私のハートは防弾ガラス？

　以前、似たようなことを書いた気もいたしますが、最近健忘症ぎみなので都合の悪いことはすべて忘れることになっておりますので、本日は自分の性格について少し書かせていただきます。
　これまで私の周りの芸術家の皆さんを何人かご紹介いたしましたが、割合繊細な人が多いので、私も芸術家のはしくれですから当然繊細で素直、そして情にもろいお人よしだと思っていました。
「素直？お人よし？」はいつかまたご紹介させていただくことにして、本日は私がみなさんから「繊細？」と見られているのかどうかをご紹介いたします。
内容は私が大勢の前でスピーチをした時の話で、ある日ある時、友人からの一言で「えっ、俺ってそんな風に見られていたんだ」というお話です。　
　私は以前より「スピーチ」もゲイジュツだと考えておりますので、いつも「スピーチ」直前まで原稿を直して暗記し、本番では原稿を一切見ないでお話するのですが、時々大分前に考えていた内容になっていることに気づき「あれっ、繋がらないや？？？」とチグハグな話になったりすることもしばしばでした。そんな時は大抵頭の中が真っ白になって話しが終わったあと「俺、何を話したんだ」と周りの人に聞くことになってしまうのですが、前回は「いやあ、話した内容を全然覚えていないんだ、内容変だったよね」と聞いたところ、「えっ、何、どこが全然」ということなので、更につっこんで「俺って繊細だから失敗は気になるんだよ。ガラスの心臓なんだ。」と言ったところ、唖然とした表情になって言われた言葉が「えっ、繊細？ガラスのハート？防弾ガラスでしょう！！」との回答でした。
　この年齢まで割合マイペースで世間様のことをあまり気にしないで生きてまいりましたがこの一件いらい、私の眼と他人様の眼はこんだけ開きがあるんだ、これからは世間様のことも意識しなくちゃ！！と最近少―し反省しているころです。以上お後がよろしいようで本日はこれまで！！！です。
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