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光の散歩道

日々 雑記 感想 そうして絵画など創作や写真日記

夢で逢えたら…

2011-07-05 | 夢日記

なぜだろう。七夕が近いからだろうか…。
この数日、懐かしい人の夢を見る。
同一人物ではない。
目覚めて、追いかけるような夢である。
なぜ、この人の夢をみるのだろうか? といった思いで。
二日ほど空けて、二人の夢を見た。

私たちは手と手をつなぎ、「どこか」へ行こうとしていた。私の右手とその人の左手。ぴったりと合わさった感覚とあたたかさ。坂の道を下って、つきあたった道を左に折れて、小さな森。社だったのだろうか、日は翳っている。そこにはバス停があって、並んで立って、バスを待つ。バスがくると、どこからか大勢人がきて、つぎつぎにバスに乗っていく。でもそのバスは「そこ」へ行くのじゃなくて、私たちは乗らなかった。バスは出て行く。車持ってくるねとそこを立ち去る。その人を森に残して。坂の道を登っていく。だが部屋のあるべき場所にたどり着けない。ここだったかなと思うところは、たちはだかるような高い白壁で、その脇、十字路をまっすぐ進む、右手は畑…と思ったら、石が点々としていて、墓地に見えてくる。また十字路、左に曲がる。路地、生垣の奥、庭で洗濯している人がいる。知らない人だ。こんな光景時代劇で見たようなとか思いながら、部屋に帰ろうと進む。だけど部屋がわからない。まっすぐ進む。左に折れる。ますます道がわからなくなって、自分がどこに迷い込んでしまったのかも、わからなくなる。道端にお堂。扉は開いていて、如来かな、仏像がいる。テレビで見た敦煌の仏に似ているなと思いながら、そこも過ぎる。Aという昔のままの友人(男)に会う。ここはと訊くと、『……』(夢のなかではなっとくしたのだが、どこだかわからなくなってしまった)という。そうか、じゃ方向がちがったんだ。もう少しで着くと思う。少し道はにぎやか。商店街になっている。道はやがて唐突に広い階段に尽きる。その石の階段を登る。長い階段…。

目が覚めた。
外は深夜の雨。音でわかる。
しばし夢を追いかける。なぜ、彼女をバス停に残してきてしまったのだろうと思う。なんだか彼女がまだ小さな森のバス停に佇んでいるように思ったのは、目覚めてもまだ寝ぼけていたのだろう…。

   ☆

「夢で逢えたら」というのは、よく知らない。
私たちより、もう少し上の世代だ。
だからか、ということもないが、夢でもいいから逢いたいと思う人はなかなか夢には出てこない。
失われた人が出てくる場合が多いようである。
起きているとき、ふと何かのかげんで、誰かを思い出すということはある。
パレットに青い絵の具をしぼるときとか、花柄スカートの人をスパーで見かけたときとか、月を見たときとか、昔大好きだった歌をふいに聞いたときとか。
いつもではない。
ふとしたかげん、そのかげんが何故かはわからないけど、ふとしたかげんでである。

でも夢はよくわからない。ずっと忘れていて、思い出すこともなかった、もう四半世紀も前にほんのかすかに触れただけの人の夢を見たのは何故だろう。このたびの最初の夢は書いてない。四半世紀を経て、私も彼女も、今の年になっていた。調べようと思えば、あるいは何か手がかりがあるかもしれないけど、20年以上消息を知らない人である。それはとても不可解で、すこし考えてしまった。
そうして次の夜、また夢を見た。(というか、毎晩夢は見るのだけど…)あまりよく覚えていない。
そうして、次の夜、上に記した夢を見た。

なんだか、てのひらにまだぬくもりがのこっているようで、なんだか、せつない…。


首を絞められる?・・・石炭の話

2005-07-24 | 夢日記
 夢の話である。
 正確に言えば、首を絞められたのではなく、腕で喉を圧迫されていたのである。
 逃げようとしても、逃げられず、息苦しい。
 …目覚めて、気づくと、うつ伏せで寝ていて、枕がちょうど喉の下にすっぽりはまっていて、喉を圧迫していたのである。

 その前の話はほとんど覚えていないし、≪首を絞めた?≫のが、誰であったかも思い出せない。
 覚えているのは、教室のような感じで並んでいて、そのなかで私は最前列に座っていて、くばりものを後ろに席の人にまわして、そうして折り畳まれたその紙を広げてみると、一年分が一枚に印刷されたカレンダーであった。
 カレンダー? なんでカレンダー? とは思わなかった。
 今年のか? 来年のか? って思って、とにかく部屋にはろうと思った。
 そのとき後ろの席の者が、
「こんなのいらない」
 と文句を言って、振り返った私の喉の上に腕を伸ばして、ぐいぐい押しつけるように圧迫してきたのである。
 カレンダーが配られたのは、たぶん私のせいではないから、不条理である。
 …いや、まてよ、とも思う。私の夢のなかでカレンダーが配られたのだから、私のせいだと、言えないことはない。いや、私の夢なのだから、私のせいだだったのだろう…。
 このあたりで、寝返りをうったのか、枕が喉を圧迫して、それが夢の中では、腕で圧迫される感じにあらわれて、逃げようとしても、逃げられない状態になった。とてもながい時間に感じられた。
 殺されると思った。
 …たぶん悪夢といって良いのかもしれない。一人寝なので分からないけど、もしかしたら息苦しくて、うなされていたかもしれない。醜い図である(笑)

 それにしても、なんで? カレンダー? だったのだろう?

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 教室の連想はたぶん、昨夜、小学校の頃の事を思い出していたからだろう、と思う。
 テレビ(世界不思議発見)で、機関車トーマスの事をやってて、斜め見しながら聞いていると、リポーターが石炭を見た事ない。初めてだというのに、反応してしまった。
 小学校の途中までだったと記憶しているけど、教室のストーブは、鋳物でできた黒い石炭ストーブだった。
 順番にまわってくる石炭当番の日は、いつもより早く登校して、校舎の一角あった石炭室でバケツに石炭を入れて教室まで運び、石綿に灯油を染み込ませたのを使って石炭に火をつける。
 放課後帰るときは、その灰をバケツにかきだし、灰捨て場まで運んで捨てる。
 灰は完全に消えている訳ではなく、赤い熾きのようなのが、ちらちらしていて、綺麗だった。
 …綺麗だったけど、バケツを持つ手が熱かったのも覚えている。

 …記憶のなかの、なつかしみに照らされる断片的な映像は、のどかで、どこか優しい光につつまれているような、ひととき気持ちにぽっと陽が差す感じもするが、どうしても寂寞をもともなって、はるかな感じになってしまう。

摩訶不思議。夢の話-3…かな?

2005-04-12 | 夢日記
 どこなのだろうと、思う。
 どこだったのだろう。

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 また、不可解な(現実や記憶との連関が希薄なと云う意味において)夢を見た。
 たしか、《夢の話》を記すのは、3回目だっと思うのですが…。
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 そこは、村なのか、宿場なのか、平坦な古く灰色な感じの家並みの続く集落であった。
 なぜ、私がそこにいたのか、わからない。…夢には忘れているだけで、その前段があって、必然的にその場所に私がいたのかもしれないが、目覚めて覚えてないので何とも云い難い。
 ともかくも、私はその集落を歩いていた。連れがあった。はっきりとはしないが、兄だったように思う。
 集落の道は狭い。車が擦れ違うのに難儀しそうな狭さである。
 舗装はされていたように思う。時々家並みを見上げながら、店か自動販売機を探していた。ジュースが飲みたかったのだ。喉が渇いていたのだろう。
 だけど、歩けども店はおろか、自動販売機もない。人すらも歩いていない、しんとした集落であった。
 かなり歩いたように思う。
 道が分かれ、曲がると店があった。酒屋である。
 その前に一台自動販売機がある。見に行く。けれども自動販売機はタバコのものであった。
 兄が店に入り、店の奥へ行く。私は入り口付近にいた。兄が戻る。ジュースがなかったと云い、店を出る。
 私も続く。
 と、私は店の前に立てかけてあった長い竹竿のようなものに引っ掛かり一本倒してしまう。
 店主が出て来て、私をにらむ。私はそれを起し上げて店の入り口の脇に立てかける。倒したのは一本であったけど、乱れた他のも並び替えるのを手伝う。
「自動販売機がない町ですね」と店主に云う。
「設置出来ないんだ」と店主。「保存地区だからね」と云う店主の顔から怒った表情が消えている。

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 眠っていて喉が渇いていたのだろうか…。
 してみると、お腹もすいていたのだろうか?
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 場面は変わっていた。夢と夢との間に劇で云う幕のような暗転があるのかどうか分からないが、設定も変わっていた。

 ご飯を食べに行くという目的でまた歩いていた。
 私は何かの建物のなかで何かをしていた。講習か合宿のような感じであったが、はっきりとはしない。
 道連れは二人。都合三人である。一人は特定される。写真学校の時の同級生で新潟の出身の者であった。もちろん何故彼が出てきたのかは分からない。そうしてもう一人は誰だかわからない。
 町は見覚えがない。
 歩いていると間口が一間半(2メートル70)位の食堂が何件も軒を連ねて並んでいた。なかには奥に向かって長いカウンターのある一杯飲み屋などもある。
 中華の定食屋あり、戸が開いていて中がみえる。座るテーブルで一組食べている。
 美味しそうな店である。
 私は連れにそこで食べようと提案する。
 却下される。
 歩きつづける。

 私たちはもう少し広い道路の歩道を歩いていた。
 反対側にはまだ食堂が続いている。
 犬が一匹、私にまとわりついてくる。あまり得意ではないが、誰かに教わったように喉元を撫でてあげる。
 喜んでいるのだろう。さらに、犬がまとわりつく。
 歩き出すと、ついてきたが、いつか、いなくなっていた。
 広い道路は高く瓦を葺いた白塀に突き当たった。道は直角に左と右に曲がっている。T字路になっているのである。
 左に進む。
 すぐにまた同じような立派な白塀に突き当たる。
 塀の奥には立派な寺院が格子の柱に白壁美しく、また壮大な屋根を絶妙なカーブで描き空に主張しているように圧倒している。
 それにも負けず高い杉が何本もその先端を空に突き刺している。
 左には、2、3段の階段があり、門がある。鐘楼が見える。
 右にはもっと豪壮な総門があり、中学生かな、ジャージ姿の女の子二人がその脇にしゃがんで草むしりをしている。
 私たちは右に進んで、門を出る。
 杉並木なのだろうか、すこし暗めで湿った感じ、ちょっと厳かな感じの道になる。
 進む。
 左手に木造の校舎が見える。
 連れに、「小学校と高校はああ云う木造校舎だった」と云う。「中学は鉄筋だったけど」とつけ加え、「君は?」
と訊いてみる。
「ずっと、鉄筋だった」と答えた。
 私たちは歩き続けて行った。

 いつか、田圃のなかの道になっていた。
 左に曲がり、右に曲がり、進んで行くと、道は狭くなって、畦道になっていた。
 遠くを見る。500メートルか、一キロ位先か、田圃の続く向こうに、蛇の目のように同心円を描いた藁を束ねた物が見える。
 弓道の的のようだと思うと、田圃の畦に3メートルはあろうかという巨大な弓のようなボーガンのような、相対的には高射砲のような機械が設置されていて、長い弓矢が脇に置かれていた。
「当たるのかなぁ?」と訊いてみる。
「当たるさ」と云う。さらに先には、ステンレスの樋のようなものが地面を這っていて、何だろうと思っていると、
「撃った弓矢をこっちに送りかえすんだ」と云う。
 ボーリングの玉のようだと思う。
 弓矢を撃ってみたい気がしたが、言い出せずに、そのまま田圃の畦道を歩き続ける。
 風が渡り、七月頃のまだかたいツンとした感じの60センチほどの稲がいっせいになびく。
 田圃の両側は狭まり、いつか沢田の畦道になっていた。
 見ると、谷の斜面の木々に日の光が逆行になっていて美しい。
 しばし、みとれる。
 写真を撮ろうかと思って、携帯を探すが、無かった。
 そういえば、メールの返信もぜんぜん来なくなったので、あまり持ち歩かなくなり、充電が切れていても気づかないでいる事さえある事を思い出す。
 さらにしばらく進むと、谷はさらに狭まり、打ち捨てられた堂が現れた。
 傾斜のきつい斜面に石垣を積んで、その石垣も朽ちかけ、堂は壁が落ち、柱と屋根ばかりになっていた。
 屋根の瓦もだいぶはがれ落ちてしまっている。
 造った時は大変だったろうにと思う。
 堂の脇にはいくつか傾斜に倒れないように抗うように、古い墓石がへばりついていた。
 犬の鳴き声がする。
 見ると先ほどと同じような狐色の犬がすごい勢いで走ってくる。
 私を目掛け、飛びつく。
 恐怖を感じる。
 じゃれついて来たので無い事はすぐに解った。
 それでもまた、なだめようと、喉元を撫でてやろうとすると、犬は私の手を噛んだ。
 キバがめり込む。
「えっ?」っと思ったところで、目が覚めた。

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 なんなんだろう、この夢は? と思う。
 とりあえず、記してみることにした。

 そういえば、夢のなかにあってさえ、ジュースも飲めなければ、ご飯も食べられなかったって…なんだか、損をした感じでもある(笑)
 すこし安心したのは、酒屋が出てきたり、一杯飲み屋が出てきても、お酒を飲まなかったことかな(さらに…笑)
 そしてほんとうに良く歩いた。夢の中だから、疲れないと云うのが良い。…良いけど、なんでこんなに歩く夢を見たのだろう。

 天気が陽気になって、花が咲いて、緑が萌えて来る頃になってきた。歩きに行こうかと思う。

夢の話

2005-03-07 | 夢日記
 また、不思議に鮮明な夢をみた。

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 二十代の後半位だったろうか、良く、落下する夢をみた記憶が今よみがえる。
 それは、ひどくガランとした夢で、淵があって、壁があって、なぜかその淵から転落するという夢だった。
 そして、落下すると、地面に激突するはずなのだが、なぜか(夢だから?)死なないという夢であった。

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そして、本日の夢。
 深い山道のなかを走っていた。つずらおれの峠道である。
 ふと足を止めると、斜面は高く、谷底は深い。緑が萌えている。
 そうして谷底には白い道と輝く水の流れが展望される。
 ふたたび、走っている。バスであるようである。
 老人がいる。どこへ行くのかと訊く。
 どこだろう?…私には分からない。いくつかの地名とそのイメージが巡るのだが、行き先はわからないのである。
 老人が何か言う。知らない地名である。
 肯いたか肯かなかったか定かでない。
 ふたたび谷底を覗いている。老人が隣にいる。
 傾斜は、無い。絶壁の淵に、谷底に日が差しているのが見える。

 行きましょうというような事を老人が言う。
 どれ位の高さか訊いてみる。
 300メートル位だと、老人は平静に言う。
 どうして降りるのか訊く。
 《つたかずら》を伝って降りるという。
 100メートルはあるから大丈夫という。
 私は老人に抱えられ、老人は《つたかずら》を伝っている。
 簡単な計算…200メートルはどうするのだろう、と思う。《つたかずら》の長さが絶壁の高さに足りないのである。
 《あとは落ちるだけ》
 と老人(もしかして死神?なの?かな?)の声がきこえ、暗転。

 草の道に立っている。
 絶壁からは水が流れ出している。
 老人が飲んでいる。
 飲めるのかと訊くと、飲めると言う。
 飲む。顔中濡らして、滝のような湧水を飲む。
 さらに奥にも湧水がある。
 振り返って、見上げると、絶壁は高い。
 単純に登れないなと納得する。
 右手に隋道が口を開いているのに気づく。
 進んでみる。
 村がある。
 不思議な感じで水が踊っている水路がある。
 写真を撮ろうと思って、後ずさったりして構図を探しているうちに、水路の水が静まっている。
 村のなかに歩み出す。
 道路が曲がったところで立ち止まる。
 川が流れ、その左の空で太陽が沈もうとしている。
 川に太陽を遍照させようと、坂道を登る。
 しかし登るほどに、林とか遮るものがふえる。
 さきほどの場所に戻って、写真を撮ろうとしたとき、太陽が沈み、辺りが暗くなる。
 なんだか寂しき気持ちに泣きたくなる。
 目が覚める。部屋は暗い。夢は終わっていた。


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 落下して、痛くないって…。

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 ゆるがない原理というものが存在するのだろうか?

 あまえの原理?

 逃避の一形態?

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 それにしても、緑の印象の強い夢でありました。

夢日記

2004-11-23 | 夢日記
 ただ今、AM4:37。何だか、鮮明な夢を見た。忘れないうちに記しておこうと思う。以下…夢の話である。

 車でその美術館につく。入場料は500円。Tと言う実在する好きな作家の展示である。
 絵がならんでいる。綺麗である。そして次の室に入ると、そこはカウンターのラーメン屋。その壁の高い所にもTの絵が並んでかかっている。白が美しい。女の子やなにやら…すでに、Tの絵ではないような感じがしている。カウンターでラーメンを食べる人の肘に当たりながら通過すると、そこは、黒く塗られた杉板の広い廊下になっていて、壁には絵。廊下を進むと、広い空間に陳列ケースが並んでいる。陳列ケースには絵とかオブジェとか着物まで入っている。さらに進んでいく…

 私は家にいる。大勢いる。食事をしている。ビールを飲んでいる。と、みんな私のらしき絵を見に違う部屋に移り、一人女の人が残る。誰だったのだろう。夢のなかでは誰か解っていたのだが、今、特定できない。その女の人の絵もあるとかで、見比べに行ったのだ。
「酒のつまみ、さらされたね」と私はその女の人に言った。
 うなずく。
 なんだか森のイメージ…そのなかに、二階建ての小屋があり、そこに住んでいた人だったような気がしてくる。夢のなかにあってさえ、もうずっと前の事に思えてくる。そして私はそのひとの絵を思い出そうとするが、思い出せない。
 私の絵は、もうずっと昔に焼いた絵のイメージが浮かんでいた。
 電話が鳴る。誰か出るだろうとそのまま…さらにベルが鳴り続ける。しかたないので立っていく。電話の前で電話が切れる。
 「なんで出ないの?」従姉妹らしきひとに叱られる。何人か人が戻ってくる。
 絵の、その人はいなくなっている。

 山をデジカメのズームで見ていて、山の頂上にお宮があるのに気づく。良くみると、よう壁がとられていて、要塞のようになっている。どの位の高さだろう、かなりの高さで屹立している。コンクリートブロックの大きな倉庫のような建物がある。小さな窓。さらに、良く見ようとするが、木とかが陰になって、移動していると、石でできた一メートル位のスロープがあった。そこをを上ると、くぼんでいた。私は思い出す。いつかの夜、その淵に私は座っていた。向かいには、やっぱり誰か解らないのだけど、よく知っているような気がする女の人がいる。何か話している。話していた。そして、その人は帰っていった。夢のなかにあってさえ、「あのとき、なんで、もっと、親密になれなかったのだろう?」と思う。

 スロープを降りる。大分時間が経っているような感覚。道路に沿って、ガラクタが並んでいる。その前を…たぶん西に歩いていく。小さなドアがある。振り返ると、ガラクタと見たのは、コンセプチュアルアートの陳列に変わっている。なんだか、大きなテレビモニターに幾何学模様がゆっくり動いているのは、どこかで見た事があるような気がしてくる。さらに戻って見る。無機質な人とすれ違う。えっ! と思って、振り返ると、それは、その人形は壁を通過するように白漆喰のような壁に吸い込まれていく。消えて、壁だけが残る。…さっき予告を見たなという気がする。人形の消えた壁の反対側には、黒い漆喰のような壁があり、その真ん中に15センチほどの穴が空いている。そうだ、ここから人形が出てくるんだと思って待っていると、人形は穴からではなく、黒漆喰の壁から、そのままの大きさで、レリーフのように浮き上がってきて、やがて壁から独立して歩行し、それも何だか冷たい感じの機械的な歩行で、さっき消えた壁に向かっていく。そして、壁に消える。と、壁に画像が現れる。女の人だ。余白になにやら、まるっこいイラストと文字が書かれている。読んだはずだ・u桙ッど、思い出せない。その女の人が笑う。動き出す。古さを誇張したような、ざらざらな画像。女の人はキスをしている。男の頭、背中。裸になっている。オルガズムだろうか、一瞬画像が止まる。髪の乱れた女の人のアップ。「あれっ?」 っと、思う間もなく、映画みたいに大きな丸数字が、3,2,1とカウントダウンして、女と男が再び動き始める。女がカメラ目線で「二回戦」と言って、画像が消える。

 また、西に戻って、さっきの扉を開ける。明かりが消えている。スイッチを入れてみる。小さいのがひとつ灯っただけ。他にスイッチを探していると、少し太った男が入ってきて、奥のスイッチをいれた。登り加減の廊下になっていて、何だか土産屋のような店が続いている。進む。そこだけ、奥に部屋があって、大きな作業台の前で若い男が何やら縫っている。その奥は、フォトスタジオのようになっていて、太ったおばさんが煌びやかな衣装をつけて何か指図している。明かりをつけてくれた男が、縫い物している男に何か言っている。「仕事中だから…」とか声が聞こえたが、二人が喧嘩しはじめる。私は息苦しい感じがして、先へ進む。

 開けた空間。トイレのマークがある。反対側はレストランだ。レストランをのぞく。混んでいる。先へすすむ。
「本日は宿泊50パーセント引き」と制服の女が言っている。ホテルのフロントみたいな感じになっている。がらんとしたジュウタンの上を歩いて行くと、ショートカットの裸の人が歩いてくる。胸をみる。膨らんでいるようなないような…下、高校生位の男の子だった。綺麗なユニセックスな感じの男は泣いているように見えた。すれ違って、振り返って見ると、もういなかった。さらに進む。男子高校生が数人白いタイルの上に裸で座っている。と、隣は浴室なのか…正面に大きなガラスの窓がある。しかし、何故か外は見えない。
「なんでだよう?」と一人が言う。泣いているようだ。
 ああ、誰か死んだんだなと何故か思う。
「五人は怪我するし…」
 修学旅行で喧嘩したんだな、と納得する。そう言えばそんな事あったなと思うが、実際はなかった事に気づく。
 …死人がでたから、50パーセント引きなのか。

 バーのカウンターに座っている。橙色っぽいラベルのウオッカのボトルが一本置いてある。それをカウンターの中に差し出す。その拍子にバーが壊れる。二千円払う。だけど、お前が直せと言う。二千円を返してもらうが、小銭の沢山入った箱を差し出される。百円玉を選んで財布に入れる。入らない。ビニール袋に小銭をいれる。随分とおくへ来てしまったような気がする。
「何しに来たんだ?」
 とマスターに聞かれる。Aという実在した画家の絵を見に来たんだと言う。夢のなかでも混乱は起こっていた。「あれ? Aだっけか? Tじゃなかったっけ?…」

   …で、目が覚めた。これを、書いた。細かいニュアンスやもっとプロットがあった気がするけど、もう、忘れ始めている。とりあえず、これだけはなんとか、夢日記の体をなしたかな?  と、思う…

ウォータースライダーバス

2004-11-17 | 夢日記
 …もちろん、たぶん、そんなバスは無いと思う。
 夢を見たのだ。
 ときどき、起きてから、なんだったんだろう? と思うような夢を見る。前の夢日記の時も書いたけど、自己崩壊へのささやかな抵抗なのかもしれない…。
 夢は、途中から、今、まだ記憶されている。こうである…。
 私は小さな道具箱を開けていた。(すでにどんどん夢の記憶は失われつつあります…)その道具箱には色々な道具、絵の道具や木工の道具が入っているのですが、そのなかには、すでに失われて手元にない道具…コンパスとか金槌とか鉛筆削りとか分度器とか…があって、私はこんな所にあったのかと、それをまた今はもう使っていないトートバックみたいなズックの袋にいれていた。「これで大丈夫だ」と思いながら…。
 私はそのバックを持って部屋だったか建物を出た。そこはバスターミナル? バス停? バスが停まっている。時刻表を見た。発車までまだ十七分あった。窓には何人かの人がすでに乗っていたが…再び、建物に戻る。…記憶欠落…かすかに硬質な材質…石かな?…の階段で携帯電話でメールをしていたようなないような…曖昧…。建物を出る。
 ちょうど、乗ろうと思っていたバスが発車する所だった。…間に合わなかった。バスはブロック塀と何かケヤキのような街路樹の狭い道を走り出していく。私は走って追った。ぐんぐん走れる!(夢の中だと当然ながら息がきれない!)…次のバス停。バスは通り過ぎて、広い空き地に入るとそこで転回して、戻ってきた! バス停で待つ。しかしバスは目の前を通過し、曲がった。ちょうどそこが走って追ってきた道と「Tの字」の交差点になっていて、曲がった所で停まった。走る。後ろのドアから乗る。料金機か整理券の発券機かわからない。バスの中は多くの人が乗っていて、無言で私を見てる気がする。気持ちが焦る。前を見る。運転手の後ろになるところの上に電光の料金表があった。整理券式のバスなのだと合点する。番号を見る。一番になってる。始発から乗ったことになるのか…。バスが走り出す。やけにくだり。視界は先頭にいっていた。バスが走っているのは道路ではなく、川。というか、幅がぴったりの水路上だった。バスは下っていく。牧場と森のような所を下っていく。バスの中で話し声が聞こえる。…会話を聞いた気がしますが、定かではありません…。
 やがて、太い削られたばかりというような太い丸太のログハウス、ガラス窓の大きなのの脇をバスはくだる。そうして、二本の丸太が門のようになって建てられている間を抜け、バスがとまる。降りる。
 建てられたばかりの巨大なログハウスが何棟も建っている。ぞろぞと列になって進む人たちについて、正面玄関から入る。説明会(と言われた気がします)が二階であるからと言われ階段を上る。突き当たりに大きなドアがある。列になって人が入っていく。ふと見ると脇に小さなドアがある。トイレのマーク。トイレに行っておこうとそちらに入る。…広い部屋。しかし、便器がない…。探す。…無い。小さなドアを発見。開ける。…何故か、病室で、ベットの脇に医療機械が並んでいる。慌ててドアを閉める。…便器は、無い…。

 で、目が覚めた。尿意を覚えてトイレに行った(笑)…何故? ウォータースライダーバスだったんだろう? と思い出しながら、この夢日記を書いてみた。…それにしても、なぜ? コンパスだったり、十七分だったり、乗り遅れたり、ウォータースライダーバスだったり、巨大なログハウスっだったり、したのだろう? さらに、なんの説明会だったのか、不明なのである。…どうせなら、もっと楽しく、さらに望みうるなら甘美な夢を見たいものである。