ある牧師から

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2月13日礼拝説教要旨

2022年02月14日 | 説教要旨

聖書 ルカによる福音書4章16~30節
題  「良きおとずれ」

イエス様はガリラヤのカファルナウムで病気の人をいやしたりした後、故郷のナザレで安息日(土曜日)に会堂に入られました。そこでイザヤ書61章1~2節を朗読されました。それは「貧しい人に良きおとずれを告げ知らせる」というものでした。

イエス様はそこを朗読された後、「この聖書の言葉は今日実現した」と語られました。それは、イエス様によって実現したということです。イエス様は貧しい人たちと共におられた方なのです。

ナザレの人たちは最初はイエス様の語る言葉を喜んで聞いていましたが、カファルナウムでのことを言い出すとイエス様に予告されます。自分たちの住むところからヒーローが出てほしいと思っているからでしょう。自分たちの土地に対する利を求めるのです。

イエス様は、エリヤのサレプタのやもめの話とエリシャがシリア人ナアマンの話をして、良きおとずれはすべての地域の人に伝わることを説かれたのです。


ヘルブラント・ファン・デン・エークハウト オランダ 「ナザレの会堂で教えるキリスト」  1658

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