goo blog サービス終了のお知らせ 

晴れた日こそ映画を観る

24歳会社員による映画感想ブログ。出かけたと思ったら映画館というインドア派です。

メン・イン・ブラック

2013年04月25日 21時52分07秒 | 映画(DVDで鑑賞)
このシリーズは未見だったのですが、去年公開の「メン・イン・ブラック3」がなかなか評判が良く「一作目から観る方が楽しめるよ」と会社の先輩に勧められたこともあり素直に観てみました。
なるほど確かにワクワクする映画ですね。

宇宙人は人間のフリをして普通に地球に住んでて、もし宇宙人だとわかっちゃったらその記憶だけ消されるからだれも気が付いていないという話。
宇宙人を見ちゃった人の記憶を消す仕事をする役がトミー・リー・ジョーンズの雰囲気とマッチしてる感じやら、それに使うニューラライザーっていう道具とか、はたまたチープに未来っぽいオフィスの感じが実に楽しくて、変に気取ってない良い面白い映画でした。
いまではサントリーの缶コーヒーBOSSのイメージしかないトミーリージョーンズの感じににしても、「坊や」なんて呼ばれるちょっと幼いウィルスミスのとんがった若者キャラにしても、さすがはシリーズ化して大人気になっている映画だけあってキャラの魅力満点でした。

とはいえ、あくまでB級路線であるというのもこの映画の大きな特徴でしょうね。
これだけの人気シリーズだし、ウィル・スミスもトミー・リー・ジョーンズもガッツリ有名人なのでもろに豪華なハリウッド映画って感じがしますが、実際にはエイリアンは安っぽいし出てくる武器もショボイ感じで、あらすじからしても路線としてはB級よりだと思います。
ただし、「ショボいハリウッド」映画ではなくて、「ハリウッドが本気で撮った『世にも奇妙な物語』」というか、超洗練されたチープ映画なんです。

そんなシーンとして良かったところを挙げると、ウィルスミスが筆記試験を受けるシーン
能力を見込まれて試験に呼ばれたウィルスミスが他の受験者と一緒に筆記試験を受けるシーンがあるのだけど、机のない椅子だけのとこで受けさせられるもんだから受験者一同一生懸命回答しつつ答案用紙のペラペラ感に悪戦苦闘するというところ。
こんなくだらないことでこの世界の奇妙な雰囲気を表現しつつ、思い出し笑いしちゃうぐらい面白いシーンに仕上げてるのが素晴らしいですな。

ということで普通に良作でした。
こりゃあ第二作、三作も安定して面白そうな感じですね。


最新の画像もっと見る