東京つれづれ日記

あっという間に変化していく街「東京」で、なんとなく感じたことを書いていきます。

リスクと責任の覚悟

2006年09月17日 23時24分22秒 | Weblog
節約図書館、蔵書は寄贈本 矢祭町、運営に懸念も (共同通信) - goo ニュース

 本を全国の寄付だけで集めるという図書館について、この記事は「運営に疑問」と投げかけてます。
 でも、福島県の矢祭町とは「市町村合併をしない 矢祭町宣言」などで有名なところです。運営の疑念程度では計画を変えないと思いますよ。

 でもこの記事はなんとなく…。
 普通に図書購入に予算を組んでいる区立図書館だって、欲しい資料が手の入らないなんて事はよくあります。購入していないというケースではなく、誰かが借りてるとか、欲しい瞬間には手に入らないとか。
 ちゃんと予算を組んでいてもこのようなことがあるのですから、寄付だけで図書館を作るなんて計画を進めていく上で、運営に疑問なんて当たり前だと思います。
 その上でどの程度まで妥協して、どの程度までゆずらないかということを町の中で決めればいいこと。
 
 この「運営に疑問」と発言しているのは、どうも町の関係者ではない感じがします。もしそうなら他人がいろいろと考えて努力しているのに、結果も出ないうちから横槍は入れない方がいいと思いますけれどね。