尾崎 慎 の 彫刻ライフ

石彫刻家尾崎慎の作品の紹介や、展覧会情報、これまでに起こってきたエピソードや日記など様々な事を綴って行きます。

野外彫刻 IN 蛭川

2009-07-18 08:04:41 | 日記
「未来を抱く」








この作品は2000年に制作した作品です。新しい時代を迎え、未来に希望を持って、また未来をしっかり守って行こうという気持ちでを表現しました。






「結束」
この作品も重複写真になります。社会が混沌とする中、今だからこそ人と人の繋がりが必要なのだと思います。友情、信頼、そして掛け替えの無い絆こそこの時代を乗り切れるのだと思います。



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4 コメント

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出会い (千の風)
2009-08-16 12:52:40
8月1日の早朝、なぜかこのページと出会いました。娘が亡くなってからもうじき2年、3回忌が巡ってきます。「未来を抱く」の彫刻は、一卵性母娘(?)と思いながら生きてきた私と娘の姿に重なりました。それから1週間後には、蛭川で尾崎先生とこの作品に会えるなんて!感激でした。
この作品は、何と親友の実家近くの公孫樹の大樹の下にありました。80歳を過ぎた親友のお母さんが、「幼い頃よく遊んだ公孫樹の下にあるこの石彫が、私も大好きでここを通るたびに立ち止まって見ている」と言って、この作品が写っている朝暁の写真を下さいました。
蛭川中に尾崎先生の作品を見て回りました。この作品は、蛭川の奥のこの作品が最もふさわしい場所に設置されていて大変うれしく思いました。
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素敵な出会い (尾崎慎)
2009-08-19 13:33:58
千の風様

私がこのブログを始めて僅か一ヶ月半。偶然が偶然を呼んでこんな出会いが有るんですね。
そして私の知らない所で、人の心を何処かで動かしている事をこうして知る事が出来て、この仕事をしている意味を改めて知る事ができます。
娘さんと、千の風様との事を思うと、目頭が熱くなって来ます。
お母様のお気持はきっと娘さんに届くと信じています。
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公孫樹の下 (千の風)
2009-08-20 09:57:11
尾崎先生の温かいコメントに涙してしまいました。ありがとうございました。
昨日、8月19日は娘の誕生日でした。丑年の今年まで生きることができなくて残念でした。
18日・19日と、蛭川村出身の親友と蓼科高原を旅しながら親友に尾崎先生の話をしました。蛭川の自然と石彫芸術を観にたくさんの人たちが集まるといいのにと話していました。
お母様同様、親友もまたあの公孫樹の大木の下で子どもの頃遊んでいたそうです。先日、写真を撮りに行った日も親子連れで夕涼みをしている人たちがいました。大公孫樹と母子像はこれからも大勢の人たちを見守り、癒し続けることでしょう。
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心の残る物 (尾崎慎)
2009-08-20 11:08:15
千の風様が娘さんと過ごされた日々は、何時まで経っても輝き続けていると思います。

私も両親を二十代で亡くしましたが、今も鮮烈に父母と過ごした日々や言葉を大切に噛み締めて生きています。
私が創りだす作品は私の想いであり、希望でも有ります。
そんな私の想いや彫刻の有る風景が誰かに少しでも届けば幸いです。
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