LISZT MUSIC FOR TWO PIANOS /
RHAPSODY IN BLUE:
Katia Labeque, Marielle Labeque
"Liszt Music For Two Pianos" EMI(GMR)1436451 Liszt:Reminiscences De Don Juan (ドン・ジョヴァンニの回想) Liszt:Two Episodes From Lenau's "Faust" (レーナウの「ファウスト」から2つのエピソード) 1. The Procession By Night 2. The Dance In The Village Inn (Mephisto Waltz) Katia Labeque, Marielle Labeque (p) 1984クラシックのピアノでは人気のあるというリストですが、わたしには、よく判りません。それで、話題がありません。しいて、変なのというと、LPのカッティングです。この盤では、A面が「ドン・ジョヴァンニ」、B面が「ファウスト」となっているのですが、A面が16分15秒、B面が17分41秒と12分01秒になっており、裏表の収録時間がきわめてアンバランスであるということです。こんな物理的見かたをするのもLPだからでしょうね。
"Gershwin:Rhapsody In Blue" Decca(ENG)417_326-1 Rhapsody In Blue / Katia Labeque, Marielle Labeque (p) Riccardo Chailly (cond) Cleveland Orchestra Lullaby An American In Paris / Cuban Overture Riccardo Chailly (cond) Cleveland Orchestra 1985/11「ラプソディ・イン・ブルー」はピアノとジャズのビッグ・バンド向けにガーシュインは作曲したそうです。現状ではシンフォニー・オーケストラとで対位法的にピアノを演奏するこの形式が最良のようです。この曲の、入りのクラリネットは、ジャズの素養を必要とするのでしょう。アメリカのオーケストラの本領発揮です。
ラベック姉妹は「ラプソディ・イン・ブルー」のみの参加です。ジャケットの表には一番最初に表記してあります。レディ・ファーストと、取れなくはありませんがアルバムのセールスのための目玉商品ですね。全体は、オハイオ州はクリーブランド管弦楽団です。アメリカは資本主義の国ですから、LP盤は英国のDeccaですが日本ではジャケットにLondonのシールが貼ってあります。企業買収ですかね。何ででしょう?
コレクション整理の進行状況→ コレクション一覧
2005/12/23 ものずき烏 記
(参考)
2005-04-09 ラベック姉妹のラグタイム
2005-12-18 メータ&イスラエル:動物の謝肉祭
2005-12-21 ラベック姉妹:ハンガリアン舞曲
2005-12-22 ラベック姉妹:ガーシュイン