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うっちー@狸御殿

ただ過ぎに過ぐるもの…帆をかけたる舟。人の齢(よわひ)。春、夏、秋、冬。

リッキー・マーティン「Musica + Alma + Sexo」

2011年02月01日 | 音楽
2月じゃ。今月の新月は3日で丁度節分。なんか節目に当たるっているから気持ち良いね。いつもより真面目に恵方巻きを喰おうか。

そんでも本日は、リッキー久々のフルアルバム発売でございますぅ((´∀`*))~♥♡

              Music+Soul+Sex

なんて意味深なタイトルのアルバム。ツインズのダディ(マミィ?)となり、カミングアウトもして新生リッキーの新たなスタート作品としても期待大。

ひと足先に彼自身のブログで全曲公開というサービスをしてくれちゃってCDの売り上げに響かんかと心配になったけど、ちゃっかり聴きまくってしまった。

       めっちゃええね、このアルバムd(ゝc_,・。)♪

なんちゅうかパッショネイトなんやけど伸び伸びとしていてリッキーのヴォーカルがイキイキしとる!そのパワーは昔のまま…いやパワーアップしてるんやけど力が入り過ぎていないから耳触りがFeel so good!聴いているボクまで何かから解き放たれるような感覚に陥ってしまう。トラック4の"Te Vas"なんか象徴的。

先行シングルの"The Best Thing About Me Is You"もスパニッシュVer.で女性ヴォーカルとのデュエットになっていて、殆どのナンバーがスパニッシュ。

      なので…歌詞の意味があんま分からんの(*ノ∀ノ)

国内盤を買えばよかったけど、輸入盤を予約しちゃった…あはは。語学の勉強を兼ねてゆっくり訳詞ながら楽しもうっと。

サウンドはね、ラテンとエジポップがブレンドされた感じでアップテンポなものが多く最後まで聴き飽きない。ヘンに凝ったエレクトリックサウンドでないからちゃんと心にも響く。

      ベイビーたちと出逢うて彼は生まれ変わった

そして本当の自分を曝け出したことも大きく影響して居るな。

                出すことが大事。


出し切れば、自然に新たなエナジーはチャージされる。出し惜しみすることなく、出し切ること…すると、ヒョイ♪と風に乗れ、その風が思いがけないところまで運んでくれるのだろう。彼のヴォーカルがそれを教えてくれた。

    自分こそが自分自身の人生を左右できる

今、「断捨離」という考え方が注目されているけど、今多くの不満などがあるのならいっそのこと思い切って自分を取り巻く環境を空っぽにしてみるといい。勇気がいるけどやってみると案外要らんものを抱え込んでいたことにまず気付く。

そうすると、新鮮な風が吹きこんできて心の濁りが一掃され見晴らしがようなり、新しい世界が目の前に広がるよ。

リッキー・マーティン「The Best Thing About Me is You」

2011年01月25日 | 音楽
LOVE(愛)、Equality (平等)、Injustice(不公平)、Innocence(無実・純粋)、Marice(敵意)、Refugee(難民)、Oppression(抑圧)....(人∀・)

リッキーが久々に新曲を発表。ラテン貴公子と言われていたのは昔の事で、今回はレゲエのような沖縄民謡のようなマッタリしたナンバー。でも歌詞が「キミもボクも同じ人間」っちゅうような平和的なもんやから、この曲調で正解やったんかね。ヘタに暑苦しいラテンのリズムやったら押しつけがましい理想論になっていたかもしれない。

でも、こんな歌聴いて「ホンマ世の中って不公平」なんてセンティメンタルになってるだけじゃあかんのよっo(`ω´*)o

人間なんて所詮、屈辱とかプライドとか威張りたい欲求とか、そんなもんで出来ている。そういうものをなだめたりおさめたりする工夫として、怒鳴ったり泣いたり皮肉を言ったりという行為をしているんやろね。

          そもそも平等や公平なんてこの世にはない

横並びが大好きな島国根性のジャップは平等や公平を求め続けているけど、そんなもんいつまでったっても訪れるわけが無い。そんなもんが来たら人間生きていく気力が無くなって全滅してしまうんちゃう?苦がるから楽がこの上ない至福で有るのだ。

プライドだって誰かに蔑まれたり、疎まれたりしたからと言って簡単に傷つくもんもない。もしそうなら、そのプライドは自分のものではなく、他者に媚びる為の偽りのプライド。

     平等や公平は自分の外にあるのではなく内にあるもの

己の心を解放すれば、自ずと偏見のない自由な世界へ導かれる。ユーモアは、精神の自由と直接にかかわるもの。心が自由を感じることができて、やっと自由に表現できる。自由がないと、ユーモアは生まれない。ユーモアがなければ人生なんてちぃーとも面白くはないやん。

ウーマンリヴだのゲイリブだの一連のリヴ活動なんて熱くなるだけ無駄無駄。虫唾が走る。

まぁええわ。

来月1日に、このシングルが入ったアルバム「MÚSICA + ALMA + SEXO」が発売になるんで買うてみよ。どんなメッセージが込められているかタノシミ。


塔の上のラプンツェル【Disney】

2011年01月21日 | 音楽
♪I am a mermaid
With golden hair...Not all us mermaids Have silver tails --I have no tail at all!


黒髪のアジア人からすると、まるで光の輝きそのもののような金髪に憧れるね。ブリーチした艶のない金髪じゃ話にならんけど。

メームスも昨年からやたらとカラーリングをしたがっていて、試しに発表会でブロンドの鬘を装着させてみたのだが…「なんか…よーかい(妖怪)みたい(ー'`ー;)ムムッ 」と漸く諦めたようだウハハ

そんな折、ディズニーの新作映画がグリム童話「髪長姫」をベースにした「塔の上のラプンツェル」のトレーラーを見て彼女は興味津々。いよいよディズニープリンセスも3Dになっての登場!もう2Dじゃ集客が出来ひんのやろか?平面には平面の味っちゅうもんがあると思うんやけどねぇ…古臭いオヤジの考えやな。

公開を前にまずはサントラで予習!ということでAmazonで輸入盤をBuy。

作曲はディズニー作品でお馴染みアラン・メンケン御大ということで期待をしていたのだけど…

   ポップなカントリーフォークがメインではないかーっo(´□`o)

いや…これはこれで悪くはないんやけど、やっぱ「美女と野獣」とか「リトルマーメイド」みたいなプリンセスものに相応しい流麗なナンバーが多い方が好きなのだよ。トレーラーを見る限りアクティヴなプリンセスみたいだから違和感があるわけではないのだけど。

唯一、素敵やなぁと聴き惚れたのがラプンツェルとフリンのデュエット"I See The Light"。アコギがメインの優しいバラード。ヒロインの金色の髪を彷彿させるような煌めきを感じる美曲((´∀`*))~♥♡

ところで、「髪長姫」といえば初版はグリム童話には珍しい官能童話なのねハァハァ色々と複雑な男女の愛のもつれが描かれていて、ただ好きなだけじゃ恋愛は成立せんという教訓も隠されていたのだけど、そこはディズニー作品。ヒロインの愛と成長の冒険劇になっているみたい。

しかしだ、人と言う生き物は殊更、恋愛になると理性を失うのは何故なんやろう…?

それはきっと"愛する"という行為は、もっとも動物的であって人間が身につけた理性なんてもんが介在する必要がないからなんやろね。ヘタに理性を働かせようとするからエゴなどが生まれ、愛憎や悲劇のスパイラルに陥ってしまうのだ。

       愛情は飾る必要も、裏返す必要もないのね♡

本能の赴くまま素直に愛情を届ければいいのだ。ストーカーや押し付けはあかんけど。清く、正しい愛情ならそんなアホなことはせんかわな。だってホンマもんの愛ってのは実ることなんかどうでもいいもんで、ひたすら相手のシアワセを祈ることやから。

愛の糸を絡ませずに紡げれば、素敵な織物が出来上がる。

♪And it's warm and real and bright And the world has somehow shifted All at once, everything is different Now that I see you,

んで、姫は給食当番でお気に入りの男子にサービスして盛り付けしてるんやって?男の子は「花より団子」やから喰いもんでは釣れんで!(`w´*)y-~~~

ヲンナ度を上げて…いや、ヲトコを誘惑するのはまだまだ早い!!お父さんにいっぱいサービスしてください。

ミュージカル「スコッツボロ ボーイズ」BWオリジナルキャスト盤

2010年12月21日 | 音楽
寒い日と、過ごしやすい日が交互にやってきておりますな。木枯らしがピュ~っと吹けば「あぁ年の瀬やなぁ…」と言った気分にもなるがポカポカ小春日和になれば、なんだか12月下旬?とボケてしまう。

例年なら、このくらいの時期になるとオペラ「ラ・ボエーム」なんぞを聴いてクリスマス気分に浸って過ごすのだが、もう飽きたウハハ

そんで秋に発売になったミュージカル「スコッツボロ ボーイズ」というオリキャス盤をボンヤリ聴き流している。

1931年に起こった「The Scottsboro Boys Trial(スコッツボロ事件)」は御存じだろうか。

9人のアフリカ系アメリカ人少年が、白人女性を強姦した罪で裁判にかけられ、証拠不十分であるにもかかわらず、有罪判決を受けたという事件。タイトルは忘れてしまったがハリウッド映画にもなった。

これは、その事件をミュージカル化したもの。近年、黒人がメインのミュージカルが多くなってきているね。

勿論、題材にも関心はあったけど手がけたスタッフへの関心の方が強かった。

コリオグラファーには今やBWミュージカル屈指の振付家スーザン・ストローマン

作詞、作曲は名作「キャバレー」や「シカゴ」のジョン・カンダー&フレッド・エッブ

ミュージカルファンならヨダレがタラタラもんのスタッフじゃございませんかっ!残念ながら観劇することは出来ないけど、せめて音楽だけでも。

んで、結果から言うと…ちょっとライトテイスト?ミュージカルナンバーとしては勿論素敵な楽曲が揃っているのだけど「キャバレー」や「シカゴ」のようなスタイリッシュグルーヴっちゅうの?そういうのが感じられんくて少し肩透かしを食らってしまった。題材が題材だけに音楽は黒人のバイタリティ溢れる明るさをクローズアップしたのかな?

音楽メインではなくストレイトプレイがメインの作品らしいから舞台を観たら印象が変わるかもしれないね。

               冤罪

記憶に新しいのは検事による証拠改竄があったね…(。-`ω´-)

こんなもんは氷山の一角で、運良く明るみに出たけど、ようさんこの世には無実の罪で人生を滅茶苦茶にされた人は居るだろう。もう悔しいとか、恨めしいなんて次元じゃないやろな。

誰でも心に邪念を持った魔物を棲まわせている。普段、外に出てくるときは理性に濾過の洗礼を受けて健全な欲望と化し、宿主を向上させる。度重なる災難や、大きな不幸に襲われ自暴自棄になったとき、この魔物はそのままの姿で飛び出す機を窺う。このとき理性がどれだけ働くかで宿主の人間性が問われるんやろね。

誰かを陥れようとする噂話や悪口は真実より真実味があってようできている。

これまたアホどもは、そういう話を信じ大きくして広めるんよ…(;´Д`)y─┛~~

           ボクはそんなのとは闘わない。

穴の開いたバケツに水を注ぐようなもんで無駄やから。悪と闘って真実が勝つなんてドラマだけよ。そんなもん相手にするより、闘うべきは自分自身。惑わされず誤ちがあれば潔く「そうだ」と認め改め、潔白なら罵られようと己を貫けばいい。ただそれだけ。

あれ?オリキャス盤のレビューになってないやん( ゜∀゜)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

楽曲は悪くないし、オフからオンへ進出したくらいやから来年のトニー賞でどう評価されるか楽しみだ。

MINT CONDITION【クレイジー・ケン・バンド】

2010年08月31日 | 音楽
今日で8月も、夏休みも終わり~アデュー(_´Д`)ノ~~ 

まだまだ残暑は厳しいようやけどヴァカンス気分は今日まで。記録的な暑さが容赦なく襲った夏やったけどなんとか乗り切れたオレ、お疲れさーん。お母さんも暑い中ちびギャンたちのお世話お疲れ様でしたウハハ

たいとあーも事故もなく、元気よく遊び引っ越しのお手伝いも頑張ってお疲れさま。今年の夏はどんな思ひ出が出来たかな?お友達との出逢いもありーの、別れもありーの短い夏にも色々な出来事が有ったね。

いつでも、太陽のように明るく、月のように丸~く、花のように優しく微笑みを忘れないふたり。

               笑顔は、恵顔。


「恵」は、慈しむ心、優しく相手を包み込む心を表している。だから、笑顔は恵顔なんだ。そやからこれからも恵顔を忘れずに!そうすればどんなことも楽しめる。ちゅうか、楽しいことからキミたちに近付いてくるさd(ゝc_,・。)♪

現代は人間関係が希薄だと何でもかんでもそのせいにしているが、実は関係がどうのという次元ではなく人間そのものが薄っぺらいのが溢れているだけなのだ。ぶ厚い人になるんだよ。

しかし猛烈な暑さやった今季はようけミントのお世話になった。

クナイプのミントを溶かした湯船に浸かり、仕上げにはバブシャワーのエキストラクールは最強やった。もう寒いくらい。蒸し風呂のような室内もミントのアロマを使い清めたり、我が家なりの暑さ対策に勤しんだ。

ミントと言えば音楽もミント。ボクが学生やった頃、夏と言えばチューブに杏里、美里が定番やったけど、ここ数年はCKB!クレージー・ケン・バンドなんでございますの。その最新アルバムが「ミントコンディション」。

CKBはね、歌詞に共感するとかで好きなわけではない。なんちゅうのかなぁ…まぁ歌詞も含めてその世界観は好きなのだけど、フラッと立ち寄った赤提灯で見た目が怪しいチンピラ風のおやっさんと隣合わせて言葉を交わしたら意外にええ話するやんオッサン!ってな感じで仲ようなって気が付けば飲み友になってたって感じ。なんかよう分からん喩えやけど、そんなスタンス。

めっちゃ泥臭くオヤジワールド全開やけど、どこか可愛らしさがあって微笑ましかったり。一時期流行った「チョイ悪オヤジ」とはチト違う。

そんなCKBの12枚目のアルバムはミントというだけあって、今までより泥臭さは抜けスペアミントのような小サッパリした仕上がり。

前半10曲ほどはCKBらしい展開やけど「ヨコスカン・ミラクル」からちょっとセンティメンタルな歌謡曲になり「仮病」ではCKBお馴染みフレーズ『パッツン、パッツンのオシリ』なんて歌詞が出てくるけど、次の「無条件(ムジョッコン)」でPOP爆発!

           ハナ、トゥル、セッ、ネッ!

戦隊ものアニメの主題歌のようなイントロに♪짜라짜라 짜짜짜 짜라짜라 짜짜짜 (チャラチャラ チャチャチャ チャラチャラ チャチャチャ)とムーディー勝山を彷彿させるフレーズで始まるナンバーにちびギャンたちも1発でハマってノリノリ。

この曲、フル韓国語詞なんやけどCKBオリジナルではなく韓国のトロットという演歌のカヴァー。演歌というても日本のような地味な感じではなく単調なコード進行の歌謡曲みたいでスグに覚えられる。歌詞もリピートばかりやし。内容は「君に向かう僕の愛は 特級の愛だよ 」とか「太平洋を越えて、大西洋を越えて インド洋を越えてでも 君が呼んだら駆け付けるよ 無条件に駆け付けるよ~!」など昭和初期のような恥ずかしいフレーズが続出。でもそれがまた剣兄貴が歌うとカッコイイ!

振付もあってパチもんパラパラみたいで覚えたら宴会の主役間違いナシ!

そんで「シャンタン」、「地層」でメロウな雰囲気に戻しショウタイムの〆。全体的にミントジュレップのように甘く爽やかなアルバム。

2010夏の終わり。太平洋高気圧さん、来年の夏は、もうちっとお手柔らかにお願いします(-人-メ)

オペラ座の怪人2 ~ラヴ・ネヴァー・ダイズ

2010年04月08日 | 音楽
Amazonから届いたよ、「オペラ座の怪人2 ~ラヴ・ネヴァー・ダイズ」。初めてタイトルを見た時はオリジナルのパロディ?と思ったが、ちゃんとALWの作品。そう、あの日本でも大ヒットし映画化もされた「オペラ座の怪人」の続編なのだー ォオー!!(゜д゜屮)屮

おいっ、あの「クリスティーヌ…アイ…ラ~ヴ…ユー♪」なんて子犬みたいな目をして言うてたクセに諦めずにいたんかいな!!とツッコミ。

そう、物語はあの話から10年後…故郷パリを離れNYにお引っ越ししたファントムは劇場経営者になっていた。そこへクリスティーヌを呼び再開したとこから物語は始まる。ファントムはまだ一途にクリスティーヌを愛し続けていたのさ。

まだサラッと歌詞を眺めただけだが、、、クリスとファントムに娘が!?(゜Д゜)ハァ?

ファントムのヤツ。。。ヤルことだけはヤッやがったなコンニャロ!これじゃラウルはホンマもんの道化師になってまうがな。可哀想に…シクシク

楽曲としては、前作を踏襲しているような、ないような。リプライズ&半階音技法はガッツリ使われているけれど前作を知らなくても楽しめそう。「続」というよりは「新」といった仕上がり。引き継いでいるのは登場人物くらい。でもね、ちょこっと他の作品の使いまわし?とツッコミたくなるところがあった。日本では上演されてない作品だから、よほどのALW作品好きしか気づかないけど。

音楽構成はファントムよりアスペクツ・オブ・ラヴに近い気がする。甘さは無いけど官能的なナンバーが続く。今回はファントムが出ずっぱりで歌いまくり。

♪Till I Hear You Sing...Once More!!

のフレーズが耳から離れん。うはは。楽曲に限って言えば、さすがALW!とても耳心地は良いし、すんなり覚えられる。

ボクは値段の安さとボーナストラックの平原綾香が歌う日本語Ver.が聴きたくなくて輸入盤を買うたけど、もう既に日本盤も発売されている。但し対訳はナシやって。そもそもさぁ、なんで海外ミュージカルのオリキャス盤にわざわざ日本人…しかもミュージカル俳優でなくポップス歌手の歌なんて入れるのかね?訳わからん。洋画を見てタイトルバックでいきなり日本人歌手の主題歌が流れちゃった。。。みたいなくらいガックシくるわな。

ちなみにファントム役のラミーンくん、めちゃ歌上手いっす((´∀`*))~♥♡ クロフォードおじじの声を若返らせて艶を与えたような感じ。重すぎず、軽過ぎずええ塩梅。

クリス役のシエラちゃんも微妙にホラーが入ったサラ嬢のクリスより素敵(`w´*)y-~~~

音楽だけで言うなら買うて正解やったな。ストーリーはまだ書き直しがあるようなんで今のところ気にせんようにしようっと。

モーツァルト ヴァイオリンコンチェルト【Europa Galante Fabio Biondi】

2010年03月31日 | 音楽
やっと春…で、ええねんな?まだ雪がチラついたりしてるところもあるようやけど。ここまで不安定やとスキンケアもなんぼその日の状態に合わせて使えるようにと数種用意しとってもアチャコチャ使わんといけなくて気持ちがザワザワ落ち着かんし、肌も疲れ気味。スキンケアを楽しむどころではない。

ということで春が訪れると必ず聴きたくなるモーツァルトのヴァイオリンコンチェルトで気持ちを落ち着かせる。一番のお気に入りはファビオ・ビオンディ&エウローパガランテの演奏するこのCD。

これは色々思い出があってねぇ…4年前の今日、白内障の手術を受けたのだけど、その時も手術前に気持ちを落ち着かせるために聴いた楽曲。いざ始まってみれば、たった10分足らずで痛みも何もなく終わってしまう簡単なものやってんけど、やっぱ眼球を切るとなるとちょっとビビるわな。

この手術に至るまでも血液検査でダウトを食らって別の疾病が判明し入院騒動があったり大変やったなぁ。

んなこたぁどーでも良くて。

このヴァイオリンコンチェルト、No.1からNo.3まで収録されているのだが、兎に角小気味良いバロックのリズムが心地良く堅苦しくヘンに小難しいクラシックが苦手なボクでも1度聴いただけで惚れてしまったほど素敵な演奏。

飽きっぽく、新しいものに目が無いボクがもう何年もくり返し聴いてるが全く飽きがこないってのもスゴイな。

聴きまくって4度目の春。

色褪せないモーツァルトの旋律と共に新しい季節を謳歌しよう。

マイケル・ブーブレ「CRAZY LOVE」

2009年11月05日 | 音楽
天気予報通り寒さはひと段落。今朝は、そんなブルッとならず起きれた。

スタバでもホリデイお馴染みラテが今年も発売され早速大好きな「ダークチェリーモカ」を飲んだ。



くぅ~チョコレートの甘さとチェリーの程よい酸味が溜まらんねぇ((´∀`*))~♥♡
一気にホリデイ気分が盛り上がる。急に寒くなりふと観るつもりですっかり忘れてしまっていたネトレプコ嬢のお針子ミミ「ラ・ボエーム」映画版のDVDが発売されていて仕事帰りに買うて帰ろうと思ったんやけど、やっぱレンタルでええかなwと思いCDを数枚購入。

その1枚が、マイケル・ブーブレの新作「CRAZY LOVE」。ビッグバンドシンガーで往年のスタンダードを彼なりの素敵な解釈でお色直ししてしまうセンスが気に入って新作が出ると必ずチェックしている。今回もオリジナル新曲は2曲だけで他はスタンダードからポップスまでをカヴァー。

何やらドラマティックでスリリングなイントロとアレンジで始まるジュリー・ロンドンの"Cry Me A River"。今作は、、「恋愛において避けることの出来ない激しい浮き沈みについての究極のレコード」を製作した。というので意外とシビア路線で展開するのかと思いきや、続く"All Of Me"では一転して軽快なスウィングヾ(´∀`*)ノ

そんでもってレイ・チャールズの"Georgia On My Mind"ではシットリ&ムーディに攻めてきやがる…気がつけば、すっかりブーブレワールドに浸っていた。う~んアダルト!なんて思っているとディーン・マーティンのカヴァーで有名な"All I Do Is Dream Of You"で思いっきり脱力。チャーミングなドゥーワップ調にアレンジされステップを踏んでしもたやないかいっ。うはは。このナンバー、古くは大好きなジーン・ケリー兄貴の「雨に唄えば」でコーラスガールのオネーチャンが歌ってるシーンを思い出す。

んでイーグルス、ダイナ・ワシントン・アンド・ブルック・ベントンなどのカヴァーが続き、〆は名曲"Stardust"でっせ!

参りました。めっさキザでナルシスティックなんやけどブーブレのフランクなキャラが嫌味な部分を浄化させリスナーを楽しませてくれる。

カッコイイやんけ!( ´∀`)σ)∀`)コンニャロ

♪When skies are gray Skies are blue Morning, noon and nighttime too All I do the whole day through Is dream of you...

ハンス・ウェルナー・ヘンツェ「オンディーヌ」

2009年10月26日 | 音楽
昨夜、渡辺 謙さん主演の若年性アルツハイマーをテーマとした「明日の記憶」という映画を見た。元々映画館に足を運ぶタイプでもないし、レンタルも子供たちが見たいもの中心に借りているので、興味はあったがすっかり忘れていた作品。

病によって色々人生が狂わされるのは実体験済みやけど、やっぱ色々と考えさせられた映画やった。

記憶がこそげ落ちて行くとはどういう感覚なのだろう…人というのは忘却の生き物と言うけれど通いなれた街ですら初めてのようにリセットされてしまうのはショックだろうなぁ。

例えばボクの場合、手作り石鹸を冷蔵庫で保存していたりするので、間違って豆腐を石鹸だと思いこみ「なんや。。。めちゃ柔らかい石鹸やなぁ」と豆腐で洗浄してしまったり、殺虫スプレイをデオドラントスプレイと間違うて使うてしもたり…(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル

冗談言うてる内はええけどボクだって絶対にならんという保証はない。願わくば記憶は全部残して永遠の眠りにつきたい。喜びも、悲しみも、赤面するようなことも、怒りも全てが今のボクを形成しているもんやから。

っちゅうことで、昨夜のおやすみミュージックはヘンツェの「オンディーヌ」を聴きながら眠りについた。森で迷った騎士に恋をした水の精が水の世界の王様や姉妹たちの反対を押し切って騎士の済む人間界へ足を踏み入れ愛を貫こうとするお話。「人魚姫」みたいなもんやね。アシュトン先生演出のロイヤルバレエ十八番作品でもあるし、ジャン・ジロドゥの戯曲もある。

結局、別の女性に恋してしまった騎士は命を奪われ、水の精オンディーヌは記憶を奪われてしまう…(´;ω;`)

それを分かっていたオンディーヌはタイムリミットまで、記憶を失い水底に戻っても騎士と過ごした時間と同じように過ごせるように人間として暮らした習慣を身体に覚え込ませた(ここの下りは涙なしには観ていられない)。

アルツになってしまったらホンマに全て失ってしまうんやろか?脳は委縮して記憶することや新しく覚えることが不可能になったとしても「心」の引き出しにはキチンとしまわれているように思うんやけど…キレイごとかなアハハ

ボクが日々、家族と使っている石鹸や入浴剤、ボディケアは必ず芳しい香りがするものを使っている。これは、その時その時を心地良く過ごすためでもあるが、「香りの記憶」というのは絶対にふとした時に甦るもんだとおもっているので、そういう効果も信じて使っている。

次々と新しいものが出てくる時代やけど、「香り」って普遍性があるもんね。

子供たちが大人になり新しい家族を持った時、孫たちにも「香りの記憶」が受け継がれたら。。。素敵やなぁ(*´σー`)エヘヘ



まだまだ先の話やけどアハハ

マシュー・ボーン「ドリアン・グレイ」

2009年09月25日 | 音楽
彼女、親戚は多いし、知り合いもたくさんいたんだ。でもね、いうまでもなく『知りあいがわんさといたって、友だちはひとりもいない』ってことは、ありうるんだよ by スナフキン

今、とぉ~っても観たい舞台、マシュー・ボーンの「ドリアン・グレイ」。快楽主義にどんどん堕ちて行く美青年を背徳とは美徳と言わんばかりにダークに描いたオスカー・ワイルドの有名小説が原作となっている。

マシュー版は主人公を絶世のトップモデルに置き換え物語が展開される。

マシュー&オスカーが手を組んだら耽美の骨頂ではないかぁーっヽ(´Д`;≡;´Д`)ノハァハァ

でも、でもコスメばっか買い漁って旅費がないグハハ
っちゅうことでサントラ盤だけでもAmazonで注文してみた。今回はクラシックバレエからの楽曲の引用はなくテリー・デイヴィスによるオリジナル曲で、さながらファッションショウのキャットウォークで使われるような音楽でスリリングな物語の緊張感を強調するかのような小刻みなリズムが全編に走っているのが印象的。

正直、音楽だけを聴いて楽しめるようなものではないけど原作を読みながらBGMにするとなんとなくあの耽美の世界が容易く脳裏に浮かぶので実際に舞台でダンサーの踊りと融合すればどんだけ官能的なのだろうか…想像しただけで興奮してしまう。

しかしこのファウスト的な悪魔に魂を売り己の欲望を貪欲に貪るっちゅうのは人間たる故なのだろうか。所謂"大人買い"なんちゅうのもそのひとつなんやろね。

ドリアンの執拗なまでの若さ(青春)への執着は、ひとえにチヤホヤ持て囃され快楽に溺れたいという現れ。。。確かに若さ故の輝きって何物にも代えがたい唯一無二のもんやけど、輝きってその時、その時によって変化していくもんやと気付けば「若さ」なんて大して意味のないことやと気付く。

ホンマもんの"輝き"って磨きあげてこその賜物なのだ。

若くなければ愛されないとうのは大間違い。若い人しか愛せないというのは、その人が積み上げた人生を背負う自身のない人間。そんな人間に愛されたって一瞬の夢物語のように終幕はすぐにやってくる。

♪わかぁ~れは いつも ついて来る 幸せの後ろをついて来る~ それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り

多くの人に愛されることを望むより、本当に愛したい一人を愛し抜けば「永遠」は近くなるのかも…?な~んて青臭いことをボンヤリ想う秋の始まり♪…(*ノ∀ノ)イヤン