時系列でアルバムを並べているのですが、ゲリラ的レーベル(Soul Note)の参入がありましたので、投稿するこの2枚は、アダムス=プーレン カルテットとしてはオフィシャル(Timeless)に戻ったアルバム。DECISIONS / LIVE AT MONTMARTRE:
小寒から立春までが寒中です。仏教の修行者は、寒行というものをやるようで、わたしの子供の頃は街中でも、団扇太鼓を叩きながら夜行している日蓮宗の人がいた。最近は、法華経の行者がいなくなったか、騒音が迷惑だと横槍がはいり、他の宗派同様ダンマリになったのか、聞こえませんね。
このアルバムの一曲目で、珍しくダニー・リッチモンド(ds)のドラム・ソロが聴けます。わたしは、炬燵で、ダンダンとよく鳴る法華の太鼓、と聴いていますが、今でも寒行をやっているのなら今年の寒さは大変だったねと、ねぎらいます。「ドン・ツク・ドンドン、ドン・ツク・ドンドン、ドン・ツク・ドンドン...」
最後の曲で、芸人ジョージ・アダムスのボーカルが聴けます。アルバムを通しで聴きましたが、ジョージ・アダムスのフルートを使う曲が入っていなかったようです。
ジョン・スコフィールドは、マイルスでも聴いていたし、リーダー・アルバムも持っている。理由はね、ジョージ・アダムスとジョン・スコフィールドが、(声の代わりに楽器で)大声を張り合っているからなんだ。それがメンバーのみんなに影響している。エネルギーを爆発的に燃焼させて面白がる歳でもなかろうに...。
このアルバムでジョージ・アダムスは、テナー一本。フルートもボーカルもありません。だいたい電気ギターの音量に対抗するのはフルートでは無理。ボーカルでは喉がやられる。ここいらは、いいんじゃないですか。バリエーションとしてはラストの曲で、シックリと終了。
ジョン・スコフィールドのギターが一本入るだけでマンネリ打破といったところだろう。結局このスタイルが時流でしょうね。
でも、レーベルがブルー・ノートへ移りまして、わたしの落ち着くスタイルに戻りました。(これは、次回)
コレクション整理の進行状況→ コレクション一覧
2006/01/30 ものずき烏 記
(参考記事)
2006-01-27 アダムス=プーレン:アース・ビーム/ライフ・ライン
2006-01-28 アダムス=プーレン:メロディック・エクスコージョン/シティ・ゲーツ
2006-01-29 アダムス=プーレン:ライブ・アット・ビレッジ・バンガードVol.1&2
DECISIONS / LIVE AT MONTMARTRE:
George Adams & Don Pullen Quartet
"Decisions" Timeless(NTL)SJP-205 Trees And Grass And Thangs / His Eye Is On The Sparrow / Message Urgent Decisions / Triple Over Time I Could Really For You George Adams (ts,vo) Don Pullen (p) Cameron Brown (b) Dannie Richmond (ds) 1984/02/03グループとしては5年目。アルバムとしては7枚目です。
小寒から立春までが寒中です。仏教の修行者は、寒行というものをやるようで、わたしの子供の頃は街中でも、団扇太鼓を叩きながら夜行している日蓮宗の人がいた。最近は、法華経の行者がいなくなったか、騒音が迷惑だと横槍がはいり、他の宗派同様ダンマリになったのか、聞こえませんね。
このアルバムの一曲目で、珍しくダニー・リッチモンド(ds)のドラム・ソロが聴けます。わたしは、炬燵で、ダンダンとよく鳴る法華の太鼓、と聴いていますが、今でも寒行をやっているのなら今年の寒さは大変だったねと、ねぎらいます。「ドン・ツク・ドンドン、ドン・ツク・ドンドン、ドン・ツク・ドンドン...」
最後の曲で、芸人ジョージ・アダムスのボーカルが聴けます。アルバムを通しで聴きましたが、ジョージ・アダムスのフルートを使う曲が入っていなかったようです。
"Live At Montmartre" Timeless(NTL)SJP-219 Featuring John Scofield I.J. / Flame Games / Well, I Guss We'll Never Know Forever Lovers / Song Everlastring George Adams (ts) Don Pullen (p) Cameron Brown (b) Dannie Richmond (ds) John Scofield (g) 1985/04/05オフィシャルとしては初のライブになるのですが、ジョン・スコフィールド(g)が入っています。ジョージ・アダムス(ts)とギターのハモリが奇妙な音色ですね。これもゲリラのライブ盤と同様で収録時間が長い。50分26秒。ゲリラ盤ではキャメロン・ブラウンのベースが弱かったが、このライブは、ねちっこいベースがよく捉えられている。でも、わたしは、このグループで弦楽器が二つというのは、どうも落ち着かない。だって電気ギターが騒音だっていうの!。
ジョン・スコフィールドは、マイルスでも聴いていたし、リーダー・アルバムも持っている。理由はね、ジョージ・アダムスとジョン・スコフィールドが、(声の代わりに楽器で)大声を張り合っているからなんだ。それがメンバーのみんなに影響している。エネルギーを爆発的に燃焼させて面白がる歳でもなかろうに...。
このアルバムでジョージ・アダムスは、テナー一本。フルートもボーカルもありません。だいたい電気ギターの音量に対抗するのはフルートでは無理。ボーカルでは喉がやられる。ここいらは、いいんじゃないですか。バリエーションとしてはラストの曲で、シックリと終了。
ジョン・スコフィールドのギターが一本入るだけでマンネリ打破といったところだろう。結局このスタイルが時流でしょうね。
でも、レーベルがブルー・ノートへ移りまして、わたしの落ち着くスタイルに戻りました。(これは、次回)
コレクション整理の進行状況→ コレクション一覧
2006/01/30 ものずき烏 記
(参考記事)
2006-01-27 アダムス=プーレン:アース・ビーム/ライフ・ライン
2006-01-28 アダムス=プーレン:メロディック・エクスコージョン/シティ・ゲーツ
2006-01-29 アダムス=プーレン:ライブ・アット・ビレッジ・バンガードVol.1&2
昼間でしたので 店内には学生だった私の他 2組3人しかいませんでしたが、最初から急速なI.J.が始まるなり 客の全員が 足を踏み鳴らし 首を振りながら没入して聴き入った光景が・・・。ああ、良い時代でした。
すみません。懐かしくなって、つい お邪魔しちゃいました。