川崎チネチッタと言う映画館まで行って来ました。
イタリアンぽい名前ですね。綺麗な建物でしたので最近出来たのかもしれません。
イタリアンっぽい自転車をオブジェにしたら良かったと思うが。
その映画は「聲の形」という映画で近所の映画館でも上映されています。
しかし、川崎まで出掛けたのは、ここの映画館のみ字幕付きで放映しているのです。
題名からも察しがつくが、耳の聞こえないヒロインが苛められるが、苛めをする方も心に深い傷をおって生きていく。
というストーリーなので、ここの映画館には字幕がついたんです。
この映画を観るきっかけは友人の一人に誘われたので、息子と出掛けることにしました。
友人は20年ほど前から耳が聞こえなくなり、それ以来筆談で会話する事になりました。
中途失聴者は手話も満足にできないし、口を読むこともできずに苦労し、そして将来を
どう生きるのかと真剣に考えたことがあるようです。
耳が聞こえないとコミュニケーションも上手くとれず、誤解されることもしばしばあります。
それでも自分を誘ってもらい興味もあったのですが、アニメなのでどうしようかと迷い、
息子に話したら、この映画は話題になっているというではないか。
障害者と健常者との境ってなんだろう。
そんな線って誰が引いたのか。
その枠組みが、このような誤解を招いてるのかもしれませんね。
ということを考えてしまった映画でした。
足が速い人と遅い人の違いは…
身長の高い人と低い人の違いは…
耳の聞こえる人と聞こえない人の違いは…
難聴者の方は見た目で障害があるとはわからないです。
それをわかった時点であえて線を引くこともないんではないか。
自転車ブログなので、あえて本文とは関係ないが写真だけでもとアップさせました。