


10月にようやく主人の実家の売買契約が終わり、
あれから1か月・・・・
ずっと腰痛で悩まされていたのだが
病院のリハビリの帰り、主人の頼みもあり
そのまま、実家跡がどうなっているかを見るために行ってみることに。
まあ、私は車の中で寝てるだけなのでどうにか行けたのだが。
やはり、見たらそれなりにグッとくるものがあった。
敷地内の3つの建物のうち2,5くらいがつぶされていたし
5mほどあった松の木の片側が無残にも削ぎ落とされていた。
木の泣き声が聞こえてくるようで
その場を一刻も早く離れたかった。
主人はその木をバックに写真を撮ってくれといったが
私はいくらなんでも悲惨な木をバックに
自分が写るのだけは気が引けてやめた。
主人には・・・主人の思いがあるのだろうが・・・。
もし、また主人に連れてこられることがあったとしても、
きれいに整地されてからか、新しい家が建って
生の息吹が満ち溢れている状態になってからでないとしんどいと思った。
よく考えてみると、この辺に住んだこともあったのに
港にも行ったことがなかったんだなあって・・・・
義父と義兄がなくなったとき
山の頂にある病院の待合室の大窓から
この港がまぶしいほどにきらきらと輝いていて・・・・。
海と空が溶け合っていて…
ふと思い出してしまった。
港には日本海上保安隊の乗組員さんたちが
船から降りて談笑しておられた。
夕方からは釣りが盛んになってきて・・・
スズキを釣ったりしてましたよ!
ここに住んでいたのは
子供がまだ小学校の時だったよなあ!