私の部屋

普段私が制作以外の時間を過ごしている空間です。
私の父も母も画家だった為このような物に囲まれながら過ごして来たので、不思議でも何でも無いのですが、石膏像は極普通に生活の中に溶け込んでいました。
父が絵画教室を開いていた為今も私がこれを受け継いでいます。
時代が良かった頃は彫刻一本で生きて行く事も可能に思える事も有りましたが、最近では個展を開いても昔のように作品が数売れる事が少なくなってきました。
それでも制作するスタンスを守って行きたいので、実質制作費を稼ぐ為には教室で生活を保たなくてはなりません。
最初は子供の教室を中心にやっていましたが、最近その子供達も美高、美大を受験したい子達も増えて、そちらの指導もしています。
そんな関係で石膏像も段々と増えてきたわけです。

教室と制作を両立させるのはとても大変ですが、制作時間を減らしたくはありませんし、個展のペースも崩したく無いのです。
いずれにしても我慢の時期だと思います。