日々是後悔也 ver.3.60

備忘録代わりのちょっとした旅行記と書き物

大人の遠足(行くぜ、東北。編 その2-1

2020-09-06 15:26:23 | Weblog
うちの裏にお庭を構えたおうちがあるのですが、そこからここ数週間前から夜になるとコオロギの鳴き声が聞こえてくるようになりました。
毎年このコオロギの声が聞こえるようになると「もうちょっとで秋だ」と思える@なかのひとです。
相変わらず日中は仕事をするとあっと言う間に2リッターぐらいは平気で水分飲んじゃうけどな!
おかげで仕事が終わったときのだるさはハンパないのです。







さて、今回は
OGPイメージ

大人の遠足(行くぜ、東北。編 その1 - 日々是後悔也 ver.3.50

8月最終週、週末ですがあまりの暑さにぶっ倒れてる@なかのひとですがいかがお過ごしでしょうか。ネタもないのでクーラーのある部屋に避難している週...

大人の遠足(行くぜ、東北。編 その1 - 日々是後悔也 ver.3.50

 

先回の続き、キャンプから戻ってきてーの、東北へと出発です。



夕方にK君宅に戻ってきたわれわれ。K君奥様連を降ろした後に再度K君の職場へ。出発は夜を見込んでいるのでその間にやり残した細々した設定を続けたいとか。
わたしは・・・手伝えることもないので少し場所を借りて仮眠させてもらいましょうか。(ガッツリクーラーも効いてるしw


22時くらい。ハードオフで発掘してきたモニターやらの設置を大体終わったらしく、K君も一旦家に帰って準備。
それではそろそろ行くとしましょうか。

R19は中津川以南は快適に走れるので高速代をケチるためにも下道で。
仮眠を取っていたので夕食はとっていません。・・・一応高速に乗る前に何かあれば入ろうとは思っていたんですが。
恵那を越え、かなり遅い夕食は
駒ケ岳SAで。SAなら24時間食事取れますしね。

お腹すいてたのでガッツリ。でも、たぶん旅の間は麺類ばっかりな気もしますよ。


昔にO氏と北斗星を撮りにいった時はO氏がメインドライバーだったので新東名ー首都高ー東北道経由でしたが、さすがに首都高はえぐいので今回は中央道ー圏央道ー東北道で抜けることにしました。
(看板が出てから別の車線に移るのが厳しいのですよ
2時過ぎに駒ケ岳SAを出発。ほぼ予定通り7時過ぎには圏央道を抜けて東北道へ。(途中、トイレと飲み物休憩もしてる
福島松川PAには9時前着。休憩がてら、ここからどう進むかの相談。大陸に抜けた台風の影響もあり、やはり天気予報は日本海側には雲がかかり見えない可能性が。
K君の予報どおり、北東北の太平洋側でないと確実に晴れないようです。今回のペルセウス座流星群の極大の時間は22時過ぎから。この時間くらいに八戸近辺に入ればいいことになるので、逆に午前中~午後の日中は予定が空くことに。

あれ・・・?岩手・・・?岩手ってなんか鉄ネタがあった気が・・・。
ああっ!思い出した!岩手は見たかった岩手開発があるじゃないか!!! 早速運行予定を調べてみます。
・・・どうやらお盆休みは金曜からのようで夜間の運行はないものの、日中は走る模様。そのまま東北道を北上し、奥州市から入れば大船渡に一直線に出れます。
平泉前沢ICからR4へ。初めて高速代で¥17000なんて金額見ましたわw

山の中をひた走り、トンネルを抜けるともうそこは大船渡の域内。ふと道路と並走する線路に気がつきました。「やっべ。これが岩手開発か。テンション上がってきたw」
山を下ってカーブを曲がった先に踏み切り。ピンとくるものがあったので一旦車を止め、ロケハンをするとポイントどんぴしゃでした。
日中は本数が多いのか、いきなり1本通過。(セッティングするまもなく、動画でしか撮れなかった
DD13の親戚のような小さいカマながらも精一杯の排気と連なっていくセキ。いや、これはハマる同業者がいるはずですわ。


機材をかついて踏み切り横にセッティング。日差しは暑いですが、山からの風が意外に強く、また意外と冷えているのですごく涼しく感じます。
ここが東北、地元と気温がまったく違うことが肌でわかります。


ポイントも順光。夏らしいお天気。至福の待ち時間。どんな画像が飛び出すかわくわくです。
踏切が鳴り出し、通過するようです。
ええー!通過するときだけ曇りますかねぇ。

E-M5側も暗く。・・・そりゃないぜー。


数キロ先の山中が積み込み場なので少なくとも30分あれば戻ってきます。
港行きが20分くらいで来ました。(置きピンが外れて若干合ってない
釧路もやめてしまったので生粋のセキ車を見れるところもほとんどなくなってしまいました。(名古屋近辺の石灰は毎日見れて親戚だけど茶色のホキだし・・・

夏らしい、緑と川。空の色を出すために山行きの向きで再度チャレンジ。
そうそうこれ!これを狙っていました。
平成初期まで残っていた気動車でも似合いそう。もったいないことをした。
とはいえ、学生だった平成初期なんて大船渡や盛までのアクセスは最悪でおいそれと寄れるものではありませんでした。(すでにその頃でも山田線などの直通は日に数本しかなかった
車と免許を持ってる今だからこそ気軽に立ち寄れるのかもしれません。

E-M5側も問題ないですね。(若干明るく出てしまったのでもう少し絞らないと


ここのポイントは満足したので移動します。5時くらいに盛を出発すれば久慈あたりには20時辺りに着けるはず。
・・・ちょっとだけ寄り道して(旧)長安寺駅を見に行ってみます。(道すがらってやつで・・・

おお・・・。30年前とはいえまだ駅舎がありますね。

もう旅客駅としては使われていないので草生していますが、これのほうが個人的にいいなぁw
いい!実にいい!香ばしくていい!(もうテンション振り切って分けわかんなくなってる

交換のためにホームもそのまま残っています。
個人的野望としてこんな駅のすぐ横の家に住みたいなぁ。振動や騒音?ヲタなのでむしろご褒美ですわー。

ふと、遠くで踏み切りの音が聞こえます。「え。通過してくのがある?!」
盛川を渡る手前。よく見ると岩手開発の人が踏み切りのチェック中でしたw いや、でももうすぐ通過がある!

トンネルを出てくるんと回って長安寺駅構内に入ってくる姿。
踏み切り異常の発報信号が気になりますが、それを上回るロケーションのよさですよ。

そして頭からガッツリ。

正味2時間という短さでしたが、本数の多さに助けられて大満足の岩手開発。2箇所しかポイントも回っていないにもかかわらず、この満足度は確かです。
家からだとえぐい距離ですが、ううーん、これは泊まりでまた来たい。




K君その間、PCで仕事をしてた模様。「すまん、テンション上がってガッツリ撮ってたけど、撮らなくていいの?」「うん?ちょびっと撮ったよ?」
・・・まあ、そもそもがK君は鉄ヲタではないしな。

給油とコンビニ、わたしのauへの支払いをするために大船渡の町へ。こんなことでもないとここまで来れないしなー。
ここも大震災で大きく被害を受けたところ。あれから9年。リアルタイムであの映像を見ていて「いつか行って復興の手助けできれば・・・」と思っていましたが、少しだけ役に立ったでしょうか。
(ほんの少し買い物したw

跨線橋から構内を覗くと
ちょうど三鉄が来たところのようです。あれが大船渡線のBRTかぁ。

機関区のある岩手開発は山側に位置するよう。
ちょうど港までいく列車が通過していったのでそちらは動画で。
昔のピクトリアル・・・だかの雑誌でここからの写真を見たことがありますが、ここまではやはりアクセスしにくいので厳しいですなぁ。
当時、中小私鉄にははまっていたものの、夢中になっていたのは松本や上田、南海の枝線、野上電鉄などの18キップで日帰りできるところでした。
バイト代で年間の趣味代を稼いでいたのでカメラ・フィルム・現像・・・となるとやはり泊まっての旅行代は厳しかったわけです。
今思うと趣味的にも美味しそうだった岩手開発もいっておけば、と思うのは後の祭りですね。



大船渡三陸道で久慈以北を目指すため、北上していきます。
(この日は画像がたくさんあるので分割します




















□きょうの岩手開発

セキ車がこの現代でも見れるなんて・・・。まず思いつかなかった今回の東北行きですが、この日だけで移動距離が1000キロ越えていました。ううむ、さすがに遠い。


ポイントで見かけた岩手開発号。予期しない踏切の音が鳴っていたのは保線の人たちがチェックで鳴らしていたため。
そばで撮っていたわたしに「なんか出発が遅れてるみたいだから通過もちょっと遅いよー」とわざわざ教えてくれました。東北の人、マジ親切!



















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