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馬鹿不平多シ。増加するアンダークラス (生き方備忘録)

2023年01月15日 19時23分21秒 | 人生の羅針盤アーカイブ・法華経の実践と実証

馬鹿不平多シ

馬鹿は不平不満が多い。

他責の暇があったら学ぶべき。(福沢諭吉翁)

訳)
馬鹿は何か事が起こると、何でも他人のせいや社会・環境のせいにする。

他を責める暇があったら勉強しろということ。

全くその通りだと思います。

私が思うに

不平不満を感じるという事は自らが、

その解決策を見出す事ことを勉強し思考しない。

 弱い人間はついつい楽な方へ流される。他人や環境のせいにしたくなる。

それは自らの心の弱さや器の小さからくる。

また、福沢諭吉翁の名言で

福沢諭吉翁の『学問のすすめ』の冒頭にある言葉である、

「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」

あまり知られていませんが、

実はこの名言つづきに『といえり』という言葉がある。

訳)
すべての人は平等である、『とは言いますが
けれども今広くこの人間世界を見渡すと、

『賢い人愚かな人』
『貧乏人金持ち人』
『地位の高い低い人』がいる。

この違いは何ぞや

人は生まれながらにして貴賎上下の別はないけれど

ただ学問を勤めて『物事をよく知るものは貴人となり富人となり』、

『無学なる者は貧人となり下人となる』ということである。

また、

書籍『アンダークラス 新たな下層階級の出現』(橋本健二 著)

でも、現代日本では、平均年収186万円のアンダークラス(下層階級)
が930万人で実に就業人口の15%を占め、年々増加している、と言われている。

それらの人たちの特徴として、

『非正規労働』、『転職回数が多い』、『本が10冊以上ない家庭環境で育つ』

傾向がみられるという。

私も求人で多くの方を見る限り、この特徴はかなり的を得ていると思います。

1)短期間に転職が多い(4~5回)同じ業界ならまだしも、まったく

 業態の違う会社を転々としている。何をしたいのか分からない。

2)アルバイト期間が長い。30歳超えてもアルバイトもしくは契約社員。

3)志望動機がはっきりしてない。目標がない。

4)物事を知らない、勉強していない。

向上心もなけれは、なんら目標もない。

ただ、『上からモノを入れて、下から出すだけ』のために働き、生きている。

思うに人としてこの世に生をうけたからには、

『青雲の志』

とまでは言わないまでも、常に向上心と目標をもち

努力し自らを高めていくことが、人の生き方として大切ではないかと思う。

下記、日経ビジネスより

アンダークラス(下層階級)2025年には1000万人に達して

『格差社会から階層社会へ』中流階級は崩壊し

完全なピラミッド社会が形成されつつある。

思うに、感覚から資本階級の世帯年収は1060万円

ではなく、実体はその倍の2,000万円以上、資産1億以上と思われる。

なぜなら、年収1000万円~1500万円程度なら上場企業サラリーマンと変わらない

日経ビジネス、増加するアンダークラスより

 実態は「人材不足」ではなく「人材は余っている」

 

 



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