(このお茶は何茶であったろうか?このお店はここからして奥深い)
あごすけの胡麻辛つけ麺。これは上級の麺である。A級と言っているのではない。上級なのだ。実はこの麺は、今回初めて食べたわけではない。一月ほど前に一度行ったのだが、初対面の一回だけでは、どう食べたらよいのか結論が出せなかった。
その後食べ方を思案したのだが、「まあこういう食べ方なんかいいんじゃないか」と考えられるようになった。それで再訪したのであった。
並んでる間に胡麻辛つけ麺を注文。「小ライスはどうしますか?」と言うので、「小ライスは全メニューにつくのですか?」と訊くと、「いえ、胡麻辛つけ麺だけです」との事だったので、やっぱりと思い、付けてもらうことにした。
奥のきゅうすはつけ汁の割りスープ。↓麺だけの図。
つけ汁だけの図。
こちらは小エビとザーサイ。
↓さて前回の体験学習から、麺は最初から豪快に、すべて挽肉味噌と絡める事にした。
ちょうどジャージャー麺のようにである。
そしてこれをつけ汁につけ、
レンゲに乗せ、そこにザーサイと小エビを乗せる。
そして口に入れて渾然一体を味わうのである。↓チャーシュー片はあびでのやり方に倣った。
そう、つけ汁に浸して熱で柔らかくするのである。そして麺の合間にかじったり、レンゲ上の麺と合わせたりして食べる。ただし数本あるチャーシュー片を、最初にまとめてつけ汁にぶち込むような乱暴な事はしてはいけない。一本食べ終えたあとで次のを入れる。
ところで、注文の際「やはり」と思った事だが、小ライスは腹の満たされないところを埋め合わせるものではない。そう、つけ汁を更に奥深く味わうためにある。
更にはこんなふうにも。↓
麺を途中から別バージョンにしたければ、カウンターのゆず胡椒を載せて
かき混ぜる。これもまた味わい深い。きゅうりは、つけ汁に浸して半分かじる。↓そして残りの半分は、麺と一緒に食べたりする。
↓麺とライスを食べ終わったら、残ったつけ汁を割りスープで割る。そう、蕎麦湯の要領。
最後に、畑の中に隠された宝のような、一粒の宝石 を見つけ出す事を忘れてはいけない。その一粒を味わう事で、一杯の祝祭は頂点に達するのだ。宝石がなんであるかはヒミツ。
さて、このつけ麺は上級であると書いた。しかし上級がイコール激ウマにはならない。なぜなら、私は胡麻の味が得意でないから。
期間限定品。9月末まで。
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