クンダリーニヨガにおける修練です。
両脚を交差させて座し
両手を肩の高さに持ち上げて 手のひらを前方に向けて
人差し指のみを立てて 残りの指は 親指を外にして握り
半眼で 目線を鼻先に落として 何遍も誦しながら
臍部に意識を集中させます。
★「アジャイ・アラ(Lの発音)イ・アバイ
アブー・アジョウ・アナース・アカース
アガンジュ・アバンジュ・アラ(Lの発音)ク・アバーク
アカール(Lの発音)・ドヤール(Lの発音)
アラ(Lの発音)イク・アバイク・アナーム・アカーム
アガーハー・アドハーハー・アナータイ・プラマータイ
アジョニー・アモニー・ナ・ラーガイ・ナ・ランガイ
ナ・ルーパイ・ナ・ライカイ・アカラマン・アッバラマン
アガンジャイ・アラ(Lの発音)カイ。」
「観世音菩薩の加持を受ける」

(このような観世音菩薩の御姿を観じつつ行います)
自己の頭上に 白色の仏身の4本腕の観世音菩薩がおられ
前方の二手で合掌し
後方の右手に水晶の数珠を持ち
後方の左手に 白蓮華を持ち
宝冠をかぶって 頭頂に小さな阿弥陀仏がおられる様子を観じ
宝冠が 赤・青・白・緑・黄の五色に輝き、
その五色の甘露が 自己の頭頂より進入して
全身を満たして洗い流し、
自己の内側に巣くっていた業障などを吸入して 真っ黒になった甘露が
全身の毛穴や尿道 肛門などから排出される様子を観じつつ
何遍も 「オン・マニ・ペメ・ウン。」を誦す。
このような観法を行っていた チベットの大聖者タントン・ギャルポは
1361年に生まれ 125歳で円寂したと伝えられており、
上の観法は 身体を保ち 寿を延ばす方法になるとも考えられています。
「眉間のチャクラと 頭頂のチャクラを開発する」
1つの説によると
眉間のチャクラは 左脳に繋がり
頭頂のチャクラは 右脳に繋がっており、
このようにして
瞑想に入り ゆっくりと呼吸をして 眉間のチャクラと 頭頂のチャクラ、
そして右脳と左脳を開発する事ができるとされます。
息を吸う時に
★「ヤッハン(眉間のチャクラに対応)。」と心の中で誦し
息を吐く時に
★「ヤッハム(頭頂のチャクラに対応)。」と心の中で誦します。