東京つれづれ日記

あっという間に変化していく街「東京」で、なんとなく感じたことを書いていきます。

原因が特定されたようですね

2012年05月27日 10時15分28秒 | Weblog
利根川汚染 群馬の産廃業者排出か 埼玉の企業、処理委託(産経新聞) - goo ニュース

 別の報道機関でもニュースになっていましたが、どうも排出した企業が特定されたようですね。

 とりあえずはよかったです。

 しかし、今回の件で知ったのですが、東京都の浄水設備って高機能の浄化設備が設置されていて、すごい能力らしいですね。

 今回は東京都の三郷浄水場でホルムアルデヒドが検出されましたが、同じ水系の金町浄水場は大丈夫だったのですが、金町浄水場の浄化設備が高機能のもので、今回の件でも問題が無かったらしいようなニュースを見ました。
 もともと東京都の水道は、各浄水場の水をブレンドしているそうで、今回程度の汚染なんて問題ないみたいですね。

 やはり「備えあれば憂い無し」ですね。

 きっと高機能の浄化設備を導入するときに「金の無駄」なんて意見も出たのではないでしょうか。
 しかし、「無駄」といわれるものが実は無駄ではない、防災的にはむしろ「予備」として機能するほうが多いのではないでしょうか。

 
 今回の取水停止の件で、テレビのニュースで見たのですが、都内の主婦が「いそいてこれだけ水を買い占めました」と嬉しそうに室内に積まれたペットボトルの山を指さしていました。

 東日本大震災のときの買占め騒動。

 あれ以降、買占めをやめようと考える人や、自主的に備蓄を進める人にたくさん会いましたが、あのときの教訓を学んでいない人も多いのですね。



価値観違うからね

2012年05月23日 21時36分00秒 | Weblog
日本の豊かさ、「働き過ぎ」で21位にダウン(読売新聞) - goo ニュース

 世界ランキングがどうでも、もともと評価する基準になる価値観が違うから、あまり意味がないと思ってます。


 以前、都心区と西部の区の住民が、どちらが住み良いか、という点で議論しました。

 結論でないんですよね。いつまでたっても平行線で、議論自体がかみあっていない。


 それを見ていて気が付いたのですが、たとえば交通の利便性を重視して住居はこだわらない都心派の人に、自宅とは庭付き一戸建てのことであり、近くに自然を感じられないと無いと居住地と認めない、という西部の区派の人。

 そりゃ基本的に持っている「すみよい街」の価値観が違うんだから、永遠に意見は合致しないだろうと感じたものです。


 この世界ランキングだって、36カ国の全て住んだことなんてない私が言うのも変かもしれませんが、ランキング判定の基準を変えればいくらでも順位なんて変わってしまいます。


 そんなランキングなんていちいち気にしていてもしょうがないですからね。


 そういえば、先日、「日本人がアメリカへの憧れを失っている」という趣旨のニュースを見たのですが、私としてはアメリカなんて社会的な補償制度の無く、医療も補償されず、自由と代償にリスクだらけの生活をおくり、不健康な食べ物を食べ、胃薬をボトルで飲んでいる、可能であればそうなって欲しくない社会のひとつでした。

 なので、大型冷蔵庫にぎっしりの食品、大型の自家用車で自由な生活、なんてことを憧れていたということ自体を不思議に思ってました。

 戦後すぐの貧しい時代ならともかく、高度成長期を経た日本でも、アメリカに憧れていたという事自体に驚きました。

 言われてみれば、少数ですが「アメリカ留学」とか「ハワイ旅行」を自慢していた人もいましたが、もうまったく見ないですね。
 

 先のニュースでは価値観の基準が変わってきたのが原因、見たいな感じで分析してましたが、確かに価値観が変化しているのは感じます。

 アメリカの憧れだけでなく、庭付き一戸建てや自家用車を望まない人達、出世を望まない人達、いろいろと数十年前とは変化していることがあります。


 スカイツリーも開業しました。

 心の中の価値観も、東京の風景も、確かに確実に何かが変化していますね。

沖縄

2012年05月15日 22時48分11秒 | Weblog
「こんなはずじゃなかった」=復帰40年で集会、デモ行進―沖縄(時事通信) - goo ニュース

 沖縄戦での民間人の戦死者をネットで調べたら10万から15万人らしいことがわかりました。

 米軍基地が街中にあるため米軍機が飛び回っているし米軍兵士による犯罪もあり、その苦労はいかばかりなのか…。


 東京もかつての戦争では3月10日の空襲で一晩で10万人が死亡したといわれています。
 軍需工場のあった地域では戦闘機による銃撃などもあり、黒焦げの遺体の写真は子供の頃によく見かけたものでした。

 最近は航空路が変更になったのか、旅客機だけではなくヘリコプターなども都内上空を飛び回っています。
 警察や消防だけではなく、自衛隊のヘリも大型ヘリも含めて低空での飛行もよく見かけるようになりました。


 東京のかつての戦争の傷、また最近の東京の空を見ると、沖縄の状況がなんとなく想像できます。


 さらに首都直下の地震、茨城での竜巻も都内での発生の可能性もあるとか。

 平和で安全な生活というのは難しいですね。

 バスジャック、自動車暴走による事故、自殺の増加、孤独死…。

 それでも世界中から見れば日本はまだマシなほうでしょうか。

 なんか暗い気分ですね。

 外も雨降ってますし。

不足するかも、だけでも打撃

2012年05月14日 06時54分30秒 | Weblog
関西、再稼働なければ停電=前原氏(時事通信) - goo ニュース

 「もしかしたら電力不足で停電するかもしれない」というだけでも、産業的には厳しいでしょうね。

 東日本大震災の後に起きた東京電力管内での計画停電への対策として、関西に移動した企業もいたはずですが、1年後の結果は、東電管内のほうが電力に余裕があり、避難したはずの関西などこそ停電の心配がある。

 こんなはずでは…。

 と思われている方も多いのではないでしょうか。



 原発停止について、今すぐ止めろという人もいますが、やはり現実は厳しい可能性があるのではないでしょうか。
 
 今年の夏、大阪市長も原発停止を求めていましたが、その結果として経済活動としては大阪を忌避するような動きになってしまうと、大阪市としてはどうなのでしようか。
  
 原発が無くても今年の夏は乗り切れる可能性もあるし、もし猛暑が来たりしたら不足する可能性もある。
 今年を乗り切ったとしても来年は大丈夫なのか?

 そもそもそんな毎年の電力不足を気にするような地域で企業が安定して経済活動をしていけるのか?
 
 火力発電中心に戻るのであれば、原油価格にあわせて電気料金も増減が激しくなり、CO2問題はどうしていくのか?

 本当に難しい問題ですね。

 東京でも原発停止の住民投票が行われるかもしれませんが、東京都の東京都民の選択は全国的にも大きな影響があるでしょう。

 都民も東電だけ見ていればよいわけではないですね。



上司の上司

2012年05月13日 11時00分35秒 | Weblog
【レポート】クレイジーな上司とうまくやるための現実的な3つの対処法(マイナビニュース) - goo ニュース

 いろんなケースがあるので、ひとくくりにはできないと思いますが、企業などある程度の大きさの組織の場合、自分の上司が言動が変わるとかイライラしているのは、上司の上司による影響とかがあるんですよね。

 以前、係長なら課長になったつもりで、課長なら部長になったつもりで、相手の立場で仕事を見てみろ、と助言を受けたことがあります。

 そうなんですよね。

 企業内の他の部署から、顧客のクレームを口実に文句を言ってくるときとかは、その原因となっている顧客のクレームをどう解決するのかを一緒に考えて解決してやることが大切なんですよね。


 以前、なにかの学習の場で、「原因を突き止めたらその問題は8割解決している」というのを教えてもらいましたが、まさにそのとおり。

 上司の態度に悩まされているのならば、その上司の悩みの原因を探すことが解決への重要なポイントでしょう。

 上司の態度という表面的な部分にだけとらわれている限り、いつまでたっても本来的な解決なんてむりでしょう。

 可能であれば「対処」より「解決」を目指すべきでしょうね。


電気が足りるか足りないか

2012年05月11日 06時29分52秒 | Weblog
大飯再稼働なら不足ゼロ 政府需給試算 関西はマイナス15・7%(産経新聞) - goo ニュース

 昨夜の東京は、午後の雨で空が洗濯され、とても綺麗な夜空が広がっていました。

 年末年始とかお盆期間中も、都内の活動が減るためか空が綺麗なのですが、昨夜は星も綺麗にまたたいて、スカイツリーの展望台に上がることができれば、すばらしい東京の夜景を眺めたと思います。


 夜景で電気ということで、この記事に気になったのですが、原発に関して原発が無くても本当は電力が足りるという主張とか、いや原発が無いと電力が不足する、という主張でもめてます。

 でも電力が足りる、という主張を昼食時のテレビで見たときは、たまたまかもしれませんが、家庭での節電をする、火力発電にきりかえる、なんていくつかの前提条件がついていました。
 しかし、そういう仮定の条件を全面的に信頼して、実際にはあまりに暑くて家庭での節電ができない、又は火力発電所はかなり設備的に古いようですし故障したりしたら、果たしてどうなるのか…。

 震災による原発の被害についても、あの日以前は専門家といわれる人々がいくつかの根拠を示して「大丈夫」「安全」と言ってました。


 今回の東日本大震災に関連して学ぶべき教訓は、「想定外の事態が起きる」ということだったのではないでしょうか?

 そうであるならば、原発停止で電力が足りる、足りない、なんて話ではなく、原発停止してさらに仮定での節電が失敗し、火力発電所のいくつかが停止しても電力確保は大丈夫、という方法を考えるべきだと思うのですが…。

 それが電力需給の予測の中で、どうしても必要量確保が無理なのであれば、原発を稼動させるか、火力発電所を増設するか、計画停電するか、なにか具体的な対策を提示してもらい、国民もそれを踏まえて覚悟を決める必要があるのではないでしょうか。

 自分の主張にそった耳障りのいい話に逃避するのではなく、嫌なことであっても現実を直視しないとマズイですからね。

 昨夜の夜空のようにすっきり見通せる未来はいつくるのでしょうか。


やはり世の中は甘くない

2012年05月01日 20時39分47秒 | Weblog
暗に中国けん制…米比が軍事協力拡大の共同声明(読売新聞) - goo ニュース

 かつて東西冷戦時にフィリピンにはアメリカ軍の大規模な基地が存在し、やがて基地撤退を求めるフィリピン国民の声により撤退しました。

 そして今日、アメリカとフィリピンが軍事関係の強化を行う。


 一度はアメリカ軍との関係を望んで清算したのに、またアメリカ軍が必要となったからです。


 アメリカ撤退の時には予想だにしなかったでしょうね。

 ばら色の未来が待っていると期待してのフィリピン国民の決断だったのでしょうか。


 でも、現実はそんなに甘くないんですよね。


 会社が嫌で退職して自営とか起業した人も同じような感じです。

 昇進して仕事が前よりきつくなりメンヘルでダウンとか、今まで他人にお願いするなどして結構お気楽に暮らしてきたのに、人員削減とか業績悪化で余裕が無くなり、本当に自分で仕事をすることになったらあまりに仕事ができなくて退職とか…。

 ホント、世の中甘くないですね。

 仕事が忙しくて、苦しんでもがいているときが一番マシだったりするなんて、なんかさびしいですね。