起業家精神、谷治 肇のオフィシャルブログ

独立自尊の精神|起業ができれば人生はおもしろい

雇われない生き方

2009年02月18日 20時21分43秒 | 起業家精神と士魂商才
(写真:中国上海市南京東路での筆者)
すまじきものは宮仕えだよ。
とサラリーマンが居酒屋などで嘆く
されど、大概の人は生活のために
辞めたくとも辛いが我慢して勤める。
住宅ローンなどがあれば尚更の事だろう。

しかし、今日の不況の時下にあっては
一生懸命に宮仕えしたところでリストラ
されない保障などどこにもない。
このような時流であっては、サラリーマンほど
リスクの高い生業はない。
なぜならば、経営側でないかぎり
自分の人生(将来の生活も含めて)であっても、自分ではコントロールできないからだ。

(まさに、ゆで蛙現象なのか※1)

では、どうしたらいいか
会社にいながら 「雇われない生き方」をしてみることだ。
そうすれば、リストラに怯えない新しい働き方が見えてくるはず

その一つとして、
会社にいながら起業家になったつもりで
振る舞ってみることだ
たとえば、
ある部門(プロジェクト)の一員だったとする。今まであれば
自分の役割をこなせばOKだが、起業となればそうはいかない。
部門(プロジェクト)を全体から見て、その中にで自分自身の仕事を
し部下はもちろんだが同僚の仕事も手伝う
また、自分の役割以外においても、全体からみたばあいに有効だと
思う事は進んで上司に意見を具申してみる
常に経営的な立場から全体を見通して仕事をしなければならない。

自分はそこまで給料はもらっていない、
定時になったら会社から逃げるようにして帰る。
そのようなサラリーマン根性では仕事もさぞかし面白くないだろう。

実際に将来独立を考えている人間はそのような視点で
経営的な立場から全体を見通して仕事をしている。
給料をもらいながら予行演習をしている。

あと、もう一つは自分の職分で実績をあげることだ
会社にとってなくてはならない人材、必要とされる
人材
となれば、そこには相互依存関係ができ
「雇われない生き方」と言えるだろう。

私の場合
前職では先のパターンの意識で仕事をしていた
一生サラリーマンでいるつもりはなかったので
給料をもらいながら会社経営の予行演習をさせてもらっていたと
感謝している。
(その甲斐もあって、いまでは人からコントロールされる
こともなく、自分の好きなことでサラリーマン時代の約3倍以上
の年収は得ている、そのうえ仕事が楽しくて毎日ワクワクしている)
すべて自由自在

確たる信念と目標があればそのことに費やす時間、労力は
すべて無駄になることはない。

逆に目的意識もなく、だらだら一生を過ごすほど空しいものはない。

今後は大企業も含めかなりの企業が淘汰され破たんしていくだろう
そして米国の失業率7.2%
(08年12月時点で戦後としては最大で現時点はそれを上回っている)
日本も引きずられるかのようにリストラの嵐は加速していく。


(写真:上海南京東路での筆者)


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※1
ゆで蛙現象とは

1.上から降りてくる仕事を「淡々と」こなしている
2.変化もなく、平凡で心地よい状態である。
3.興奮することもなく、新たに大きな挑戦もない。
4.熱中することも少ない
5.人生に対する特に大きな目標もない

カエルを水に入れてその水をがだんだん熱くしていくと、カエルはその変化に気付けず、やがて、「ゆでがえる」となり命を落としてしまう。しかし、熱いお湯に入れたカエルは、ビックリして飛び跳ねて命が救われる。













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