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画像は、80年代末に廃刊となった、「トワイライトゾーン」誌に
付録としてつけられていた、陶額ポスター「紅彩薔薇」という
名前のものです。
物に宿る念や、美術品のタリズマニックな力などを研究された
朝倉三心氏は、陶磁器に宿るある種のタリズマニックな力を認められて
おり、陶磁器の霊的性質について、次のように書かれていました。
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世の中には、気持ちの悪い絵、鬼気迫る感じの刀剣、
不快感を与える彫刻などがあるが、不思議な事に陶磁器には、
好き嫌いはあっても、他の美術品に見られるような違和感を
感じさせるものが少ない。
古い陶磁器は、墓などから発掘されたものが多いが、それらには、
死者が生前使っていたものであっても、怨念とか、執念とかの
悪い作用を出す力は、一切感じられない。
絵画や宝石のように、悪い念のついたものは、半永久的に
所有者が変わっても害を与え続けるといった現象もない。
これは陶磁器の大きな特徴である。
どうして悪念がつき難いか解明すると、
1.表面が水、土、人の手と自由に触れる事が出来るので、
悪念が他に移る。
2.悪念がついている場合、自らの浄化作用で、破損してしまう。
3.土から作られたものは、どんなにグロテスク、また気持ちの
悪い形をしていても、嫌悪感を持つ事はない。
人々に親近感を与えるものには、悪念がつき難い。
などの理由がある。
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陶器は、手作りのものであれば、多少のパワーを備えている事が多く、
手作りであれば、湯飲み程度のものでもよく、体の痛みを感じる箇所を
それで軽く叩いたり、なでたりすると、その力が感じられるもので、更に
パワーの入った陶器を使用すると、凝りのある箇所をなでている内に、
何かが肩から出て行くように感じられ、良くなった、というような例も
あったそうです。
陶磁器の中でも、強い霊力を備え、直接発揮出来る陶磁器を、朝倉氏は「霊磁」と
称していられましたが、このポスターの絵は、その中でも「陶額」と呼ばれる
もので、このポスターを「災厄を取り、心を癒す絵」と説明されました。
また、このポスターを飾る事で、「陰陽を兼ね備えた不思議な力が
出てくる」、「この薔薇の花は、人の心を癒す力が強く、飾っておくと
心に落ち着きが出て、あらゆる苦痛を忘れて、心豊かな生活を
送る事が出来る」
との事です。