( `m´) 「…さて 八大龍王=火之迦具土神である事を
以前書かせて頂きました。」
( `m´) 「…宮地神仙道においては
八岐大蛇=火之迦具土神の荒魂であるとされ、
つまり火の火であるという事であります。」
( `m´) 「…そのため 八大龍王は激しい熱に苦しむ事があるとされ
それで 龍王と眷属達は 水辺に住まうようになったようでありますが
龍王に甘露を捧げる事によって
龍王の苦熱を和らげて 喜ばせ
その守護と加持を受けられるとされます。」
( `m´) 「…椀に浄水を注ぎ、
左手の親指と中指と小指で持って誦します。」
「八大龍王(はちだいりゅうおう)
早日成仏(そうじつじょうぶつ)。」
( `m´) 「…真言を7遍誦します。」
・「オン・カムカニ・カムカニ
ロツァニ・トロタニ・トロタニ
トラサニ・トラサニ・プラティハナ・プラティハナ
サルバ・カルマ・パラム・パラ・ニメ
サルバ・サットバ・ナニツァ・ソーハー。」
( `m´) 「…浄水は甘露となっていますので、
龍王や眷属達に 甘露を注ぐ事を観じつつ
右手で弾きます。」
「八供養の方法」
( `m´) 「…さて 仏教における八種の供物を捧げる法であります。
八種の供物は 諸仏がそれを要しているというのではなく、
自己の福徳の一部を 形として捧げて 三宝を供養し、
それによって 自己の魂徳を増して頂けるという事になります。」
( `m´) 「…また そのようによく供養するなどして 魂徳を多く集めておかなければ、
眞言を動かす動力(魂徳)が すぐに不足し
行じても 何の力も発揮しなくなってしまいます。」
( `m´) 「…基本的な供物は 飲用の浄水
盥洗の浄水
花・香・灯・塗香・食物・音楽の八種となります。」
( `m´) 「…例えば 音楽を捧げる場合、
法螺貝や チベッタン・シンバルを安置して それを音楽の捧げとできます。」
( `m´) 「…もし 取り揃えられないものがあれば
浄水をもって代用できますので、
例えば 8つの椀を用意して それらに水を満たして 八種の供養とする事もできます。」
( `m´) 「…また それらを捧げる場合、
また 捧げられない場合でも、
それぞれの手印と眞言によって 八種の供養を行う事ができます。」
( `m´) 「…手印を結び 自己の胸の中央から天女が現れ、
三宝に飲用の浄水を捧げるのを観想して誦します。」
「アルガム。」
( `m´) 「…手印を結び 自己の胸の中央から天女が現れ、
三宝に盥洗の浄水を捧げるのを観想して誦します。」
「パドヤム。」
( `m´) 「…手印を結び 自己の胸の中央から天女が現れ、
三宝に花を捧げるのを観想して誦します。」
「プペー。」
( `m´) 「…手印を結び 自己の胸の中央から天女が現れ、
三宝に香を捧げるのを観想して誦します。」
「ドゥペー。」
( `m´) 「…手印を結び 自己の胸の中央から天女が現れ、
三宝に灯明を捧げるのを観想して誦します。」
「アロケー。」
( `m´) 「…手印を結び 自己の胸の中央から天女が現れ、
三宝に塗香を捧げるのを観想して誦します。」
「ガンデ。」
( `m´) 「…手印を結び 自己の胸の中央から天女が現れ、
三宝に食物を捧げるのを観想して誦します。」
「ニウデ。」
( `m´) 「…手印を結び 自己の胸の中央から天女が現れ、
三宝に音楽を捧げるのを観想して誦します。」
「シャブダー。」
「倶力護法を供養する」
(倶力護法)
( `m´) 「…倶力護法は 現在 チベットの複雑な事情によって
ダライラマ法王より 公式に否定されていますが、
倶力護法の 帰依者は世界中に沢山おります。」
( `m´) 「…こちらは 倶力護法神を供養する為の祈りで
香や浄水 供物などを捧げて誦します。」
「ウン
如恒河流心血閼伽列(にょごうがりゅうしんけつあかれつ)
燦爛根花熏煙雲密布(さんらんこんかくんえんうんみつふ)
人胆香水肉骨腿笛声(じんたんこうすいにくこつたいてきせい)
無漏甘露大海喜納受(むろうかんろたいかいきのうじゅ)
其余妙欲以及七政宝(きよみょうほつじきゅうしちせいほう)
聡慧馬象可畏り羊犬(そうけいばぞうかいりようけん)
袈裟上衣堅固甲胄盾(けさじょういけんごかっちゅうじゅうん)
箭槍利剣外内密所依(せんそうりけんがいないみつしょえ)
以此世間出世間供雲(じしせけんしゅっせけんくうん)
ドルジェ・シュッデン
一切傲慢衆(いっさいごうまんしゅう)
願酬心誓衰敗悉還浄(がんしゅうしんせいすいはいしつかんじょう)
尤因我等為無明自在(ゆういんがとういむみょうじざい)
三門所作過失尽所有(さんもんしょさくかしつじんしょゆう)
凡与護法心意相違者(ぼんよごほうしんいそういしゃ)
一切知罪追悔心懺悔(いっさいちざいついかいしんざんげ)
又于大護法及眷属前(ゆううだいごほうきゅうけんぞくぜん)
犯三昧耶承事供食等(はんさんまいやしょうじくじきとう)
我等行者所有衰敗者(がとうぎょうじゃしょゆうすいはいしゃ)
三輪無縁界中悉懺悔(さんりんむえんがいちゅうしつざんげ)。」
肩は
首の付け根から
なだらかにのびて。
肩は
地平線のように
つながって。
人はみんなで
空をかついで
きのうからきょうへと。
子どもよ
おまえのその肩に
おとなたちは
きょうからあしたを移しかえる。
この重たさを
この輝きと暗やみを
あまりにちいさいその肩に。
少しずつ
少しずつ。
リベラル社 特選 小さな詩集Ⅱ 石垣りん
|・)…
阿含宗の桐山には自称癖があり
ある時 桐山は「我は スサノヲ命の転生である」と語ったそうばい。
天照大御神は恐れ多いが
スサノヲ命は 敷居が低そうだというイメージが強いみたい。