趣味人Tの伝言

日々の趣味活動についてご紹介

早岐の転車台

2014-03-27 22:19:10 | 転車台訪問

早岐駅構内に隣接する佐世保車両センター

2014年2月から稼働を始めたばかりの新しい車両基地です。

新設された転車台は車両基地のはずれの方にありました。

上路式ですがピットと桁が同系色なので形状が分かりずらいです。

ピット外周に柵が立てられているので、手動で回すことはなさそうですね。

転車台の先には第3種乙型の車止めと九州特有の巨大な車止め標識

コンクリート製の台座に載っている箱は主電源BOXです。

牽引車(操作室)詳細

屋根上にはスピーカーと青いパトランプが付いています。桁端にはオレンジ色のパトランプもありますが、色の違いに意図があるのかどうかは気になるところです。

また撮影時は気が付かなかったのですが、屋根はわずかに傾斜していました。

操作室の横には駆動系統の制御盤が備わっています。

桁の端部に付くグレーの箱は駆動用のモーターでしょう

跨線橋の近くへ移動して転車台へ分岐する線路を見てみます。

転車台の線路には19番の札が付いていました。

19番線は非電化ですのでECやELの転向が必要になった場合はディーゼル車が牽引することになります。旧転車台があった場所は埋められていました。(砂山のあたり)

給水塔は健在でした。

 

以下、2011/11観察

まだ工事が進められていた頃の写真です。

旧転車台が撤去間近といった感じでした。

旧転車台は20m級3点支持型のでて20-1です。

まだ新転車台の姿は影も形もありません。

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九州小旅行-2

2014-03-15 17:39:34 |  旅 行

前回の続き

なんとSL人吉の客車が停車中でした。

臨時列車か試運転かわかりませんが佐賀で見れるとは思いませんでした。

牽引機も黒いDE10だし、これは珍しいぞ!と思いましたが、今や九州のDE10は半数近くが黒いそうで…。ななつ星の牽引もありますからね

真ん中にちょこっと写っているみどり・ハウステンボス号で早岐までやってきました。

車両基地の工事がかなり進んでいました。12日に完成し、今日から稼働だそうです。

そういえば早岐にあるのに佐世保車両センターって名称なんだなあ。

近代的な姿へと変わりつつある早岐駅ですが、2つ並んだ構内通路は健在でした。

佐世保まで行く工程なのにわざわざ早岐で降りた理由は、新設された転車台給水塔の現況を見るためです。それについてはまた別記事にします。

佐世保から博多行みどり号が入線してきました。おや、この編成は…

標準塗装でありながら緑色の貫通先頭車を持つ変わり種、CM35編成でした。

このクロハ782-407はパノラマグリーン車から改造されたため、グリーン室の側面窓の天地寸法が広くなっています。

間もなくハウステンボス号も入線してきました。手早く併結を行います。

こうやって比べると側面窓の大きさの違いがよくわかると思います。

ブロック塗装のおかげでしょう、併結すると先頭部は編成に溶け込みます。

普通列車で佐世保へやってきました。JRの駅では最西端に位置します。

1番のりばにある車止め。スラブ軌道なのでダンパーの付いた緩衝式かと思いきや、バラスト軌道の第2種車止めでした。松浦鉄道の車止めもバラスト軌道+第2種ですね。

キハ66系の国鉄色が停車中。キハ66 110+キハ67 110

国鉄色はトップナンバーで組成された編成もあります。

こちらは台車交換で100番台に改番された唯一の編成です。

模型の資料用に構内の写真も撮っておきましょうか

ちと気になる線路を発見。

6番線の脇にある側線が途中から合成マクラギになっています。

発注ミスでスラブが足りなくなっちゃったんでしょうか?

なんて適当なことを言ってみる。

スラブ軌道も高架橋のプレートとプレートの継ぎ目らしき所は合成マクラギが使われていますね。出発まで時間があったので、みなと口に降りてみました。

目の前が佐世保港です。

ここから池島への直行便もあるそうで、いつか行きたいなーと思っています。

大村線直通の列車に乗車します。

ハウステンボスで停車時間があったので少しばかり撮影

1番のりばは早岐方面への折返し列車専用になっていました。

エレベーターを設置する前は長崎方面に進める構造だった模様です。

ホームからハウステンボスのホテルが良く見えました。

レンガ造りの建物群は見て周りたいところですが今回はスルー

そのかわり前々から訪れてみたかった千綿駅に下車しました。

降りた瞬間から国鉄時代にタイムスリップします。

大村湾を目の前にカーブしたホームが特徴的。

木造の駅舎は平成になって改築されたものとは思えない鄙びた外観です。

ローカル線が好きな人にはぜひおすすめしたい駅です。

シーサイドライナーは通過してしまうので近くで撮影してみました。

日没が迫ってきました。夕日は写真では伝えきれない美しさがあります。

欲を言えば日没を過ぎるまでいたかったのですが何せ本数が少ないので…

哀愁漂う千綿を後にし、引き続き普通列車に乗って長崎まで進みます。

途中の諫早で乗換待ちをしていると、

ななつ星の表示があるではないか!

SL人吉の客車に続いて運がいいです。というか早岐行きなんだ?

外見は漆黒の闇ですが車内の豪華さは溢れんばかりに伝わってきました…

最後に稲佐山からの夜景を見て1日日の工程は終了です。

つづく

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九州小旅行-1

2014-03-13 20:31:58 |  旅 行

こんばんは

長崎の転車台を投稿した翌日、なんと長崎車両センターの公開イベントが催されるとの告知がありました。移転前の最後のチャンスだけにこれは行かねばなりません。

というわけで先月の22・23日に九州へ行って参りました。

 博多駅

イベントは日曜日なので、土曜日は寄り道をしながら長崎へ向かいました。

まずは鹿児島本線で香椎へ行き香椎線に乗り換えます。

ここからは気動車の旅になります。どっちも白幕ですね

行先を限定せず、どこまでも走っていきそうな感じがするので嫌いじゃありません。

せっかくなので終点の宇美まで行き、折返しの列車で須恵に着きました。

駅から県道91号線沿いに歩いていくと、ぼた山の左に目標を発見!

だんだんと近づいてきました。

ぼた山には立入禁止の標識がありました。

ちょっと登ってみたかったなー

駅から20分くらいで目的地に到着です。

志免鉱業所竪坑櫓 1943年完成

巻上機が櫓の上に設置されているワインディングタワー式の竪坑櫓は、国内では志免にしか現存しておらず、また当時のものは世界的に見ても希少な存在だそうです。

今から50年前までここで石炭の採掘が行われていたんですね

竪坑櫓のすぐ脇にはレンガ造りの第八坑連卸坑口も残されています。

斜坑は竪坑と比べると輸送距離が長くなる分、一度に大量の石炭を輸送できるメリットがあります。また石炭と共に掘削された捨石(ボタ)を溜めたのが先ほどのぼた山です。

ちなみにこのレンガは一般的な赤レンガではなく、石炭の精錬で発生した鉱滓(スラグ)を再利用して作られた鉱滓レンガで造られています。


すぐ近くには志免鉄道記念公園もありました。

この公園は旧国鉄勝田線の志免駅を整備したものです。

構内にはホームの他、腕木信号機や踏切も残されていました。

信号機テコも

この辺りは福岡空港が近いため飛行機の離着陸の音が良く聞こえます。

そういえば空港から志免までの直結バスとかあったのかな…


博多へ戻り、今度は西鉄天神へやってきました。 

8000形西鉄特急で柳川へ向かいます。(↑はどちらも普通電車)

標準軌のスラブ軌道に走っていると新幹線のような雰囲気に…

西鉄柳川に到着しました。こちらが8000形。特急型ですが車端部はロングシートを採用するなど通勤輸送にも配慮した車内になっています。

柳川といえば川下りで有名ですね。街のいたるところに水路が巡っています。

舟に乗るのはまた今度。柳川に降りたのは県境まで向かうためです。

西鉄バスの佐賀バスターミナル行に乗って大川橋停留所で下車しました。

その先にある大川橋は筑後川を渡り、佐賀県へと続いています。

赤いタワーのような橋が見えてきました。

筑後川昇開橋 1935年竣工

元々は旧国鉄佐賀線用の鉄道橋で、トラス橋の中央部が可動橋となっています。

潮の干満差が6mにも及ぶため、満潮時にも船が走行できるよう設けられました。

現在でも橋の昇降が必要な大型船が週1回は通るそうです。

でも観光客が渡るときはサービス動かしてくれたりします。

橋が上がると共に左右のウエイトが下がっていきます。駆動部が片側にしかないため、操作室側のウエイトを重くしてバランスを取っているそうです。

福岡県側には佐賀線の筑後若津駅跡の案内板がありました。

それでは歩いてみましょう。

路面は歩行者向けに整備されているので鉄道橋としての名残は感じられません

可動部に着きました。あれ、柵がしてあるので操作する方に伺ったところ、この先も歩けるけど陸地側が工事中なので降りることはできないとのことでした。残念

対岸に渡ることは諦め、橋の昇降を目の前で見せてもらって停留所に戻りました。

教えてもらった橋の近くにある和菓子屋さんの饅頭がおいしかったです。

再びバスに乗って佐賀駅へやって参りました。

ホームへ上がるとなにやら黒い車両が…

続く

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ジオコレの油庫

2014-03-07 18:30:51 | 模型雑感(N)

情景小物 線路周り小物Aには石積みの油庫が2つ入っています。

どうせなら1つはレンガ積みにして欲しかったなーなんて思っていたのですが、

ごつごつしたモールドが非常にリアルで驚きました。

スミ入れしたらより映えるでしょうか。扉と屋根瓦は一体成型でした。

この他、Aセットには給油機と燃料タンクも付属しています。

ディーゼルカーがいる車両基地を再現するにはもってこいの商品ですね。

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畳めないパンタ E257系500番台(1)

2014-03-03 18:16:40 | 車両工作(N)

房総各線で活躍中のE257系500番台がマイクロエースから発売されました。

造形は良く、塗装も綺麗に決まっていますが、このパンタグラフはいただけない

これ以上畳めないのです。全然上がらないよりはいいのかもしれないけど…

繊細に出来ているため恐る恐る分解して原因を究明していきます。

まず下側のアームだけの状態にしてみて、畳めないことを確認

干渉している部分を削って水平近くまで下せるようにします。

次に上下のアームだけの状態にしてます。これ以上畳めないことを確認…

干渉する関節部、主に上側のアームを削って畳めるようにしました。

ちょっとでも削りすぎると壊れてしまう瀬戸際工作です。おすすめは出来ませんね

結局、集電舟と釣合棒(フック型の棒)以外のパーツを削る必要がありました。

ともあれ、なんとか無事に2つのパンタを畳むことが出来ました。

時間があるときに屋根上配管や擦り板の色差しも施してみる予定です。

ちなみに実車は0番台がPS36、500番台はPS37です。

PS36はアームの断面形状が角型なのに対し、PS37は丸型となっています。

てことは模型のパンタはPS36をモデルにしてるのかな?

そういえばPS37はE331系にも採用されていたりします。

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