宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「宇賀神功徳弁才天経」

2019年07月01日 | Weblog





以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペです。

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うちは田舎のかなり古い家で、本当に古いだけで何も凄いことはないんだけど、ほんのちょっとだけ
自慢できることに「異国の血が混じってる」ってことがあった。

その関係で母方のおばあちゃんが異国のおもちゃとか大事にしてて、それが母へと受け継がれてた。
中には相当な値打ちものがあるんだけど、そんなものはどうでもよくて、ただおばあちゃんが大事に
してたものというそれなりに丁寧な扱いをしていた。

十数年前のこと、
都会から疎開してきたバツイチ家族(ママと子二人と両親)があいさつに来たのだけど、
田舎でお隣さんとも離れ気味とは言え、なんでうちのほうまで来るんだろうという程度の距離。
しかも何かと理由をつけて(子供をダシにしたりもらいものを持ってきたり等)
家に上がりたがるような人だった。
こちとら田舎でも、
やたら家の奥に入りたがるような人はさすがに付き合いたくなくなり、
当然周りでもそんなんだから、当然のように孤立していきました。

ところがある時、同じ集落の人で町でリサイクルショップをやってる旦那が夜中に突然やってきて、
「見間違いだったらいいんだけど、あれ、どこにある?」と言ってきました。



その顔色から母はピンときて、すぐにおばあちゃんの遺品を探したけど色々となくなってました。
大事にしてたビスクドールのカトリーヌ(仮)、お守りのカメオ、
さる貴族様から頂いたといういわくつきのブローチ、etc...
他のはともかく、その三つについてはちょっとした問題があり、
いわゆる家や家人を守ってくれてるんだけど、
その代わりに周りに災厄を起こしたり、
無断で持ち出したりすると怒って災厄の固まりになるといわれているもの。

当時学生だった私は別に信じてたわけじゃないけど、確かに扱いが悪かったりするとなんか気持ち悪く
なったり不思議と悲しくなったりするのと、昔の遊び相手たちだったこともあり、一応大事にしてた。
そして母やショップ旦那はおばあちゃんが生きていた時に何かあったらしく、完全に信じてる人だった。


ショップ旦那が言うには、例の家族のママがアンティークだといって
それらのアクセサリー類を持ってきたんだそうな。
ショップ旦那はそれに気づいて、
「うちはアンティークはやってないけど。こりゃかなり値打ちものだよ。きちんと鑑定すればどれもすごい値打ちがあるよ。
ショップだと買いたたかれるからきちんと鑑定できる、大きな骨とう品店とかに聞きに行ったほうがいい」と
簡単に売らないように牽制をしてくれたんだそう。(嘘は言ってない)

うちの家族も慌ててショップ旦那が駐在さんを呼びに行ってる間に泥棒ママの家に襲来、
夜中にも関わらずドアをドンドンやって泥棒の両親をたたき起して
「うちから盗んだもの返せ!」とテンパって突っかかった。
しかし泥棒ママの両親は「何か証拠でもあるのか?警察呼ばれたくなかったら帰れ!」と。

今考えれば当然の対応なんだけど、その時横から「コツン」と音がして、
横を向くと廊下の「真ん中」にカトリーヌが座ってた。
すると泥棒の母親は腰抜かして「なんで、車のトランクに入れてたはずなのに!!」と。

ちょうど到着した駐在さんとショップ旦那が車に向かい、すったもんだの末トランクを開けさせると、
うちだけじゃなくいろんなものが入ってた。
泥棒ママの母も窃盗に協力してたらしい、泥棒ママの父はポカーンとしてたので知らなかったのかもしれない。

うちのいわく付きのものだけは調書を取った後すぐ返してもらえて、家の定位置に戻してあげた。
今考えるとすぐ戻ってくるとかありえないんだけど、たぶん駐在さんもこれだけはやばいと祖母から
聞いてたりしたのかもしれない。


そして翌々日、捜索中だった泥棒ママと子供が遺体で発見された。
車で隣県に行こうとしてたらしく、隣県につながる山道でがけから落ちて全員亡くなってた。

転落場所のガードレールが破れてなかったために発見が遅れたのだけど、
なんと泥棒ママだけは警察が発見するまで約2日半生きてた
(警官発見時にはまだ意識があった)らしい。
ただ、怪我具合から即死しててもおかしくないような大怪我で、
どうやって生きてたかもわからないが、その間意識があったなら地獄の苦しみだっただろうということ。

その後の調査で、時速150km以上の速度でがけから斜めに飛んで、
木にぶつかりながら数十m転げ落ちたということが分かった。
発見時の状況(誰もベルト締めてなかった)から、中はミキサー状態だっただろうと。
…街灯もない真っ暗な山道で、しかも道にも不慣れなはずなのに、
なぜそんなに猛スピードを出してたのかは不明。
車の中からは盗品が見つかったので、隣県に売りに行こうとして運転ミスったんだろうとなった。

その数日後、今度は泥棒の家が火事になった。
出火原因は泥棒ママの供養の蝋燭らしいが、泥棒の家全焼、泥棒の父は出かけてて無事だったらしいけど、
執行猶予で戻ってこれてた泥棒の母が大やけどを負った。
その後、泥棒の両親はいつの間にかどこかに引っ越していた。

ちなみにそのいわくつき3点は、母が亡くなった時に遺言に従って一緒に燃やしました。
なんでも四人で話し合って自分が逝くときに一緒に逝こうと決めたんだそうで。
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