フドウの日

「山の日」元年　／長野

私だ
今年から８月１１日が新たな祝日「山の日」となる。
目的は「山に親しみ、山の恵みに感謝する」こと。
元日紙面で、各界で活躍する人々に信州の山との関わりを語ってもらったが、
取材を通じて自分の小学生時代を思い出した。
休みや半日授業の土曜日には友人らと頻繁に近所の里山や川に自転車で遊びに行っていた。
アケビを採ったり、サワガニやドジョウ、イモリを捕まえたりした。沢沿いの散策もした。
当時は「山の恵み」なんてことはもちろん考えていなかった。
きれいな川にはメダカやヤゴもいた。
今にして振り返ると、そのように多様な生態系に触れることは都会ではできない貴重な体験だったと思う。
日本は国土の約７割を山が占め、多様な動植物が育ち、私たちはその恵みを享受してきた。
水資源や空気、動植物は山と切り離して考えることができない。
山の日を契機に、山の恵みに改めて感謝したい。【福富智】

6月になんか祝日作ってくれ
8月にはイラネ

	いま「山の日」制定～「山の日」祝日化の論点
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