愛知県 三好ヶ丘の彫刻

1990年にアートヒル三好ケ丘’９０彫刻フェスタといいますコンクールで審査員奨励賞を頂いた作品です。
これは三好の小さな公園に静かに佇んでいるのですが、この公園の横には小学校が有りまして、今日この小学校から一つの電話が入りました。
「先生の作品を生徒達と拝見させて頂いています。もし宜しければこの作品がどのように生れたのか、三好という街をどのようにイメージされて作られたのか、生徒の前でお話しして頂ければと思います。」

この作品は以前もお話させて頂いていますが、「展望」という題名が付けられています。


人が生きて行くに為には一人で生きて行く事は出来ません。
たがいによちそい、そして前向きに、常に遠くに目標を持ちながら、また、助け合いながら生きていく姿を表現してみました。この作品がこれから少しでも多くの人々の目にふれ、人と人との和の中で生まれる夢と希望を感じていただければと願っています


この作品については、この言葉でお伝えしていますが、作者が直接お話しするのでは、又違った意味合いも生れるでしょうし、20年前に作った感情にまた肉付けできるかもしれません。人前でお話しする事は今までも数回有りますが、緊張しやすい私にどれだけの事が出来るのか不安ですが、何事も経験ですからお返事は快くお請けしました。