50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

聞いた風な口になる運転手だが、幸男は・・・

2015-09-14 20:38:37 | 小説
聞いた風な口になる運転手だが、幸男はテレビのニュースの画面を思いだしながら、
「画像と現実が頭の中でごちゃごちゃまぜになってしまった。ぞっとするじゃないですか」
と言ってやった。

(つづく)