ある牧師から

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「トイレの神様」はおばあちゃんの作り話ではなかった

2011年03月11日 | 雑学
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以下引用

亡き祖母との思い出を歌にした「トイレの神様」がヒット中の植村花菜(28)がこのほど、祖母和嘉さんの故郷・鹿児島県沖永良部島を初めて訪れた。島の親戚と対面した際に家系図を見せられ、自身が明治維新の元勲、大久保利通の異母姉妹の末裔(まつえい)であることが判明。歌のルーツもこの島にあったと分かり、祖母と訪れるはずだった“約束の地”で歌い手としての思いを新たにした。

4年前に他界した和嘉さんと生前「いつか一緒に行こうね」と約束していた沖永良部島。祖母との約束を果たしに訪れたこの南の島で、植村は若かりし頃の祖母を知る親戚と初めて対面した。

和泊町に住む伊勢達一さん(89)は和嘉さんの同級生。昨年大みそかのNHK紅白歌合戦で「トイレの神様」を聴いて「いい歌だ」と感心していたが「親戚とは思いもしなかった」という。

縁戚関係を知ったのは年明け。地元の新聞社の人から「(植村の)おばあちゃんは島の人」と言われ、70年以上前に島を出ていった和嘉さんたち一家を思い出した。

そしてこのタイミングで、和嘉さんに導かれるように植村が島へ。和嘉さんの生家があった場所へ向かうとその知らせが島全体に伝わり、植村も伊勢さん一家の存在を地元の人から聞き、奇跡的に対面が実現した。

伊勢さんから見せられたのは家系図。近代日本の礎を築いた大久保利通の父で薩摩藩士の大久保次右衛門が、島に赴任してきた際にめとった島妻(現地妻)との間に生まれたタケの孫が、和嘉さんの父親であることが記されていた。鹿児島の近世史研究の第一人者である原口泉鹿児島大教授も「利通にマツとタケという2人の異母姉妹がいた」と解明しており、植村が大久保とゆかりがあるのは間違いなさそうだ。

ほかに10代の頃の和嘉さんの写真もあり、食い入るように見つめた植村。地元の人の話では、島でも和嘉さんの生家があった手々知名地区に「トイレをきれいにすると美人になれる」との言い伝えが色濃く残っており、自身のルーツだけでなく歌のルーツも知った。

大久保利通との関係に植村は「誇らしい気がします」と言い「祖母やその親たちが言い伝えてきたトイレの神様のお話を、私が歌手になったからこそあらためて多くの人たちに伝えられたとすればこれほど幸せなことはありません」と話した。


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