宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「菩薩善戒経」

2017年12月29日 | Weblog



「菩薩善戒経」の経文の一部でも
誦したり 聴いたり 書写したり 他人に教えたりする事で

無量の功徳を集められるとされます。


以下 「菩薩善戒経」の一部です。


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「菩薩生有五種一切(ぼさつしょううごしゅいっさい)
一切行一切菩薩浄(いっさいぎょういっさいぼさつぎょう)
為令衆生安穏楽故(いりょうしゅじょうあんのんらくこ)
一者為離苦有(いっしゃいりくう)
二者随心行有(にしゃずいしんぎょうう)
三者勝有(さんしゃしょうう)
四者自在有(ししゃじざいう)
五者菩薩後有(ごうぼさつごう)
遠離苦有者(おんりくうしゃ)
菩薩若見衆生飢渇苦悩遭荒穀貴(ぼさつにゃくけんしゅじょうきかつくのうそうこうこくき)

爾時菩薩以願力故(にじぼさつにがんりきこ)
受大魚身無量由旬以施衆生(じゅたいぎょしんむりょうゆじゅんにせしゅじょう)
衆生食已飢渇得除(しゅじょうじきちきかつとくじょ)
以願力故身転増大(にがんりきこしんてんぞうだい)
若有悪世一切衆生(にゃくうあくせいいっさいしゅじょう)
四百四病同時発作(しひゃくしびょうどうじほっさ)

菩薩爾時以大願力作大医王(ぼさつにじにだいがんりきさだいいおう)
能令衆生遠離病苦(のうりょうしゅじょうおんりびょうく)
若有悪世兵甲競起衆生恐怖(にゃくうあくせいひょうこうきょうきしゅじょうきょうふ)
地主諍国不知厭足菩薩(じしゅそうこくふちえんそくぼさつ)
爾時為大法王有大力勢(にじいだいほうおううだいりきせい)
以善方便和合二敵(にぜんほうべんわごうにてき)
以軟語故壞其悪心(になんごこかいごあくしん)
不打不罰不閉不繁(ふだふばつふへいふはん)
不断其命劫其財宝(ふだんごみょうごうございほう)
等視衆生猶如一子憐愍衆生(とうししゅじょうゆうにょいっしれんみんしゅじょう)
若有邪見為供養天造作邪業(にゃくうじゃけんいくようてんぞうさじゃごう)
菩薩為破如是邪見示受鬼身(ぼさついはにょぜじゃけんじじゅきしん)
現夢教言(げんむきょうごん)
汝今不応殺羊祠祀(にょこんふおうせつようしし)
是故菩薩為破衆生諸苦悩故示受諸有(ぜこぼさついはしゅじょうしょくのうこじじゅしょう)
是名離苦有(ぜみょうりくう)
随心行有者(ずいしんぎょううしゃ)
菩薩摩訶薩以願力故(ぼさつまかさつにがんりきこ)
示受畜生種種諸身為破畜生諸悪業故(じじゅちくしょうしゅじゅしょしんいはちくしょうしょあくごうこ)
作悪鬼身作悪人身(さあくきしんさあくにんしん)
又作邪見婆羅門身(ゆうさじゃけんばらもんしん)
或復示作貪五欲身(こくぶじさどんごよくしん)
先随其心示受諸有(せんずいごしんじじゅしょう)
為令衆生離悪業故(いりょうしゅじょうりあくごうこ)
雖受有身不作悪業(すいじゅうしんふさあくごう)
若彼作時自終不造(にゃくひさじじしゅうふぞう)
衆生見已亦効不作(しゅじょうけんちやくこうふさ)
以善方便破壊衆生(にぜんほうべんはかいしゅじょう)
所有悪業是名随心行(しょうあくごうぜみょうずいしんぎょう)
有勝有者(うしょうしゃ)
菩薩生時勝諸衆生(ぼさつしょうじしょうしょしゅじょう)
若姓若色若命若果報(にゃくせいにゃくしきにゃくみょうにゃくかほう)
果報如自利利他品説(かほうにょじりりたぼんせつ)
是名勝有自在有者(ぜみょうしょううじざいうしゃ)
修初喜行至十二行(しゅしょきぎょうしじゅうにぎょう)
菩薩爾時所示受身(ぼさつにじしょじじゅしん)
名為自在(みょういじざい)
自在者即是願力(じざいしゃそくぜがんりき)
従性地乃至十二行(じゅうしょうちないしじゅうにぎょう)
受転輪王身自在天身(じゅてんりんのうしんじざいてんしん)
乃至阿迦尼た天身(ないしあかにたてんしん)
及過阿迦尼た一切諸有(ないかあかにたいっさいしょう)
於諸有中得無上身(おしょうちゅうとくむじょうしん)
以願力業力(にがんりきごうりき)
是名自在有(ぜみょうじざいう)
菩薩後有者(ぼさつこううしゃ)
菩薩最後身名菩薩有(ぼさつさいごしんみょうぼさつう)
具足成就荘厳菩提(ぐそくじょうじゅそうごんぼだい)
若生婆羅門種(にゃくしょうばらもんしゅ)
若生刹利種(にゃくしょうせつりしゅ)
得阿耨多羅三藐三菩提作一切仏事(とくあのくたらさんみゃくさんぼだいさいっさいぶつじ)
是名菩薩後有(ぜみょうぼさつごう)
過去菩薩摩訶薩亦受如是五有(かこぼさつまかさつやくぶにょぜ)
現在未来諸菩薩等亦復如是(げんざいみらいしょぼさつとうやくぶにょぜ)
因是五有得阿耨多羅三藐三菩提果(いんぜごうとくあのくたらさんみゃくさんぼだいか)
若有菩薩修行示受是五有者(にゃくうぼさつしゅぎょうじじゅぜごうしゃ)
即得阿耨多羅三藐三菩提(そくとくあのくたらさんみゃくさんぼだい)。」



「種々の三昧や福徳を得 臨終において諸仏の来迎を受ける」



誦したり 聴いたり 他者に教えたりする事で
守護が得られ
一切の煩悩から解脱し
業障が死滅し
種々の三昧や福徳が得られ
臨終において諸仏の来迎を受けるなどの 多くの功徳が得られる。

「タドヤター
アッチェ・アッチェ・ムネ・ムネ
アダネ・フフ・ムネ・ムネ
マハーリサバ・フフ・アグラダンデ
アラチャンデ・アタ・アタ・アビブタ
ヒニ・ヒニ・ヒリ・ヒリ・ヒリ・ヒリ
ヒリ・ヒリ・ヒリ・トリクマ
グマ・グマ・グマ・ヒリ・ヒリ・ニリ・ニリ
マハーニリ・サムドラ・メカー
ハタ・ハタ・ハタ・ダラナメ・ダラナメ
カクサバ・カクサバ・カクサバ
プラスィビ・アパテ・ジョバユ・アーカサ
タタタ・ガンベバ・グムベ・アクシグムベ
ジグラグムベ・サルヴァム・ガクムベ
ラージャーグムベ・サマタグムベ・スヴァーハー。」



「自己の意識を浄化する」

意識とは 八識の中の6番目に当たるものであり、
意識を浄化する事で
自己の疑毒を陽化して 妙観察智に転じます。


合掌して3遍誦す。

「ナム・グルベー
ナム・ブッダヤー
ナム・ダルマヤー
ナム・ソウギャー。」

このような「金剛三昧耶」の手印を結んで 3遍誦す。





「帰依大恩根本歴代師 (きえだいおんこんぽんれきだいし)
願諸衆生得安楽(がんしょしゅじょうとくあんらく)

帰依慈者本尊及壇城 (きえじしゃほんぞんきゅうだんじょう)
願諸衆生離諸苦(がんしょしゅじょうりしょく)

帰依証覚出有壊諸仏(きえしょうがくしゅつうかいしょぶつ)
願諸衆生常慈善(がんしょしゅじょうじょうじぜん)

帰依五蔵十二部正法 (きえごぞうじゅうぶしょうほう)
願諸衆生捨分別(がんしょしゅじょうしゃふんべつ)

帰依大悲法統(きえだいひほうとう)
勇父(ゆうふ)
空行(くうぎょう)
護法尊(ごほうそん)
願我与六道刹那(がんがよりくどうせつな)
父母頓証無上覚(ふぼとんしょうむじょうかく)。」



同様にして 3遍誦す。

「我与法界無余諸衆生(がにょほうかいむよしょしゅじょう)
一斎帰依上師仏法僧 (いっせいきえじょうしぶっぽうそう)
為度生事発慈悲喜捨 (いどしょうじほつじひきしゃ)
願身口意如上師成就(がんしんこういにょじょうしじょうじゅ)
オン・ボディチッタ・ベンザ・サマヤ・アー・ウン。」


自己の頭頂に 8枚の花弁の蓮華があり、
その中に 赤色の仏身で
法界定印を結んでいる 阿弥陀仏が座しておられる様子を観じ






自己の意識が浄化され
自己の疑毒が除かれ 妙観察智を得ると念じつつ
108遍誦す。

「オン・モンメジエー・スワハー。」
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2 コメント

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柿の木異変 (壺井繁治 老齢詩抄)
2017-12-29 01:03:42
   柿の木異変

裏庭の片隅に
柿の老木があった
実を結ばなくなってから
すでに久しい。
それでも秋が終りに近づくと、
悉くの葉が美しく紅葉した。
これが一枚一枚
炎となって燃えあがったら、
もっと素晴らしいだろうに・・・・・
老人はそう思いながら
柿の木を見あげたい。
そこへ真っ黒い小鳥が一羽飛んできて、
てっぺんの枝にとまった。
すぐそばの葉っぱが燃えあがり、
小鳥は火の玉となって落下した。
いや、それは老人の錯覚で、
どっか見えぬところから
狙っていた空気銃が、
射落としたのた゜

  (株)八坂書房  老齢詩抄  壺井繁治の詩
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2017年も そろそろ終わり|・) (もみ@舞う白羽 )
2017-12-29 05:47:15

|・)…

今年も あっという間に 終わってしまったばい|・)

大晦日に関しては
西洋で このようなおまじないがあるようばい。

++++++++

大晦日にホースラディッシュのスライスを
財布に入れて持ち歩くと
新年は金欠にはならなくなるといわれています。

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