富士山一周に参加できなかった土曜日は、少しでも自転車に乗ろうと思ってました。
天気も曇りだし、行き先は決めずに本能のみで出発。
私の本能も大したことなく着いた先は、いつも公園でした。
とりあえず今日のテーマを決めよう。
そうだ、路地裏探索なんて良いんじゃないかと、一人で納得。
迷子なったところで大怪我する訳でもない。
走りはじめてすぐの道路脇。
道路と民家の空地に咲いてました。
ただ、本能でしか生きてこなかった俺の学のなさで、花の名前がわからないのが悲しい。
さて、海から離れて路地裏を山の方角に進んで行く。
さすがに車も通らず気持ち良く走れるのだが、民家と川か山しかない。
時間も昼時なってきて腹が減ってきたが、食べ物屋がありそうな雰囲気はない。
もちろんコンビニだってありそうな気配はないので、旧道に出ることにしよう。
さすがに路地裏よりは何かがありそう。
前方に看板が見えてきた。
食べ物屋だったら入ると決めて、進んでみるとパン屋さんでした。
なかなかの繁盛店のようで客もひっきりなしに入って来る。
適当に選んで公園にでも行って食べよう。
レジで支払いをする時に、
「お持ち帰りですか」と聞いてくるので
「持って帰ります」と答えたものの
「持って帰らない場合は、ここで食べられるのですか?」
「飲み物をオーダーして頂ければ奥で食べられます」
本能がこの店「あたりだ」と言っている。
オーダーしたのは、パンプキンポタージュ。
飲んだ瞬間、カボチャ畑の大地の匂いがする。
もう一度、本能が叫んでる「あたりだ」
しかし、本能で選んだパンはチョコパンでした。
パンプキンポタージュにチョコパンは合いません。
俺の本能が叫んだ。
「ハズレ!」