ラフェスタ・ハイウェイスター試乗

　今日は夕方から、日産ラフェスタ・ハイウェイスターを試乗してきました。ご存知の通り、マツダ・プレマシーの機能と内装などをそのままに、ルーフとテール以外の外装を日産オリジナルデザインで仕立て直したもの。プレマシーの奇抜なキャラクターラインは影を潜め、極めてオーソドクスな印象です。これはこれで悪くないナ。ただ、ここまでやるなら、コストの制約があったとしても、テールのデザインも頑張って欲しかったかな。
　早速乗り込んでみると、運転席のシートは悪くない。体全体を優しく支えてくれる感じで、どこか一部に無理がかかる感じはありません。セカンドシートとともに調節代は大きく、前後ともゆったりと座ることができます。3列目に関しては・・・ノーコメント！
　転がしてみても、５ATの進段はショックもほとんどなく滑らかだし、エンジンの吹き上がりもスムーズ。素直な操縦性に、しなやかでストロークの豊かな、大入力にもへこたれない芯の強さを感じる足回りが際立ちます。ねっとりした感触のパワステも含め、日産とはやはりフィーリングが異なる印象です。なお、注目のアイドリングストップは、本日の酷暑によるエアコンフル稼動のため作動しませんでした。
　主に4人程度で使うなら、そしてやや安っぽい内装が気にならないなら、大いにおススメの一台です。プレマシー侮り難し。