東京つれづれ日記

あっという間に変化していく街「東京」で、なんとなく感じたことを書いていきます。

死者の群れる組織? 社会保険庁

2006年05月31日 00時22分10秒 | Weblog
社保庁長官にファクス、岐阜の事務所課長がノルマ批判 (読売新聞) - goo ニュース

 社会保険庁のノルマ主義を批判する文書を社会保険庁長官あてにファクスで提出した職員がいるそうです。
 報道によるとその内容は、『現場にあまりにも配慮のない書き方に、職員は『1年間の長距離走をこんな走り方をしたら死んでしまう』と冗談を言うしかなかった」「必達納付率を達成できなければ、所長が上京して説明しなければならなかった」。 という内容らしいです。

 今まで達成すべきノルマとかまったくなかったのでしょうか?
 ノルマが達成できなければ上司に説明する。
 もの凄く普通だと思うのですけど…。

 その現場にいる訳ではなく、不明なことも多いので誤った認識をしているかもしれませんが、違法なことまでやれというノルマならまだしも、社会保険庁の置かれている状況から考えれば達成すべきノルマがあってしかるべきだと思うのですが。

 社会保険庁って、世の中の感覚と大きくはずれた組織なんでしょうかね。
 あらためてビックリです。
 「こんな走り方をしたら死んでしまう」という表現を見ると、もう社会保険庁は死者の群れなのかと思ってしまいます。

自主的管理の公園

2006年05月30日 00時05分51秒 | Weblog
 自主管理公園といっても、団地などの居住者使用を前提とした閉鎖的な公園ではなく、特別区でこれまで維持管理してきた公園を、地元の町会などの団体に自主管理してもらうという公園です。

 ちょっと小耳に挟んだので調べてみたら、台東区や大田区でやっているようです。公園とはいっても児童公園などかなり小さい公園が自主管理の対象のようで、有る程度の大きさの公園はこれまで通り区役所で管理しているようです。

 よく考えれば、台東区や大田区などの土地に余裕のない場所で、ある程度自分達の好みに改造できる公園があるというのは結構魅力的ですね。
 区のほうでも費用が節減できるし、公園周辺の住民が公園に愛着を持って維持管理してくれれば、願ったりかなったりです。

 職員を減らしたり経費削減をしたりする過程でこのような計画が出てきたような気がしますが、なかなかよい話だと思います。
 でも、これに反対する人もいるのでしょうね。その辺。いろいろと考えながらやっていけば良いかと思います。

駐車違反で邪魔なのは

2006年05月29日 00時54分31秒 | Weblog
駐車違反取り締まり 来月から強化 物流困った 警察庁に緩和要請 (産経新聞) - goo ニュース

 新しい駐車取り締まりがもうすぐ始まりますが、やっぱり物流業界が困っているみたいです。
 コンビニを始め、各業界は迅速な輸送システムによる運営を行ってますから、いろいろと大変みたいです。

 でもこういう物流トラックは、すぐに移動するし会社の看板を背負っているのであまり無茶な止め方はしないと感じてます。
 事故に直結するような危険な駐車は、どちらかというと個人所有の車の方が多いのではないとか思ってます。
 運転者が車両を離れていても誰かが運転席に座っていれば駐車違反にならないのであれば、こういう個人所有者の駐車違反には効果がないのではないでしょうか。
 また運転手がいるから違反にならないというのは、実際問題として歩行者として一番困る「そこに車があること」という事に対しては解決にならないんですね。

 交差点付近やカーブ周辺など見通しの悪くて飛び出しの多そうな場所に車が止まっていると、自転車が不意に車を避ける形で車道に飛び出して事故になったり、信号のない交差点付近に停車・駐車車両がいると急に車の陰から歩行者が出てきたり
とか、いろいろと危険な場面があります。
 こういう事例には今回の駐車違反の取り締まり制度は解決にならないんですよね。

 夜間で特に街灯が少なく、さらに信号のない交差点が隣接する場所にあるコンビニがあるとします。(実際よくありますけど)
 こういう場所にはよく駐車車両があります。その蔭から急に歩行や自転車が出てきてヒヤリとすることを何度も体験しています。駐車車両がなければ見通しがきいて安全なのにといつも思っているのですが、こういう危険性についてもなんらかの取り締まりみたいなことできないのでしょうか。まぁ徐行して通ればいいのですけどね。
 
 まぁ急がなくても、今後いろいろと制度自体も変更がなされていくと思うので、期待して待つことにします。

無過失はいいけれど、システムとしての制度に不備有りということでしょ?

2006年05月28日 01時21分24秒 | Weblog
23件の見過ごし「無過失」 偽装物件の処分で国交省 (共同通信) - goo ニュース

 なんとなく大地震が迫ってきているようなニュースが多い昨今、国土交通省が耐震強度偽装事件にかかる指定検査機関が見過ごした57物件のうち、23件については、本来の確認業務に含まれていない確認をしないと偽造を見抜けなかったとして、審査した検査員を処分しないことにしたそうです。

 が、これってつまり検査機関に対して国が示した確認業務に不備があるって事ではないですか?
 国の指示するとおりに確認しても偽造が見抜けなかったということでしょ。
 そんな欠陥(結果としてですけどね)のある制度、システムを構築した国交省の責任は全然とらないつもりなのでしょうか?

 挙げ句の果てに地方自治体に責任と業務を押しつけるつもりみたいですし。
 最近感じることがあるのですが、霞ヶ関の官庁街はもしかして思ったほど優秀ではないのかもしれないと…。
 戦後からの復興を目指すような、昭和の「坂の上の雲」のような時代であれば、国家としても目標達成のため、優先すべき部分があったことは確かだと思います。
 でも、この確認検査の民間開放って、もう経済大国となってからつくったシステムではないのでしょうか。国家として緊急的に優先すべきものがある時代でもないし、ある意味「偽造したらどうする」という想定と対策に関する認識が甘かった訳ですから。
 最近は官僚を志望する人も減ってきているようですから、今もそうですけど将来に向かってもかなり不安です。
 もし霞ヶ関でできないのであれば、最初から全て地方自治体に任せてはどうですか?全国統一的な国作りはできなくなりますけど、その辺は国民の判断に委ねてみればいいと思います。
 社会保険庁の免除不正問題をてみても、もう制度疲労をしているものは国から地方に渡して(もちろん財源とセットですよ)、国は外交・防衛などに徹した方がいいような気がしてきました。

最近安いDVDをよく見かけると思ったら

2006年05月27日 02時36分00秒 | Weblog
格安DVDの販売差し止めを申請 米映画会社 (朝日新聞) - goo ニュース

 いまひとつ内容が把握しにくいニュースですが、よく書店やディスカウント・ストアで見かける激安名作DVDのことなんですね。
 著作権関連ではいろいろとありますけど、映画の著作権の保護期間が50年から70年に延長された点が争点になるらしいです。

 しかし70年も著作権で保護されるんですね。
 他のもの、例えば書籍とか音楽とかプログラムとかはどうなのでしょう。
 衣服の意匠とか建築物のデザイン・意匠なども保護されるのかな?

 後発医薬品(特許期限切れ後に発売される薬)なども最近は有名になってきましたが、身の回りの生活に実は特許って深く関わっているのですね。

ふんどし、いいですね

2006年05月25日 00時20分38秒 | Weblog
父の日に「ふんどし」人気 三越銀座店、年8千枚販売 (朝日新聞) - goo ニュース

 ふんどしが人気だそうですが、実は私も欲しいと思ってます。
 最近の夏は冷房を緩くしているところが増えたので、やたら暑いときがあります。気温も都内でも40度を超えたことがあるように、最近は昔に比べてやたらと暑い日が増えたと思います。そこでクールビズをするなら下着もと思っているのです。

 でも一番の心配はトイレ。
 一体どんな感じになるのか、なかなか想像ができません。
 着物なら良いのかもしれませんが、洋服が主流の現代ではちょっと検討が必要です。

実はかなり大きな不正 社会保険庁

2006年05月24日 01時08分03秒 | Weblog
年金不正免除、関係者に厳しい処置 川崎厚労相が方針 (朝日新聞) - goo ニュース

 最初のニュースだと大阪だけがなにかをやった。その後のニュースで保険料徴収の成績をごまかすために勝手に免除などにした。
 と段々といろいろな話が漏れてきたら、全国的にもやっていてかなり大がかりというか、みんながやっていたというか、相変わらず世間一般の期待される仕事からズレたことをやっていたようです。

 保険料の未納率を低く見せかけるための組織的な数字の操作を目的として、大阪社会保険事務局では3万7406人分、他にも長崎県、東京都など合計19事務所で4万2702人にのぼる不正をしていたとか。一部の自治体には社会保険事務所職員が勝手に署名して偽造した申請書を示して手続きを進めるよう要請したところもあったそうです。
 これは保険料を納めないと年金をもらえなくなるのでやったという話もあるそうですけど、それは未納者に対する徴収をキッチリやってくれるのが本来の仕事だと思うのですけどね。

 結局、厚生労働大臣が処分を指示したそうですけど、相変わらず社会保険庁は世間一般の期待とはちょっと斜めにズレた形で仕事をしてくれます。

棚からボタ餅 社会保険事務所が勝手に保険料免除

2006年05月23日 00時35分58秒 | Weblog
申請ないのに保険料免除 大阪、国民年金3万7千人 (共同通信) - goo ニュース

 相変わらずやってくれています、社会保険庁。
 今回はとても住民のためになる話です。
 大阪のどこかの社会保険事務所が、国民年金加入者の約3万7千人について、本人の申請もないのに保険料を免除したりしていたとか。

 どこの社会保険事務所かハッキリしていませんが、不祥事を表に出すだけ進歩したとも言えるかもしれません。
 しかしいいですね、勝手に免除してくれるなんて。
 まさか今まで勝手に免除してきた分を請求しないですよね。それは普通考えてもミスしてきた職員で穴埋めするものでしょう。
 でもきっと過失のある職員が不足分を穴埋めしたりしないんでしょうね。
 あの大阪市でさえ事件の種類は違いますが、職員でお金を集めて市へ辺来たというのに。
 社会保険事務所って市長村などに対して指導とかしているのでしょうか。
 もしそうなら、よくそんな恥ずかしいことができるのでしょうか。今回のミスなんてどうなのでしょうか。こんなミスをする事務所が指導なんてできるのでしょうかね。
 今回の件について、公表してお終いにするつもりなのでしょうか。責任とか感じているのでしょうか。公務員とか役人とかよく一括りにしてますけど、やっぱり組織単位で全然別の存在に区分していかないとダメですよ。どんな業界にだって良い会社もあればダメな会社もあります。これからは公務員も良いところと悪いところにちゃんと区分していかないとね。


 
 

これはいいですね 中古マンション防犯対策

2006年05月22日 00時06分25秒 | Weblog
ICカードで既存エレベーター防犯 中古マンション向け (朝日新聞) - goo ニュース

 150万円前後の費用と1週間前後の工期、そして1日2時間程度のエレベーター停止だけで、既存建物のエレベーターをICカードによる利用制限が可能になるそうです。

 こいつはいいですね。費用も時間も少なくてすみますし。
 防犯上の効果は、その建物の構造にもよるので一概には言えませんが、非常口などの開口部を施錠しておけばオートロックと同様の効果も期待できそうです。
 必ずしも犯罪予防に効果的とは言えないかもしれませんが、無いよりはマシです。
 
 最近「新築みたいな改築」を売り物にしている会社もありますし、住宅も手を入れて寿命を延ばすリサイクル的な思考が定着してきたみたいです。

手当が多少増えたって 少子化対策

2006年05月21日 23時21分41秒 | Weblog
猪口氏の少子化対策案、6専門委員が抗議声明へ (朝日新聞) - goo ニュース

 国の少子化対策の方向性でもめているようですが、私としては身の回りの人を見ている限りは手当が多少増えたって子供は増えないと思いますよ。
 手当が5千円増えるより、そのお金でいつでも入れる病気の時でも利用できる保育園や小児科医療制度を充実する方が効果的だし、必要とされています。

 たっで民間の保育所を利用したらいくら費用が必要か…。少なくとも5千円じゃないですよ。中途半端なお金では安心して子供なんて埋めないみたいです。
 それに子供を持つ母親の勤めている会社も、仕事に対する負担などを考えるとまだまだ育児休暇が取りやすいとはいえないです。
 育児休暇を法律で強制したって、会社に対しても育児休暇を取りやすくなるようななんらかの支援なり制度がないと、結局子供を産んだら退職という雰囲気になっておしまいです。

 最近、国の政策を見ていると場当たりというか現場を知らないというか、かなり不安になることが多いです。今回の話は官僚というより大臣の意向が強いのかもしれませんが、本当に今しっかりと対策とっておかないと少し先の将来に取り返しの付かないことになるかもしれません。(人口減っても大丈夫かもしれないですけどね)一国民としては頼みますよとしか言えないのですが、官僚志望者も減り始めたようですし、そういう意味でも不安があります。