昨晩の寝かしつけの時、娘の甘えが強かったです。
私に仕事の連絡が多く、メール返信していたのが淋しかったようです。
「パパ、メールしたらあかん」と言い、抱っこを求めてきました。
抱っこをしながら、お話ししました。
「パパとママが他所を向いてたら淋しい?」
「ずっと、見てて欲しい?」
この質問にはウンウンと頷く娘。
「パパとママに振り向いて欲しくて、いっぱいお話しするのかな?」とも話しました。
「パパとママは、〇〇ちゃんのこと大好きやで」と話すと、もっと言うて欲しそうな感じでした。
何度も「大好き」と言葉にして伝えていると、抱っこから布団にゴロンとなりました。
寝転ぶ娘の髪を撫でながら「大好き」を伝え続けているうちに眠りにつきました。
養子の子が起こすという『試し行動』は、「あなた達は私の親として愛してくれるのか!?」を全力で試してから行動だと学んでいましたが、それを実感させる出来事でした。
自分の事を大切に想ってくれている事を確認しながら日々暮らしているのだなぁと。
まだ3歳の娘に、そんな思いをさせていることに養親として申し訳なく思い、日々の関わり積み重ねで愛情を伝えていく事だけなんだと再確認しました。
また一つ、親子に近づけたかなと感じた夜でした。
さぁ、今日も頑張りましょう!
先日、家庭養護促進協会主催のJBクラブで大阪の天王寺動物園へ行きました。
就学前の養子家族が集まるサークルですので、うちの娘と同じ歳くらいのお子さんも多かったです。
娘を迎えて約半年ですが、これといったお出かけはしていなかったので、動物園へ行けたのは良かったです。
私は運転手として大阪のど真ん中まで車で行くことに自信がなかったのですが、無事に到着できました。
阪神高速の出口を間違えて、少し遠回りしてしまいましたが・・・
天王寺動物園は象やコアラがいなくなって魅力度が落ちた感じですが、園内は広くて過ごしやすかったです。
参加者は11組の家族と多く、ゾロゾロと集まったりバラけたりしながら移動しました。
娘はカバやサイなど気に入って見ていました。
普段、絵本などで動物を見ているので「カバくんや」「ライオンさんや」と親しみを込めて見れました。
園内の移動はほぼ抱っこでしたので、私の腕はクタクタでしたが・・・
帰りは抱っこで眠ってしまい、更に重たくなる始末・・・
それでも楽しい一日を過ごせました。
翌日、「カバさん、お口にポイポイ入れられてたな」と嬉しそうに話す娘を見て、楽しかったんだなと嬉しく感じました。
「お試し行動は3〜6ヶ月と聞いていましたし、その期間は終わっていると思いますが、いつになったら完全に仕事復帰されるんですか?」
と職場のスタッフから言われました。
「養子を迎えられた事は理解しますし、個人の人生なので口は出しませんが、仕事を疎かにする理由にはなりません」とも。
仕事を疎かにしたかどうかは置いといて、子育てをしている事について理解はしてもらえてなかったのだと感じました。
あと『お試し行動』ではなく『試し行動』です(苦笑)
子どもが新しい生活環境に馴染む為、大人をちょっと試すみたいなイメージを持たれるのは普通かも知れませんが。
事前に学習していた通り、娘が起こす試し行動は激しく、長く続き、私達養親の心を消耗させます。
おそらく一般の子育てにおいても、親の苦労は同じようにいるのだと思います。
「お試し行動はいつ終わり、いつ仕事に復帰されるのか?」と聞かれても、私にも分からないのです。
あと、この間、在宅で仕事をする時間は増えましたし、一時的にヘルパー業務を減らしましたが、仕事をしてなかった訳ではありません。
以前の私は完全な仕事人間でしたので、その変化に戸惑うスタッフはあるかとは思います。
仕事を疎かにしている訳ではなく、娘ができたので家族の時間が増えただけです。
これは養子や実子に関わらず、子どもができた方は同じなのではないかなと。
養子を迎えるにあたり、家庭養護促進協会から「仕事の調整はできますか?」と何度も聞かれていました。
約一年かけて、私が仕事から抜けられる体制を作ってきたつもりでした。
しかし、他のスタッフへの丁寧な説明と気持ちのケアが不足していたのかなと反省です。
子育てと仕事の両立って難しいですね。
自分で作った職場ですら理解をしてもらうのは苦労しますので、多くの方は職場の理解を得るのに苦労されているのかと思いました。
少しずつ娘の行動は落ち着いてきていますが・・・
なんといっても3歳児ですから、そんな大人の都合通りには動いてくれません。
今日、娘の眼科通院でした。
2歳で遠視が見つかり通院している娘はメガネです。
グニャグニャ曲がる素材のメガネフレームを着けてます。
メガネ姿も可愛いんです。
今日の眼科通院は里親委託後の初通院でした。
主治医と初対面。
家を出る時、すごく嫌がっていた娘。
「お目目の病院やから痛くないよ」と何度も声かけして渋々出発でした。
「なんでこんなに嫌がるのかなぁ〜」と思いながら病院へ向かいましたが、主治医と会いなんか納得しました。
高圧的な女医さん・・・
いるんですね〜(大汗)
娘が主治医を覚えていて嫌がっていたかどうかは定かではないですが、もし覚えていたら行きたがらないのも頷けました。
色々とご指導を受けましたが、中盤以降は右耳から左耳までスルーしていました。
「ハイハイ、要するに眼鏡をしっかりかけさせたらいいんでしょ」って。
でもね、今は引き取って4ヶ月少しなので、まだまだ精神的にも落ち着いていないんですよ。
遠視の治療は大切なのは分かりますが、親子関係の構築が優先なのです。
だから、出来る限りになるんです。
「心を鬼にして、寝る時間以外は眼鏡をつけさせて下さい」と言われても、基本的な親子の信頼関係の構築時期に鬼にはなれない訳です。
「今着けているメガネ、本当は私は好きじゃないんです」と主治医。
去年、眼鏡を作る際に乳児院の先生と相談して今のメガネになったようですが、主治医的には納得していないとか。
「これがオススメです」と福井県鯖江製のメガネフレームを差し出す主治医。
確かに良いメガネだと思いましたよ。
鯖江製のメガネは私も愛用しています。
でも・・・
3歳児に鯖江のメガネ要ります?
頻繁にポイポイ投げてますよ・・・
今のグニャグニャ素材だから壊れずにやれているのかと・・・
頻繁に壊れそうな物に5〜6万円掛けられます?
心の中で思いながら、「はぁ」としか答えられなかった私。
そして診察中に「帰る」を連発する娘。
カオス状態の眼科診察を終えて帰宅しました。
疲れたようで、ちょっとしたことでぐずり泣きます。
「よしよし、疲れたね」とあやしながら、他に小児眼科がないのか調べる私でした。