スペインの道路事情

スペイン国内の移動は主に、バスでした。
１６人プラス添乗員１人に５０人乗り大型バスだから、
とってもらくちん。
スペインは、EU加盟国だから、運転士さんの労働条件は厳しく、一日の走行距離とか、休憩時間とかのせいで、運転士は、毎日変わりました。持ってくるバスもかわりました。
最初の日は、ポルトガルからきた運転士だったけど、ベンツのバスでした。
「うわ～、ベンツだぁ～」と「ふ」なんてそれだけで、喜んでいたけど、次々代わるバスは、段々豪華になっていきました。
最後の日のバスなんて、シートは飛行機のビジネスクラスそのもの、配置もゆっくりしていて、
飛行機のように、席の前に机を倒せるから、ガイドさんの話をメモをとるのによかったです。
「ふ」は、他の人のように、バスで居眠りもせず、ブログのために、ガイドさんの話を必死でメモってきたんだよ。
タイヤは片側３箇所の８本タイヤ、しかも広い平野を直線で走るから乗りごこちは申し分ありません。
考えれば、EUになって、ヨーロッパは、フリーパスで走れるんだから、
バスの需要も高まりますよね。高速道路ではではなく、一般道でしたが、
だいたい１００ｋｍ/ｈから１２０ｋｍ/ｈで走っていました。標識がね、そんなものだったよ。
スペインの年間外国観光客は、約７０００万人、観光立国ですね。
東京が、やっと去年１０００万人を超えたというから、規模がちがいますね。




Jさん、我々のバスは、いつも見学の時は、荷物を置いていってくださいと
アナウンスがあり、大丈夫でしたよ。ちょっと、上等？

下の写真は車窓風景ね。点々とある緑は、オリーブの木です。
オリーブの実や油は、イタリア物がブランドなんだって。でも、イタリアで足らない分はこのスペインの安い実や油を輸入して、イタリア物として流通しているらしいよ。





それから、新幹線のAVEにも乗りました。下の写真がAVEの一等車の車内風景ね。我々は二等車だっけど、違いは２列、２列のシートの配置の違いぐらいで、十分快適。
マドリッドからバルセロナ間約３時間。バス移動だと一日がかりに
なるそうです。新幹線が出来るまでの鉄道は、全く当てにならない時刻表だったそうだけど、
この新幹線は、１０～１５分、到着時間が遅れると、運賃全額返金制度があるんだって。
日本だと、２時間遅れると特急料金は返してくれるけど、運賃は返金してくれないでしょう。
それに比べると画期的な制度です。ガイドさんは、日本と違って、時間は能力に余裕を持たせて
設定してあるに違いないといっていましたがね、、、、。
そのお蔭で、新幹線以外も、ダイヤとおりに運転されているそうよ。
もちろん、車両も全席指定で、各席テレビ付、の快適な車輛でした。
ああ、ビィッフェ車両もあって、コーヒー１杯１,８ユーロで飲んできたよ。