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うっちー@狸御殿

ただ過ぎに過ぐるもの…帆をかけたる舟。人の齢(よわひ)。春、夏、秋、冬。

中森明菜「DIVA」

2009年09月04日 | 音楽
明菜ちゃん好きでしたよね?と同僚が新作を貸してくれた。

あのぅ…このジャケット…デザインは梅図かずお氏ですかぁ?(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル

めちゃ怖いんやけどウハハ

早速聴いてみたが、噂には聞いていたけど、、、安室奈美恵のカヴァーかいな???と問いかけたくなるくらい。最近の安室の楽曲はVIDAL SASSOONのタイアップ曲くらいしか知らんけど、正にタイトルナンバー「DIVA」とか「REVERSE」、「HEARTBREAK」あたりなんか差し替えられていても気づかないくらい。そういえばデビュー間もない頃、エッセンシャルのCM出ていたような記憶がある。

ちょっと最近の邦楽にはついていけんくなったオヤジには衝撃が強く、昭和の歌姫としては時代に媚びて欲しくなかったなぁという複雑な思いがある。

でも、まだ彼女は現役なんやしこういう挑戦もアリなんかね。

中森明菜「ムード歌謡 ~歌姫昭和名曲集~」

2009年08月20日 | 音楽
     「ステレオ、壊れてないかい?」

ひとり暮らしを始めたボクに祖母が電話をかけてきて第一声は、いつもこの言葉やった。「ばーちゃん、普通は"ご飯食べてるかい?"とかちゃうん」と返すと「だって、お前は何よりも歌が好きな子だから…」とお決まりの会話を繰り返していたっけ。

数年前までは、外に出ると必ず"難波無印"上階にあるタワレコに足繁く通い、週に3,4枚CDを買い続けていた。ジャンルは問わずその時の気分にハマる音楽は手当たり次第に。演歌と邦楽だけは、あんま触手が伸びひんかったけどねアハハ

歌は、聴くというより歌うのが好き。言葉というものには、表現の限界があるけれども節が付くことで同じ言葉でも微妙なニュアンスを具現化出来たりするから。

そんでもってこの夏、長男と一緒になって歌いながら聴いているCDが明菜の歌姫シリーズ。過去のシリーズは、そんなに興味なかったのだけど今作の収録曲はボクのツボにハマった。



経験 (辺見マリ)

恋の季節 (ピンキーとキラーズ)

夢は夜ひらく (藤圭子)

他人の関係 (金井克子)

面影 (しまざき 由理)

雨の御堂筋 (欧陽菲菲)

ラブユー東京 (黒沢明とロス・プリモス)

絹の靴下 (夏木マリ)

コモエスタ赤坂 (ロス・インディオス)

非情のライセンス (野際陽子)

伊勢佐木町ブルース (青江三奈)



ぬぉぉぉおおおお!めっちゃ個性の強い昭和を代表するアーティストばっか。強気やねぇd(ゝc_,・。)♪

ちょっとアレンジがチャラく、なんちゃってJazzっぽいのが引っ掛かるが「経験」や「他人の関係」は上出来。「夢は夜ひらく」は、なんか五輪真弓の「恋人よ」を彷彿させるイントロが…残念。「雨の御堂筋」、やっぱ菲菲は偉大やった。昔の明菜やったら対抗出来たんやろうけど、今はパンチが足りない。因みに菲菲の動画を長男に見せたら「なんかさぁ。。。ゲームのラスボスみたいだね」って。うはは。そないにインパクトあったか。

マリ様の「絹の靴下」は、当時のマリ様と比べればひけを取ってないかな?マリ様も昔は今ほど熟していなかったもんね。青江のみぃ~なの「伊勢佐木町ブルース」。う~ん…もっと明菜の低音が上手に生きれば良かったと思うけど、全体的にファルセットで歌い続けるから場末感があまり感じられんかったなぁ。

いっちゃん気になるのは、ジャケット!

もうちっとどうにかならんかったのかなぁ?日劇ってさぁ…それやったらミコたんの「人形の家」とか西田のさっちゃんの「アカシアの雨がやむとき」とかも入れて欲しかったゾ。個人的に好きなだけやけど( ´艸`)

全体的には、明菜が好きでないと、ただ昭和歌謡がすきなだけじゃ楽しめない部分もあったが中々の力作だと思う。

Spring Awakening 春のめざめ

2009年03月24日 | 音楽
綺麗な女の子を見ると、みんな首がないように思える―そして突然、ぼくの方が首のない女王さまのような気がしてくる。…だれかの首をくっつけられそうな気持ちになるんだ。ドイツ帝国時代、社会の末端に位置する子どもたちの悲劇を描いた戯曲。

こんな解説がつけられたヴェデキント・フランク著「春のめざめ」。そのミュージカルのBWオリキャス盤を聴いてみた。

"The Bitch of Living"だの"Totally Fucked"だの、なんだかとてもヤヴァそうなタイトルナンバーが目白押し♪…(*ノ∀ノ)イヤン
全体的には「RENT」のようなRock調のナンバーで構成されていて、タイトルから想像するほどハチャメチャなRockではなく正統派路線のRock。歌詞は相当イッっちゃってるけどアハハ

ただね、、、歌詞を強調したいからなのか音楽自体は、とてもシンプル…と言えば聞こえはいいんやけど、流れ的には少し単調なような気もしなくはないかな。これをあの独特な母音法歌唱の四季が演るとなるとどうなるのか…(。-`ω´-) ウーン

似た様なPopRockの「アイーダ」もそれほど流行らなかったからねぇ。。。まぁ、この作品は、BWでも早々とCloseになったくらいやったから作品自体がコケたのだろう。

んでもって、ついでに原作の戯曲も読み始めたのだが所謂、子供から大人への階段でブチ当たる性への葛藤だと勝手に思い込んでいたんだけど、1世紀以上も前のドイツ帝国の背景においての大人たちからの偏見や抑圧された子供達の心の叫びなのね。

子供は親や大人や先生に反抗しながら自分を確立していく。反抗を恐れては子供を教育することなんて到底出来っこない。

子供は、自分になるため、自分を知るために反抗するのだ。そやから、無理にでも子供を反抗させてあげないといけない。いつまでも従順で素直なのは親の奴隷と同然。

子供が反抗してきたら、まずは子供の言うことにちゃんと向き合い頭ごなしに否定するのではなく肯定する。しかし、子供は、社会を知らない、だから非常に幼い、内容が偏っている。大体、大の大人だって現代はアダルトチルドレンなんて未成熟な大人が多いのが事実。

だ・か・ら、絶対に否定はしない。

間違っているからといって、親の考え方に引きずり込むのは子供の個性を奪うことになる。

歴史は、常に悪人が作る…その時代の権力に刃向かう、そんな人間しか歴史は、創れない。その体制や法に従順に従う家畜は歴史をつくる力を持たない。体制に刃向かう野獣こそ時代を創る人物なのだ。ちょっと大袈裟やねアハハ

親がわざと間違ったことを言って、子供に正しいことを言わせて、褒めるくらいの度量がないといけないんです m9(・∀・)ビシッ!!

           それが、愛♡

ちょっとこの作品を観に行く日が楽しみになってきた((o(´∀`)o))ワクワク

中森明菜「まぶしい二人で」

2009年03月16日 | 音楽
夕焼けがキレイだ…((*゜∀゜):;*.
目を閉じると瞼に、なんとも言えん温もりがジンワリと感じられ、脳裏に明菜ちゅわんの「まぶしい二人で」が流れた。まだガキンチョで歌詞の意味も解らんのによう繰り返しレコード(レコードって…汗w)が擦り切れるくらい聴きまくった。

彼女が全盛期の頃は、聖子ちゅわん派と分かれていることが多かったけどボクは両方好きやった。明菜ちゅわんは、特に来生姉弟が提供してたバラードが絶品で恋愛の"れ"の字も無縁やったのに、聴き惚れては目を潤ませていたっけかぁ…。

「1/2の神話」のB面(B面って…w)「温もり」。この頃まだ彼女は16歳か17歳やで。。。まさに歌姫やわ。ボサノヴァ調に、この刹那過ぎる歌詞。堪らんねぇ。この延長線上にALBUM「FANTASY」に「にぎわいの季節へ」っちゅう似た様な別れの曲があった。

ALBUM「ANNIVERSARY」では、「夏はざま」「バレリーナ」。前者は来生姉弟作品で、後者は尾崎亜美の作品。

そんでALBUM「POSSIBILITY」から、「白い迷い(ラビリンス)」これも来生姉弟の作品。

基本、来生のえっちゃんの歌詞って必ず"電話"がキーワードになってんのねウハハ

こういうバラードを歌い続け、誰もが知ってる「難破船」に辿り着くわけやなぁ…他にも「予感」とか「雨が降ってた」とか、もう彼女の名バラードを挙げたらキリがない。

こうして振り返ってみるとボクの恋愛遍歴って。。。明菜ちゅわんのバラードと共にあってんなぁシミジミ

不器用で一直線に突っ走った10代後半、20代は少し慎重になり始めたが22で結婚wwwっちゅうか…遍歴ってほど歴史ないわ(∀`*)ゞイヤァ

ひとつ、ひとつは真剣な恋やったけど、ここでふと気付いてしまった。忘れられない想い出やとずっと胸の中にしまっておいたはずなのに…はずなのに…

同時に、忘れてしまっていたことを。。。ヽ(;´Д`)ノ アァ

懐かしさとは、なんと美しく、なんと残酷なものなんやろう。

何千回、何万回と「好き」と「嫌い」を繰り返し、花は散り、そしてまた咲く…。

恋とは、そんなもの、、、なんやね。そんなことふと考えた春浅い日の夕暮れ。

MUSICAL 「A NEW BRAIN」

2009年03月04日 | 音楽
♬I feel so much spring within me. Blow, winds, blow, spring has just begun.
And something's taken wing within me,What was dark so long had felt like winter, Finally there's sun And so I sing That I feel so much Spring...((*゜∀゜):;*.

昨日の昼休み、休憩室でひと息ついているとTVから石丸幹ちゃんの歌う"I Feel So Much Spring"(邦題:春の唄)が流れてきた。色々あったけど元気になって復活したんやね。良かった、良かった。

まだ本調子ではないのか、かつての艶やかな歌声には戻ってなかったようだが、また歌を唄う気持ちになれたことは喜ばしいこと。

"I Feel So Much Spring"はオフBW作品「A NEW BRAIN」の中で終幕に唄われる人生謳歌の重唱。とてもシンプルな旋律のナンバーですぐに口ずさめるくらい覚え易いのだが、聴けば聴くほど味が出て心に染渡る。

この作品との出会いは、とあるミュージカルスターのソロアルバムに"I'd Rather be Sailing"という、この作品のナンバーが収録されていて、これまたとても耳心地の良い旋律の優しい歌で、他のナンバーはどんななのだろう…と興味を持ったのが切っ掛けでBWのオリキャス盤を購入した。

主人公が突然の病に倒れ、生死を彷徨い生きるための"糧"を見出すという感じのSTORY。

とは言うても、重苦しい闘病生活がつらつらと描かれているわけでなく結構、淡々としている。だからこそ、この作品が持っているメッセージが素直に聴く者(観る者)に伝わってくる。そうやねぇ…季節の移り変わりを植物や風の変化で感じるように極々自然に。

ボクは、残念ながらこの作品自体はまだ観たことがなく音楽だけを繰り返し楽しんでいるだけだけど、たまにふとPLAYして聴いてみるといつも気持ちがニュートラルになり心と身体が解放され生命力が甦ってくる。

そんな作品がこの春、日本版で上演される。先の幹ちゃん主演で。



彼の復活作品には相応しいと思ったのはボクだけかな?"I Feel So Much Spring"なんて、まさに彼の今の心境そのものではないかと思う。

♬春を告げる風 吹いて新しい何かが始まる 暗く凍えた冬が 今 終わり 唄おう 春の唄を…

どんなに叫び、嘆き、喚いても確実に春・夏・秋・冬…季節は、過ぎていく。とても静かに、激しく、優しく、そんでもって残酷に過ぎていく。どうしようもない喜びと、どうしようもない悲しみの中で過ぎていく。どんな人にも平等に。

その中で、輝くような素敵な想い出も…腸が煮え返るような憎しみも…いつしか色褪せ小さくなっていくものだから、人は生きていけるのだ。

今はどんなにつらくても、ほんの一瞬の通過地点やと思えばな~んてことはない。人生にはようさん哲学があるけど、ホンマは実にシンプルなものなのだ。

( ゜∀゜)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

大阪の家族を含めみんなで、この作品を観に行く。それぞれの"春"を見つけられたらいいな…。

スウィートチャリティ

2009年02月14日 | 音楽
本日は、ヴァレンタイン。長男の収穫は、、、15個!(σ´∀`)σゲッツ!!
ピアノの先生や英会話の先生、そしてうちの教室の女性講師たちの義理チョコが殆どやけどねウハハ
でもまぁ、大収穫や。このぉ~平成のカサノヴァめっ( ´∀`)σ)∀`)コンニャロ

その横で、ひとりむくれヅラの長女(ー'`ー;)ムムッ
自分は、あげるだけで収穫が無いと…まだヴァレンタインの意味をよう理解してない模様。大阪の兄貴衆たちにチョコのお返しの督促TELをしとったwww

ヴァレンタインと言えば、脳裏に浮かぶのは「スウィートチャリティ」というMusical。なってたってヒロインの名前が、

   チャリティ ホープ ヴァレンタイン♥♡ ですから。

それじゃあ、さぞかしロマンティックな恋愛作品と思うかもしれないが、、、トンデモナイ!惚れた男には、ことごとく疎まれ撃沈しまくるヒロインなのだぁーっ!ぐははー。

それでも性格が歪むことなく、健気に愛しの王子様を見つけようと奮闘する姿に心を打たれるのだけど…冷静に考えてみるとチャリティって現代で言うKYヲンナなんよねぇ。

自分の幸せがまずありきで、相手が見えない。。。恋愛で失敗するいっちゃん多いパターン。得てしてこういう恋愛をしてる人間は「相手の為を思ってやったのに…」と口を揃えて言うが…

ホンマに?ホンマに相手を思って?

相手に良かれと思った自分なりの気持ちの押し付けちゃうの?それは相手が望むことではないのだ。そやから空回りを繰り返す… (*´Д`)=зハァ

単純に人の心が読めないためにやりすぎてまう。

恋愛に限らず、こういった思い込みによる"善意の押し売り"ってようある。実際は、善意なんてものには程遠い自己顕示欲。結果、、、疎まれる(o´艸`)

恋愛に於いても、人間関係に於いても小賢しい演出なんて必要ないんよね。きっと。そうすれば素直な気持ちが、純粋なカタチのまま伝えることが出来る。

♪Somebody loves me...at last!

High School Musical 3: Senior Year

2009年01月30日 | 音楽
高校卒業を控え、暇を持て余した生徒たちに映画に行こうと誘われたよぅ。。。「High School Musical 3: Senior Year 」 (*´Д`)=зハァト

なじぇ溜め息かと言うと、なんぼミュージカル好きでもやっぱ苦手な作品もある。コレがソレwいえね、1作目のサントラは買うたことあるんです。

でも、ナンバー全てが受け付けなかった…(*-pq-) モジモジ

普通にPopsのAlbumやねんもん。これはこれでそういうカタチなのかもしれんけど、何度かチャレンジしたが愛すべき楽曲がなかった。なので、作品自体を見た事もないウハハー

でも、映画を観るならやっぱナンバーくらいは知らんと楽しめんしのぅ…と思い買うてみたのだが、、、やっぱダメやった…-=≡○)´Д`)・:'. グハァ

お馴染みの曲、"We're All In This Together"がGraduation Mixになったのがマシだったくらい。やっぱ青春モノは「ビバヒル」が好き(o´艸`)ククク
ま、実際映像と併せて観たら印象は変わるかもしれないが、トレーラーを見る限りあまり期待はしてない。ごめんよ生徒たち。

そもそも、一昨年に「ヘアスプレイ」のプレミア試写会に行ったのだけど、その時ニッキーとザックがゲストで来てまして、ザックの御高く留まった態度がめちゃめちゃ印象悪かった。

しっかし、近年のミュージカルというのは普遍的な名ナンバーというのがめっきりなくなってしもたなぁ。ボクは1930~50年くらいのシネミュージカル黄金期の作品が大好きなのだけど、あの頃の作品のナンバーというのは50年以上時を経た今でもスタンダードとして多くのアーティストがカバーし歌い継がれていたり、"White Christmas"のように元の作品は、知らんでも子供から大人まで知ってるナンバーなんかもある。

そら、近年の作品にも名ナンバーと呼ばれるものはようさんあるこにはあるが、賞賛してるのは大半が一部のミュージカルファンくらいやん?

           この違いは何なのだろ???

ひとつは、ミュージカル作品自体の創り上げ方が違うというのもあるだろうが、例えば「オペラ座の怪人」や「レミ」のナンバーが半世紀後まで多くの人達に愛され続けるだろうか?ボク自身、ALW作品でミュージカルの世界にのめり込んだ人間なのだけど…正直、今はもう彼の作品には飽きが来てる(*´σー`)エヘヘ

この先、ミュージカルというのはどのように進化していくのだろう…。

Musical「Marguerite」

2008年12月14日 | 音楽
興味半分でウエストエンド作品「Marguerite」のオリキャス盤を買ってみた。

Margueriteと言えばLa traviata。そうヴェルディの日本でもお馴染みオペラだね。

でも、このミュージカル版のマルグリットは、娼婦ではなく場末のクラブ歌手。舞台設定も第二次世界大戦下のパリ。仏蘭西→戦争とくれば…アラン・ブーブリル&クロード=ミッシェル・シェーンベルグのお出ましだーい!(o´艸`)www日本でもヒットした「レミ」のスタッフね。

おまけに音楽は仏蘭西音楽の巨匠、ミシェル・ルグランで御座います。

なんかイマイチこの組み合わせってしっくりこないのだけど、やっぱCDを通して聴いてみると微妙だったアハハ
戦争が舞台だからかなぁ…ルグランおじじの美旋律が堪能出来ひん   ・゜・( ノД`)・゜・。!!

だって。。。ナンバーがほぼレミの踏襲なんやもん!!意識しすぎちゃいまっか?

まぁ、どうしてもオペラやバレエのマルグリットを引き摺ってしまってるボクの姿勢が拒否反応を示しているだけなのかもしれないが、、、でもねぇ…やっぱ、しっくりこないのさ。これが原作通り娼婦という設定やったら「シェルブール」のような美旋律の宝庫Musicalに仕上がったんちゃうのかな。

だいたいこの設定なら、わざわざマルグリットを主役にせんでもよろしいやろ!?

日本でも来春、宝塚を退団したオサこと春野寿美礼がタイトルロールで上演されるけど。。。オサで大丈夫なの???彼女は芸達者やから上手に消化はすると思うけど、他のキャストがねぇ…ちょっと不安。特にアルマンwwww

B席がある大阪公演で観てみようかな。

Russell Watson 「People Get Ready 」

2008年12月11日 | 音楽
昨日は、15℃を越える暖かい一日。今日も同じように暖かいそうだ。今年は暖冬かな?灯油の価格も下がり気兼ねなく暖を取れる思っていたのに…うむぅ。

仕事帰りブラブラとCDショップを見て周り大ファンであるラッセル・ワトソンの新譜が発売されていたので購入。七色のしなやかな歌声で、ポップスからオペラのアリアまで歌いこなす素敵なアーティスト。

2006年秋、ニューアルバムを録音中に脳腫瘍が発見され、すぐに手術が行われ短い歌手生命で終わってしまうのかと心配してたのだが、無事翌年の春にアルバムを発表。病み上がりということもありやや精彩に欠けてしまっていたのだけど、今回届けられたアルバムは…見事復活ー!!バン━ヽ(゜∀゜*)ノ━ザァィ!

従来の魅力にSexyさも加わり新たなラッセル・ワールドが広がった。今作では、メインになるのがソウルナンバーなんやけど、肩の力が良い具合に抜けていてSmoothjazzのような仕上がり。オープニングナンバー"Me and Mrs Jones"からグイグイ引きこまれてしまう。"Georgia"、"Try A Little Tenderness"、"Louisiana"、"I Can't Stop Loving You"なんかはもう涙がでてくるほど温かいナンバー。

"Soul Man"や"Heaven Help Us All"なんて彼にしては珍しい骨太なナンバーも良いスパイスになりアルバム全体のクォリティをグンと上げている。

惚れなおしたよラッセル(σ´㉨`)σ⊹ฺ∔ฺ⋆ฺ✧ฺ☆ズキューン♡

久々に良い買い物をしてスッキリ元気一杯。

エマニュエル・パユ「バッハ:フルートソナタ全集」

2008年11月10日 | 音楽
バッハは、あまり好きではないのだけどパユのファンなんで買ってみた。彼は、どちらかというとテクニカルな部分で聴衆を楽しませてくれるところがあるから、バッハをどう調理してるのか興味があったのだ。

子供たちを寝かしつけた後、ゆっくり一服しながら聴いていたら、ヨメに「夜に笛の音なんて流してたらヘビが来るじゃない」と言われたよアハハ
ヘビってボクも好きではないけど、神様の使いなんて説もあるし悪いもんちゃうと思うけどなぁ…マ、イッカ。

ひと通り聞き流してみて。。。自分が、それほどバッハが好きではないことを再確認できた(*´σー`)エヘヘ

ブランデンブルク協奏曲は軽く聞き流せるからたまに聴くことはあるんだけどね。彼は、とても勉強家で、古い様式から新しい試みまで幅広く取り入れ作曲しているのは良いのだけど…詰め込みすぎているような気がする。

この全集は、比較的ナッタリとした曲調のものが集められているのだけど、なんちゅうかなぁ…心にジンワリ染み渡るナニカガなかった。パユのライトな演奏法のせいかな?いや違うな。

でも、音楽というのは聴いたときの精神状態にも大きく左右されるものだから、これから聞き込むほどに味が出てくるかもしれない。

あぁ…我が家にオーディオルームがあったらいいのになぁ。←環境のせいにしちゃいけませんw