたら拡大します。)

画像は昔の少女雑誌「マイバースデイ」の妖精シリーズの中に
登場した、クローバーの妖精ペペです。
彼女のおまじないとしては、「四葉のクローバー、もしくは三つ葉の
クローバーを4本一緒に根を結わえ、広げて押し花にしたものを
お守りにすると、人気者になれる」というものが紹介されていました。

以下、某所での妖精の目撃・体験談の投稿の場所からです。

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五センチくらいの小さいおっさんがよく俺の前を通って逝くけど、小人って
それのこと?
そんなの珍しくないだろ

……………

北海道はマジでうじゃうじゃいるぞ、小人。コロポックルな。
光りもんとかが好きで、小銭とかスプーンとかを、
いつのまにか持ってっちまうんだ。
アクセサリーなんかも好きらしいな、奴らは。

……………

短大の頃、友達に「絶対、笑わないで!」と言われ
小人のハナシを聞きました。

なんか、小学校の頃に、おまじないみたいな類の本を読んで
『小人と文通する方法』が書いてあったんだって。
小人は、テレビの影とか縁の下とかに人目につかない所にいて
アクセサリーや、香りつきの消しゴムとかファンシー?なものが好きなので
そっと小さな手紙といっしょにプレゼントしましょうってなカンジで
紹介してたので、彼女は実行したらしいです。

↓(以下友達に聞いた内容)

最初は、鉛筆をテレビの裏に忍ばせておいて次の日見たら無くなってた。
その時に、ちっちゃな紙に自分の自己紹介を書いておいた。

また、次の日に同じ場所に消しゴムと手紙をおいたら、やはり
なくなっていた。
それを、3~4日続けた時、ある日自分の机の引出しにちっちゃな手紙が
入っていた。
その手紙の文字も、ちっちゃくて全部カタカナであったらしい。
何が書いてあったのか聞いてみると。。。

『イツモオテガミアリガトウ ボクタチハ サンニンキョウダイデ…(失念)』

と、お礼の手紙だった。
それから、3回ぐらいやりとりしたのだが、ある日彼女は
ルールを破ってしまった。
この事は、自分以外の誰にもしゃべってはイケナイ、しゃべったら
もう小人はどこかへ行ってしまうのだそう。

まだ小学生でもあった彼女は、しゃべりたくて自慢したくて
とうとう友達にそのことを学校でしゃべってしまった。
そして、学校から帰ってきたときに机の引出しにしまっておいた
手紙を見ようとしたら、全部なくなっていた。
という。

(中略)

彼女はおとなしく、おっとりとしてとてもウソをつくような子では
ありません。
不思議ちっく系なハナシは、後にも先にもこの小人のハナシだけ。
私は、小人の存在がどうのこうのより、彼女のハナシは信じています。
だって、私にウソつくのに「ボクタチハ サンニンキョウダイデ…」
なんて、ねぇ???>心の中で大爆笑でしたが。。。<本人は真面目顔

あっ、彼女の実家は高知でした。

……………

子供のころ秘密の場所ってよんでた かぶと虫採集スポットに
40センチぐらいの変なのが時々いたなぁ
木の枝で鉄棒でやるみたいに大車輪してるから
俺たちは「ぐるんぐるん」って名付けてた
異様な回転の速度が怖かった。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

こうした事は他人に証明出来るものではないので、信憑性というのが
難しいのですが、個人的に興味深く読ませて頂きました。

また日本や中国だけでなく、ヒマラヤにおいても、山には精霊などの
存在が宿っており、時に登山者を事故に遭遇させたり、遭難させたり
するとされています。

そこで入山前のお祈りや携行する護符、エベレストのような場合には
儀式があって、お香の煙を見て精霊がどのように受け取っているかを
見るような事がありますが、放浪の民であるジプシーの間でも、
そうした精霊に呼びかける事があるそうです。

以下過去に「マイバースデイ」誌上にて紹介された、ジプシーの
「おまじない」です。

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【精霊と友達になる】

高い山や、谷に出かけた時に行う魔法です。
ただし、効果は日曜日にしかありませんので、念のため。

そこであなたが叫ぶ呪文は「プォゼン・ヴィラ!」。
「プォゼン・ヴィラ」とは、自然の中に住む善い精霊の総称です。
彼女達はその存在を人間に意識されるのが大好きで、呼んで
くれた人と友達になり、運がよければ姿を見せてくれたりもします。

また自然災害や遭難から、優しく守ってくれるはずです。

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日本でこの呪文が通じるかどうかはわかりませんが、
「山に精霊が宿る」という感性は、近代西洋合理主義が
浸透している所以外で、一般的的なものではないかと思います。
コメント

「白いお守り」の作り方

2008年09月15日 | Weblog
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90年代中頃の一時期に出版された、主に10代の女子学生を
読者の対象にした、実践神秘学について、ホラーなども
盛り込みながら解説した一つの本があったのですが、それは
少女向けとは言え、「自分に特に好感を持っている神様を一人だけ
見つけ選び、その神様とのつながりを強めていき、それから夢で
出会ったりして、最終的には夢見の中でその神様の住まう『神殿』に
会いにいく」という、ただの遊びとは違うと思われるような方法の
解説もありました。

ただその本は内容的にかなり濃い上に、90年代中頃の、宗教や精神世界に
微妙な打撃が与えられた時期に出されたものであったからか、
出版されて間もなく絶版になってしまったようで、80年代などで
あればもう少し事情は違ったかもしれないと感じます。

その本の中に、「善念善徳を貯める白いお守り」の作り方が紹介
されていました。
わたくし自身は作った事がありませんが、以下その本からです。

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【白いお守り】

(用意するもの)

・白い麻の布(縦20センチ、横10センチ)
・白い綿レースのリボン(50センチ)
・白い糸
・縫い針・はさみ

(作り方)

①白い布を切りぬいて、掌より小さめのポケットを2枚
作る。
この2枚を重ねて、白糸で周りをしっかり縫い合わせる(画像)。

②縫い合わせたポケットの両端に、2本のレースを縫い付ければ
出来上がり。

【使い方】

首に掛けて使うんだ。
ポケットには何も入れてはいけないよ。
あんた達の正しい気持ち、正しい行いが、この首の下の
ポケットに入る事になってるんだからね、一応。

ポケットに正しい気持ちと行いを沢山詰め込むほど、運が
どんどん良くなる。
人にこのお守りを貸すと、その人を守ってくれるしね。

ああ、もう一つ。
悪い事ばっかりしながら、「白いお守り」をしていると、
ポケットが汚れて、逆にどんどん運が悪くなるから、承知
しとくんだよ。

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このお守りの効力はわかりませんが、少なくともこれを身につけて
いる間は、一層自分の思いや行いに注意深くなりそうです。
更に善念善徳がその人を守るという事を想起させられ、個人的に
興味深く思いました。

また故意に悪い念をためてから人にあげると呪いになりそうに
感じます。
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蘇黄菜(スファンツァイ)レシピ

2008年09月14日 | Weblog
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昨日は大陸の「蘇黄菜(スファンツァイ)」というお菓子のような
ものを作りました。
「菜」というので日本語では野菜料理のように見えるのですが、卵と
片栗粉と砂糖と油を使う料理です。

卵を片栗粉と併せるのは、日本では錦糸玉子を作る時などに
おいて一般的なので、これを作りながらそれを思い出しました。

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(材料)

卵 1個
油 砂糖 適量
片栗粉 スプーン2杯

(作り方)

①片栗粉スプーン2杯をボールに入れ、少量の水を加えて
よく溶く。

② ①に卵を割り入れて、よく溶く。

③鍋(中華鍋?)に少量の油を入れて②を入れ、薄く伸ばし
ながら焼く。

④卵を取り出して小さな菱形に切り、鍋に油を入れて熱し、
切った卵を入れて揚げ、膨らんできたら取り出して油切りする。

⑤別の鍋にオタマ1杯の水を入れ、砂糖大さじ4杯を加えて
ゆっくりかき混ぜながら熱し、砂糖をよく溶かす。
泡は徐々に小さくなっていき、泡がアワ粒くらいの大きさに
なったところで、④の卵を入れ、鍋を火から離して飴状に
なった砂糖をよく絡めて出来上がり。

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本来は食べる時に冷水につけて冷たくしてから口に入れる
という事でしたが、わたくしは自然に冷えるのを待ってから
いただきました。

コメント

現象と易

2008年09月13日 | Weblog

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某占術研究家の易に関するエッセイからです。

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ここ最近で最も印象深かったのは、3月20日の朝の占断
です。

その日は午前中に広尾で友人と待ち合わせをしていた為、
目覚ましを午前7時にセットして起床。
しかし目覚めた時から何となく頭が重く、シャワーを浴びても
コーヒーを飲んでも治りません。
頭がボーッとしていて、とても人と会話する気にならない
のです。
一月も前から約束していた事なので、本来なら多少無理を
してでも行くべきなのですが、どうしても気が進みません。

何か良い方法はないものかと考えて、早速易を立ててみました。
結果は「天雷无妄」。「自然の成り行きに任せなさい」という
意味の掛が出ました。

そこで思い切って友達との約束をキャンセルし、今日一番
行きたかった五反田のスポーツジムへ。
たっぷりと汗を流したので頭もスッキリし、爽やかな気分で
自宅に戻った私は、その時初めて地下鉄サリン事件を
知ったのです。

もしあの時無理をして予定通りの行動をとっていたら、丁度
事件のあった時間に中目黒から広尾までの電車に乗り合わせて
いた可能性が大です。
また「気分が乗らないから」と軽い動機で立ててみた易ですが、
後で考えてみると、どの結果には大切なメッセージが込められて
いたのです。

というのも、上掛が「天」、下掛が「雷」からなる「天雷无妄」は、
本来天から雷が落ちるという意味の掛で、地上に災難が起こる
事を意味しています。
つまりこの掛には、「予期しない災難や事故に注意」という
警告が含まれていたのです。

結果的には災難は逃れたものの、これから易を立てる場合は
もう少し注意深く取り組もうと思ったのは言うまでもありません。

3000年という長い歴史を持つ易学は、とても応用範囲が
広い占いで、人生のあらゆる場面で役立ちます。
「人は自分が知っていると思っている以上の事を知っている」
と言いますが、私の場合、易は質問者の潜在意識に眠って
いる情報を引き出してくれると思います。

今回のようにちょっと迷ったり、何となく気に掛かるという時に、
その原因を解明し、方針を促してくれるので、とても便利です。

また易占いを続けていると、虫の知らせや胸騒ぎなど、
心の微妙な動きに敏感になってくるようです。
先の見えないこれからの時代、自分の直感を頼りに生きて
いく必要性はますます高まるでしょう。
直観力を鍛えるツールとしても、易は大いに役立ちます。

易の上達のコツは、思い立ったらすぐ占うこと。
それと、易で得た回答と現実の結果とを後でチェックする事も
大切です。

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易には道具を使用して掛を立てる方法と、目の前に出現した
事象・事物を法則によって掛として占う方法がありますが、
以下、以前書かせて頂いた、易を研究された占術家によって
書かれた「ジンクス」の続きです。

………

・男の人と女の人が交互に6人並んで歩いているのを見たら、
友人と喧嘩しそう。
でも女性が5人、男性が1人いるのを見かけたら、仲直り
出来ます。

・一緒に歩いているカップルが、あなたの見ている前で左右に
分かれて歩いて行ったとしたら、今習っているお稽古事が
上達する暗示よ。

・広い通りで大型犬に出会ったら、自分の将来の道が
決まるような出来事が起こります。

・目をつぶって本を開き、開いたページに太陽か山の
写真、またはイラストが載っていれば、友達から良い
ニュースを聞けるでしょう。

・いつの間にか靴が脱げてしまったり、かかとを踏んでいたら、
無駄遣いをしてしまいそう。
お小遣い管理はしっかりね。
コメント

二つの人形

2008年09月12日 | Weblog
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先日放送されたテレビ番組で、ブードゥー魔術の人形が起こした
怪異について取材されたものがありました。

ブードゥー魔術はアフリカよりアメリカ大陸に連れて
来られた黒人達のアフリカの土着の宗教が更に呪術的な
要素の発展を遂げたものであると言われていますが、その中で
使用される有名なブードゥー魔術の人形と言えば、多くの場合呪詛や
恋愛の願望に対して使用されるようです。

その番組の取材では、ブードゥー魔術の専門家や魔術師が比較的
多いニューリンズに旅行した際、ブードゥー魔術の店に入り、
自宅保管用のお土産として二体の人形を購入した、アメリカ東部に
住むあるクリスチャンの夫婦のケースが取り上げられました。

夫婦が家に人形を保管しておいた所、突然家鳴が毎日起こる
ようになり、そして突然金銭的な問題も起こり始めたそうです。

突然の事で、しかも思い当たる理由もないので夫婦は最初困惑
していましたが、それらの人形を購入してから始まった事を
思い出し、それまでじっくりと見ていなかった人形の全体を
見てみる事にしました。

すると一つの人形の胸部には$マークと、その上に消すような印が
記され、もう一体の人形の胸部にはハートマークとその上に
消すような印が記されており、少々薄気味悪く感じたその夫婦は
それらを自宅の庭で焚き上げました。

しかし問題は解決するどころか、一層悪い方向に進みました。
そこで霊能者や大学の超心理学の研究者に相談して、
彼らを自宅に招きました。

まず最初に一切の情報を与えずに、人形を保管してあった部屋に
霊能者を入れ、何を感じるかを尋ねました。
すると「ウィジャ板のようなオカルト的なものがここに保管された
後で燃やされたようだ」と答えました。

そこで初めて霊能者に情報が渡され、彼は人形を燃やしたという
庭に出てみると、人形の大部分は燃やされていたものの、頭部が
完全に燃えずに残っているのを発見しました。

そこでブードゥー魔術に通じている人に尋ねた所、何かのマークの
上に×印が記されている事は、そのマークが象徴するものに対して
問題を起こすための呪詛用の人形であるそうで、その人形を呪いたい
相手に贈ったり敷地に埋める事で効力を発揮するもののようですが、
その人形はブードゥー魔術の店で店主から出されたという事で、
故意に夫婦に呪詛用の人形を提供された可能性も否定できないと
いう事でした。

次にその自宅に大学の超心理学の研究者らが撮影や録音のための
機器を持ち込んで夜間まで待っていた所、丑三つ時になって突然
家鳴りが始まり、その家鳴りの起こっている方向に向かって質疑応答を
試みた所、返事のような音声として人間と獣の間のような音声が
明確に得られました。

結局それらの人形の燃え残りと灰などを全てブードゥー魔術師のもとに
送り、更に自宅では祓魔の「聖ミカエルの祈り」を唱え、それで全て
解決したようですが、「人形を使う呪詛」という事で、個人的に
関心を抱かされる所がありました。
また「呪詛」して一時的に何らかの成果を上げた所で、結局かけた
本人が一番不幸になるだけではないかと思います。


画像の方は、昔の少女雑誌「マイバースデイ」の中の、紙人形を
使う恋愛に関するおまじないですが、わたくし自身は試した事がありません…。

コメント

「3つは多いか、少ないか?」

2008年09月11日 | Weblog
(画像はクリックされましたら拡大します。)

画像の方は本文と直接関係ありませんが、昔の少女雑誌
「マイバースデイ」誌上において掲載された、「妖精おまじない」です。

魔法のランプから魔神が登場して「3つの願い事を叶える」と言う
のは非常に有名な御話しで、もし自分がそのように言われた場合、
よく「願い事の数を増やしてもらう」と答えるという人がいますが、
そもそもこの「3つ」という数は多いのか少ないのか、また何故
「3つ」なのか、という考察が90年代の某雑誌において展開された
事があります。

以下、その中の一部です。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

【第一の願いを知っている人が幸せになれる】

〔金・銀・そして自分の斧 『3つの斧』の物語〕

『3つの願い』から少し話がそれますが、『3つの斧』という童話から、
更にこの秘密を分析してみましょう。

ある日若い木こりが山に木を伐りに行きました。
ところが間違って一本の斧を湖に落としてしまいました。

木こりが途方にくれていると、湖の女神が金の斧を手にして現れ、
「これが貴方の落とした斧か」と尋ねます。

彼は金の斧では仕事にならないので、「違います」と答えます。
今度は女神は銀の斧を手にして現れ、彼は再び「違います」と
言います。

最後にやっと彼が落とした斧を手にして現れ、彼はそれが自分の
斧だと正直に告げます。
女神は彼の正直さに感嘆して、金と銀の斧も与えました。

この話を聞いた嘘つきの木こりが、自分も金と銀の斧をせしめ
ようと、わざと湖に斧を落とし、金の斧を手にした女神が嘘つきの
木こりに、「これは貴方の斧か」と尋ねます。
嘘つきのきこりは「そうです」と答えるのですが、女神はその木こりに
斧を帰す代わりに罰を与えました。


【たった一つの願いが人を幸福にする】

若い木こりは正直であるという以前に、まず自分の必要なものを
しっかり知っていたという事が言えるでしょう。
彼は常に自分の仕事の為に何が必要かという視点から、女神に
答えていきました。
嘘つきの木こりにはこうした要素は全くなく、ただ単純に欲望に
流されていきました。

幸福というものは、どうも自分のすべき事がはっきりとわかっている
人のもとに訪れるようです。
自分の夢が何で、自分がどんな人間で、しかも時間に限りがあり、
能力にも限界がある。
そういう事を知った上でなお、自分の夢を基点に生きていこうと意志
する人。
そのような人にこそ、魔人や女神、妖精は助けてくれるようです。

魔人の『3つの願い事』とは、実はあなたの願い事を一つに絞り込む
ための試練なのかもしれません。
だからこそ、「3」の数字に惑わされず、真に切実で建設的な「第一の
願い」を一つだけ発見する事が何よりも大切なのです。

欲望に流れて手に余るものを望んだり、あるいは目的を見失い、
手段に走ってみたり、下手な策略を弄してみても、魔法のしっぺ返しを
くらうだけ。
正しい明確な夢と「第一の願い」をたった一つだけ持っていれば、あなたの
魔法のランプは知らずのうちに、あなたの心の中で輝き出すのです。

では余分(?)にあるあとの二つの願いは魔人の意地悪なのでしょうか。
いいえ、願い事はやはり3つの必要です。

でも、あとの二つを手に入れらるのは、自分の「第一の願い」を知って
いる人だけなのです。

(後略)

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大切な考えが含まれているように、個人的に感じます。


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