浄水や 食物を用意して
その前で3遍誦す事で
それらの飲食物は 神薬となるとされます。
「ナモ・ジャラド・アスティ・ジヴァタ・バヴェ・サーラタエ
シッダ・ラサーヤナ・スヴァーハー。」
人間や家畜の出産を見ることは 穢れになるので
それを見た場合は
上のようにして加持を与えた水で 眼を洗うと清めになり
日常的に このように加持を与えてから飲食をする事で
10歳以下の子供の場合は 終生 老いる事なく
80歳の老人の場合は 寿命を増し
更に 吉が得られ
三尸九虫が排出されてゆき
長生の道が得られ 死藉が除かれてゆくとされ
本来は 伝授するに相応しい人にあらざれば
伝授すべき法ではないと記されています。
「紅財神の加持を受ける」
(紅財神)
南に向かって座し
自己の心臓から赤火が発出して全身を満たしてゆき、
やがて赤火が 耳や鼻から散出して宇宙を満たして
巨大な火雲を結成すると観じる。
火雲は 赤い仏身の紅財神となり
左手に瑠璃色の杯を持っており、
杯の中には無尽の甘露があり
紅財神の全身より 赤火を透徹する金光が放たれており、
この時 甘露と慧光を授けて下さるように念ずる。
杯より甘露が自己に降り注がれ、
更に自己が 紅財神の金光に照らされて
五臓が燃えるように熱し
自己が金色の光に包まれるように観じてから
9回津液を飲み込み 9回拝して終える。
「吉祥持世ダラニ」
誦す事で 一切の疾病や飢饉や夭折などに侵される事がなく、
他人に教えるならば 不可思議な功徳や安楽が得られるとされる。
「ナモ・ラトナ・トラヤーヤ
ナモ・バガヴァテ・ヴァジュラ・ダラ・サーガラ・ニルゴサーヤ
タドヤター・アルハテ・サンミャク・サンブッダーヤ
タドヤター・オン・スルーペ・スヴァダネ・バドレ・スバドレ
バドラヴァティ・チャンドラヴァティ
マンガレ・マンガレ・スマンガレ・マンガラヴァティ
アレ・アチャレ・アチャパレ・ウドガータニ
ウドドョタニ・ウドベダニ・ウッチェダニ
サシャヴァティ・ダナヴァティ・ダーニャヴァティ・スリーマティー
プラバーマティー・アマレ・ヴィマレ・ニルマレ・ルルルル
ルルヴァティ・スルーペ・チャパレ・マンガレ
アルパナ・ステ・ヴィッタ・ナステ・アヴィナステ・アータナステ
アヴィタ・ナステ・アダナステ・チトラナステ・ヴィスヴァケシニー
ヴィスヴァルーペ・ヴィスナシ・ヴィスッダ・シーレ・ヴィグニニーエ
アヌッタレ・アングレ・バングレ・プラバングレ・ヴィラメ
ヴィダルメ・ドゥメ・ドゥ・ドゥ・メ・ディ・ディ・メ
カカレ・キキメ・ククメ・タターレ・ターラ・ターラ・タターラ・タターラ
ターラヤ・ターラヤ・ヴァジュレ・ヴァジュレ・ヴァジュロパメ
タンケ・タンケ・ダケ・ダーラケ・オゲ・ボゲ・プーゲ
ダケ・ダーケ・ダーラケ・アーヴァルタニ・プラヴァルタニ
ヴァルサニ・ヴァルサニ・ニスパーダニ
バガヴァン・ヴァジュラ・ダラ・サーガラ・ニルゴサ
タターガア・マヌ・スマラ・サルヴァ・タターガタ
サトヤム・アヌ・スマラ
ダルマ・サトヤム・アヌ・スマラ
サムガタ・サトヤム・アヌ・スマラ
タタ・タタ・プーラヤ・プーラヤ・プーラニ・プーラニ
サルヴァ・アーサー・サルヴァ・サットヴァーナーム・チャ
バラ・バラ・バラニ・スマンガレ・サーンタ・マティ
スバ・マティ・マハー・マティ・マンガラ・マティ
プラバーヴァティ・バドラヴァティ・スチャンドラ・マティ
アーガッチャ・アーガッチャ・サマヤム・アヌスマラ・スヴァーハー
アーヴァラナム・アヌ・スマラ・スヴァーハー
アーダーラム・アヌスマラ・スヴァーハー
プラバーヴァム・アヌスマラ・スヴァーハー
スヴァバーヴァム・アヌスマラ・スヴァーハー
ドルディム・アヌスマラ・スヴァーハー
テジャム・アヌスマラ・スヴァーハー
ジャヤム・アヌスマラ・スヴァーハー
ヴィジャヤム・アヌスマラ・スヴァーハー
フルダヤム・アヌスマラ・スヴァーハー
サルヴァ・サットヴァム・アヌスマラ・スヴァーハー。」