聖書 マルコ9:2~8
説教 「イエス様の姿が変わる」
申命記の最後34章には、「モーセは主の命令によって死んで主が葬られたが、誰も彼が葬られた場所を知らない」とあります。このため、モーセは神様に取られて神様の元で生き返り、神様と共に暮らしていると言われているそうです。エリヤはエリシャと分かれて天に昇って行きました。それゆえにやはり神様と共に暮らしていると言われます。
イエス様がペトロとヤコブとヨハネを連れて山に登られると、イエス様の服が真っ白に変わり、そこにモーセとエリヤが現れたのです。そして天から「これは私の愛する子。これに聞け」という声がしました。弟子たちが辺りを見回すとモーセとエリヤはいなくなり、元のイエス様がそこにいました。
このお話は、イエス様の復活と昇天を先取りしたものと言われます。復活と昇天の時イエス様は栄光の姿に変えられます。山の上で栄光の姿に変わったのです。山を降りる時イエス様は、「今見たことを人の子が復活する時まで誰にも話してはならない」と言われました。それは復活の前に十字架の苦しみがあるからです。十字架の苦しみがあってこその復活と昇天の栄光なのです。
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