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おさんぽみたいなブログ

明日は明日の風が吹く~☆

「君たちはどう生きるか」

2009-04-15 01:03:57 | 本・絵本
岩波文庫・吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」を読みました。

1937年。ちょうど盧溝橋事件が起きた年に出版された本です。

息子が中学生になるということで、
彼が(…そして私が)いろいろな壁にぶちあたった時に、
気の利いたアドバイスができるように…と、そんなことを考えながら
本を選んでしまう今日この頃です

「君たちはどう生きるか」は、15歳の男の子コペル君の日々の生活を
軸に、父親がわりの叔父さんが助言していくという構成になっています。

一言で感想を言うなら、「目線を高くしてくれる本」ということになるのかな…?

コペル君と叔父さんの間で話題になった偉人や、コペル君と友人たちとの関係等々を、少年の目線から少し大人の目線に持ち上げてくれるような内容だと私は思いました。ん~…なんというのかな…。親世代である私が読んでも、「あぁ、そういう視点があるのか!」と視野がひろがったように感じる読後感というのでしょうか。

私はとくに「石段の思い出」という章に書かれていたコペル君(本名・潤一君)のお母さんのエピソードに、共感を覚えました。

一部を抜粋してみると、
「潤一さん。大人になっても、ああ、なぜあのとき、心に思ったとおりにしてしまわなかったんだろうと、残念な気持で思いかえすことは、よくあるものなのよ。
どんな人だって、しみじみ自分を振りかえって見たら、みんなそんな思い出を一つや二つもってるでしょう。大人になればなるほど、子供の頃よりは、もっと大きなことで、もっと取りかえしがつかないことで、そういう思いをすることがあるものなの。~だから、その時、その時に、自分の中のきれいな心をしっかりと生かしてゆかなければいけないのだということも、あの思い出がなかったら、ずっとあとまで、気がつかないでしまったかも知れないんです。~」

これは、友だちとのある約束を破ってしまったことで自責の念にかられ悩むコペル君に、何も事情を知らないはずのお母さんがかけた言葉なのですが…。
縫い物をしながら、じつにさりげなく自分の失敗談をコペル君に話し出し、この言葉につながっていきます。

物語とはいえ、こういうお母さんになりたいなぁと思いました…。
私はといえば、ファンファーレかドラを鳴らしながら、そりゃあもう聞いて聞いて!というオーラを出してお説教モードに入ってしまいますので…

ポプラ社からジュニア版も出ているようですが、
まずは大人から読んでみたい一冊のような気がしました





とうとう引退…

2009-03-13 21:34:52 | 本・絵本
小学校での読み聞かせが今日で終わりました。
とうとう引退です

最後の教室は2年生。読んだ絵本は「まゆとりゅう」と「いいこってどんなこ?」
欲張って2冊も読んでしまいました



「いいこってどんなこ?」は、読み聞かせをはじめた頃に
やっぱり当時の2年生に読んだのが最初で最後になっていました。

小学生には短すぎるような気がしてそれきり読んでいなかったのですが、
いい絵本なので、最後の締めくくりに読んできました。

もうこれで思い残すことはない…はずです…。
もしかすると後になって「あれを読んでおけばよかった…」と
思うことがあるかもしれませんがもう手遅れですしね

息子が小学1年生の2学期の頃からはじめた読み聞かせなので、
5年半くらいやっていたことになるのかな?
終わってみればあっという間でした。

朝、登校する息子と一緒に家を出て学校へ行き
いろいろな学年の教室で絵本を読み、
他のメンバーとおしゃべりして帰宅するという
私にとっては週に一度のお楽しみみたいな活動の仕方でしたが、
5年以上も続けていたんですね~。

最初はちっちゃかった息子も、いつしか私より大きくなり、
登校する時もサッサカ前を歩いて行ってしまうようになったこの頃。
今朝は「今日で最後だから」と声をかけると、ちょっと驚いた顔を
していました。

今日は読み聞かせ後のおしゃべりも幾分長めで…

子供のおかげで、いろーんなことができて
いろんな人と知り合えて、楽しい6年間でした
皆さんに感謝感謝…。

占領を背負った男

2009-02-20 16:56:02 | 本・絵本
間もなくNHKでドラマ化されるということで…。
遅ればせながら「白洲次郎 占領を背負った男(上・下巻)」と、
「プリンシプルのない日本」を読みました。

白洲次郎さん、カッコイイですね…。

戦後、アメリカ占領下の日本では、GHQ主導で新憲法がつくられていくわけなのですが、
白洲次郎はGHQと日本政府の間で奔走し、日本の立場をできるだけ良いかたちで残せるよう
粘り強く交渉を続けます。
それでも、GHQに強要されたも同然の新憲法が発布されるに至り
「…コノ敗戦最露出ノ憲法案ハ生ル。「今に見ていろ」ト云フ気持抑ヘ切レス。
ヒソカニ涙ス」という手記を残しています。

「プリンシプルのない日本」には、
あるGHQ高官夫人が、憲法草案の一部を当時休暇で日本にいた
大学在学中の息子が書いたと親バカ流に広言していたという逸話も書かれていました。


当時の新憲法草案に関わった日本人たちの無念さを思いながら読んでいたのですが、
ちょうど隣で宿題をしていた息子のノートを見てみると、大日本帝国憲法と
日本国憲法を比較する表を書いているところでした。

時は流れているんですね…。

吉田茂首相の側近として、戦後の日本とともに歩んだ白洲次郎に感動しつつ、
テレビからは麻生内閣のあれやこれやが耳に入り…。
隔世の感がある読書となりました…。

お孫様には、白洲次郎のような側近はいないのでしょうか。



「まゆとりゅう」

2009-02-13 17:04:04 | 本・絵本
今日の読み聞かせは、1年生の教室で
富安陽子・文 降矢なな・絵の「まゆとりゅう」を読んできました。



山姥かあさんとまゆが、2頭の龍の背に乗って
山に春の訪れを知らせにいく…というお話しです。



そろそろ春一番が吹くようなので、
この時季の定番にしている絵本の出番かな?と

読み始めはざわついていた1年生たちも、龍が登場してからは
すごく集中してくれました。
とくに小さな龍の子が、雲の間からちょこんと顔を出している絵に
ものすごく反応してましたやっぱり1年生はかわいいですね~

さて、読み終えてひと通り話しをしたり、挨拶したりして
教室を出ようとすると、担任の先生がぼそっと一言。
「やっぱり龍というと春なんでしょうかねぇ?」

龍と春?はて…?まったく予備知識がございませんでした
この絵本では、龍の背に乗って山に雨を降らし、雨で雪解けがはじまり
雪に覆われていた川が流れはじめ…この川の流れが龍のように見える様子が
描かれています。
竜神が、山の龍(川)を呼び起こして春の訪れを知らせるというくらいに
しか思っていなかったので、そういう見方もあるのかな?と、
ちょっと検索してみたりしたのですが、よくわかりませんでした

何かご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示くださいませ

この絵本を読む時季ということは、読み聞かせからの引退も間もなく…。
読み聞かせ仲間の間でも「寂しくなるね…」と話したりしています。
中学でも…という意見もあったりするのですがさてさて
どうなることでしょうか…。





行く年…

2008-12-31 08:58:13 | 本・絵本
2008年も、いよいよ今日一日を残すだけになりました。
いやぁ~本当に時の流れってものは…はやいですね

今年一年をあれこれ振り返りたいところですが、
とりあえず読書のことだけを…。


今年もたくさんの本との出会いがありました。
そんななかでも、一番印象に残っている一冊は
いしいしんじ著「プラネタリウムのふたご」

「だまされる才覚がひとにないと、この世はかさっかさの世界になってしまう。」

読んでいる間は、ふたごの行動にヒヤヒヤしたり、
その結果の切なさが胸に痛かったりしたのですが、
読み終えて時間がたってみると、小さなロウソクの炎のように
物語の優しさがずっと心に残っているんです…。
不思議な読後感です。

読みかけたまま、読み進められなくなった本もたくさんあります。

たとえば、これもいしいしんじさんの著書で「ぶらんこ乗り」
どうしても馴染めなくて、放棄してしまいました…。ごめんなさい。

なんとか読み終えたものの、読んでる間中ゾーっとしっぱなしだったのが、
三島由紀夫著「美しい星」
自称・宇宙人たちが客観的に論じ合う人間の醜さ愚かさに何度も気が重くなり、
自称・宇宙人たちの人間に対する憎悪には怖ろしさを感じました…。

もっともっと、書き留めておきたい本や感想はあるのですが…。
そろそろ大掃除とお節の準備にも取り掛からねば

来年もたくさんの本と出会い、楽しみ考え感動したいと思います

皆様、今年もこんなブログにご訪問いただきまして
ありがとうございました
来年もぜひ遊びにいらしてください。
お待ちしています

それでは皆様、良いお年を…


空を見上げる古い歌を口ずさむ

2008-12-07 21:49:41 | 本・絵本
小路幸也さんの「空を見上げる古い歌を口ずさむ」を読みました。

小路幸也さんの著書といえば、「東京バンドワゴン」シリーズ。
今年面白く読ませていただいたシリーズです。
書店で見かけた「空を見上げる~」も、この小路幸也さんの名前を見て即買いしました。いやぁ~面白かったです



ある日突然、人の顔が「のっぺらぼう」に見えるようになったという小学生の息子。母親の顔も「のっぺらぼう」にしか見えないと言われ動揺する母親。
でも、それを聞いた父親は不思議と冷静にその話を受け止め、20年前に失踪した兄を探し出します。
それは失踪する兄が「将来身のまわりに、人の顔がのっぺらぼうに見えるという者があらわれたら連絡してほしい」という言葉を残していたから…。

この摩訶不思議な冒頭に続き、20年もの間会っていなかった兄がもどり、自身の小学生の頃のある出来事について語りはじめます。
1970年代のある年、製紙工場のある“パルプ町”で起きた様々な出来事。

兄によって語られるのは、当時の町の交番にいたおまわりさんたちのこと、釣具屋さんや床屋さん…。小学生の仲間たちと過ごしたミステリアスな夏休みのこと。
「人の顔がのっぺらぼうに見えるのはなぜ?」という謎を抱えたまま、(私にとっては)懐かしい昔の小学生の日常が語られていきます。
(ちょっと「二十世紀少年」を思い出しましたよ
そして、最後に明かされる「のっぺらぼう」の謎。
人の善悪。巷で起こる凶悪犯罪の裏側を、こういう風に解釈できたなら…。
あくまでも空想の世界ではあるのですが、救われるものがあるなぁと思う結末でした。う~ん…救われるというよりも、逆に怖いことでもあるんですけどね…。
って、謎ですよね?こんな書き方では…

ま、詳しくはご一読の後でということで…。

1970年代に小学生だった世代には、とくにお薦めいたします

サーフィン・レジェンド

2008-11-27 20:13:05 | 本・絵本
ワイキキビーチにたたずむデューク・カハナモク像。



伝説のサーファーですね。

といっても、私はサーフィンのことはよくわからないので
詳しくはここをクリックしてみてください→“デューク・カハナモク”

実家がわりと湘南の海に近いところにあったため、
兄が原チャリで、サーフボードを抱えて出かける姿はよく見ていたものの、
当時の私はまったくサーフィンに興味がありませんでした。

今回ハワイ旅行中に読む本を探していてみつけたのが、
山森恵子著『サーフィン・レジェンド サーフィンの歴史を築いた男達の物語』。



とってもベタな選択ですね…
それでも旅行中、ワイキキビーチのサーファーを見ながら(?)
面白く読ませていただきました。

1950~60年代のアメリカで、サーフィンに熱中し注目を集めた若者たち10人の人生を
紹介していくという内容の本です。

10人のなかで印象にのこったのは、「SURFER」誌の創刊に携わったジョン・シーバーソン。
その「SURFER」誌にカメラマンとして写真を提供していたロン・ストナー。
そして小説・映画「ギジット」のモデルとなったキャシー・コーナーの3人です。

シーバーソンは、サーフィンを文化として根付かせた人物で、ずっとサーフィン文化の中心で光を放っていた人なのではないかと思います。
一方ロン・ストナーは、影の部分の強い人生を歩み、若き写真家として注目されながら薬物中毒となり失踪。その生死もわからないままになっているのだとか。
キャシー・コーナーの人生も切なくて、光と影に彩られたものでした。

この本で紹介されている誰もがサーフィンを愛し、サーファーとして輝いた時を過ごし、そしてその後の人生を迎え…。十人十色の生き方をしているんですよね。
それはあたり前なことなのかもしれませんが、輝き続ける難しさをあらためて感じました。

それはさておき、こういう本を読みながら見ていたせいか、
ワイキキビーチでサーフィンを楽しむ人たちがキラキラして見えましたよ

私もあと20年若ければなぁ~









アラスカ物語

2008-10-18 21:49:02 | 本・絵本
新田次郎さんの「アラスカ物語」を読みました。

明治元年宮城県石巻町に生れ、16歳でアメリカへと渡り
エスキモーとともにその後の人生を生き抜いた実在の人物・フランク安田を
描いた小説です。

若くしてアメリカへと渡り沿岸警備船の乗員となったフランク安田は、
乗務していた船がアラスカの凍りついた海に閉じ込められたため、
たったひとり徒歩で救助を求めて町を目指します。
食料も尽き、遭難しかけた彼を助けたのはエスキモーでした。

救援隊を送って沿岸警備船から下船したフランク安田は、
エスキモーたちと暮らすことを選び、やがて村中の誰からも信頼される
存在へとなっていきます。
その頃、白人たちによる鯨の密猟が激しくなり、フランクの暮らす海岸
エスキモーの村では飢えが深刻な問題になり…。


やがて「アラスカのモーゼ」と人々から仰がれる存在になるわけなのですが、
私はこういう人がいたことを、この本を読むまで全く知りませんでした。
今「アラスカ物語」を読み終えて、フランク安田を知ることができて
本当に良かったなぁと思っています。なんだか子供の感想文みたいですが…

まだフランク安田を知らないという方は、ぜひぜひ「アラスカ物語」を
読んでください!

それにしても、白人が乱獲してエスキモーの食生活まで変えることになった
鯨ですが、現代では白人たちが中心になって捕鯨に反対しているというのは…。
なんともシニカルなことですね



ともだちひきとりや

2008-10-04 10:53:31 | 本・絵本
昨日の読み聞かせは、2年生のクラスで内田麟太郎作・降矢なな絵の
「ともだちひきとりや」を読んできました。



「ともだちや」シリーズは、低学年に人気がありますね
先生からのリクエストにも入っている絵本のひとつです。

息子も大好きで、せがまれて何冊か買ったものですが、
12歳になった今は「ともだち~」というタイトルだけで
「んふふ~」とニヤケます。これはたぶん…「20世紀少年」の
“ともだち”を連想しているんでしょう

「ともだちや」シリーズのなかでも、私はこの「ともだちひきとりや」が
一番好きです。いばりんぼうのイノシシくんとやさしいイタチくんの仲をとりもつ
オオカミとキツネ、それを見守るミミズクのおじいさん。
読んでいてもほのぼのしてくるんですよね
子供たちも笑ったりシーンとしたり、よく聞いてくれました。


先週は「ノコギリザメのなみだ」を1年生に読んで、6年生のリベンジ(?)を
果たしてきました。いやぁ笑ってもらえて嬉しかったです

ところがところが…読み終えると担任の先生が「皆さん、このお母さんには
運動会のときにとてもお世話になりました。みんなでお礼を言いましょう!」。

なんだっけなんだっけ?私が何かしたんだっけ??と、慌てて記憶をたどったものの、今年の運動会はお弁当作って息子の応援をして、お弁当食べて息子の応援をして…それしか思い浮かびません…。

「ありがとうございました!」子供たちの大きな声を聞きながら、やっと思いあたることが…。先生とは本部役員をしていたころにお世話になっていて、4月の役員決めのときも私が担当をしていたり…そう私が現役の本部役員だと思われていたんでしょうね。
「どういたしまして!」と、その場では返事をしておきました
(その後、ちゃんと現本部メンバーに伝えておきましたよ

さてさて、読み聞かせボランティアも3月まで。
ボランティアのなかでも6年生の母だけで、卒業記念になることをしようと計画中です。いちおう6年生のために…ということなのですが、最後だからパーッとやろう!なんていうメンバーのはりきりかたを見ていると、母のためかもしれません

卒業公演(?)ということで、10人の有志でペープサートを企画しています。
これから準備と練習の日々になりそうですね…。
子供たちには内緒内緒


ノコギリザメのなみだ

2008-09-12 20:25:45 | 本・絵本
今日は久々の読み聞かせでした。

6年生の息子のクラスです。
息子のクラスには読み聞かせボランティアに登録しているお母さんが多くて、
その競争率は激しいのですが、1学期のうちに今日の担当をキープしていました
たぶんこれが最後になるんじゃないかと思います


そんなわけで、何を読んだものかさんざ悩んでいたのですが…。

他の人たちの話によれば「今年の6年生も反応がないよ」とか、「静かに
聞いてくれるんだけど、かえって緊張しちゃう…」とか。
“いわゆる6年生”になってしまったらしく、そう聞くと笑わせてやろうとか、
感動させてやろうとか妙な野心がムクムクと出てきちゃったりもして

結局、くすくす笑い狙いで、長新太さんの「ノコギリザメのなみだ」を読むことに。



鼻先のノコギリがボロボロになってしまったのが悲しくて、
さめざめと泣くおじいさんノコギリザメ。
そこに海のオバケがやってきて「とりましょうとりましょう」と
あっけなくノコギリをとってしまいます。
「そのかわりに…」と、タコやら長靴やらイソギンチャクやら
いろいろなものを持ってくるのですが…。
というお話しです。

長新太さんの絵本は大好きで、息子が低学年の頃には
よく読んでいたんですけどね。
なんだか先生からあきれられているような気がして、
しばらく読んでいませんでした。

いわば私にとっては最終兵器(?)を携えて
6年生の教室へ乗り込んでみたわけですが…。

最初から最後まで見事にシーン
とっても静かに聞いてくれました。
ナンセンスなお話しを静かに聞かれちゃうというのは、
むちゃくちゃ恥ずかしいですね。

終了後他のお母さんたちとの報告会で、
「ちっとも反応がなくて恥ずかしくなっちゃったよ~」
と言うと「6年生にそういうのを読んじゃダメよ。
自分が惨めになっていくだけなんだから(笑)」と
アドバイスをいただきました。

そうだったのか~反省反省。
次回は1年生のクラスに行くことにしました
癒されてこよう~

スカイ・クロラ(ネタバレ…)

2008-08-30 14:45:03 | 本・絵本
どうしても気になるので、ネタバレでもう一度「スカイ・クロラ」のことを…



ここからは、まだ読んでいない方はお気を付けくださいね




私の疑問その1…結局、クリタ=カンナミだったのか?

私の疑問その2…で、クサナギスイト=カンナミでもある?

私の疑問その3…ってことは、クリタ=カンナミ=スイト???

それから、クサナギミズキがスイトの娘だったとして。
いったいいつの間に再会してたの?

甲斐は何処へ?

ほかにもあれやこれやと謎だらけです

まぁ、すべてがスッキリしなくてもいいんだろうけど、
なんだか気になって気になって…。

パイロットとしての腕がいいスイト、カンナミ、クリタの3人は、
永遠に記憶を入れ替えながら生き続けている…。
と、勝手に解釈してはいるんですけどね

でも、こう書き出してみたら、ちょっとはスッキリしたような?

スカイ・クロラ

2008-08-29 20:28:54 | 本・絵本
森博嗣さんの「スカイ・クロラ」シリーズを読みました。



文庫本になっている「ナ・バ・テア」、「ダウン・ツ・ヘブン」、
「フラッタ・リンツ・ライフ」、「クレィドゥ・ザ・スカイ」
そして「スカイ・クロラ」の5冊です。

発行順では「スカイ・クロラ」がシリーズの最初になるのですが、
物語の時系列では「ナ・バ・テア」からはじまり「スカイ・クロラ」で
終わるらしいので、私は「ナ・バ・テア」から読み始めてみました。

森博嗣さんの作品を読むのははじめてだったのですが、
その無駄のない文章に驚きました。
とくに空中での戦闘シーンは、余計な説明がまったくない、
詩のような短い言葉の連続で綴られていて幻想的です。

「ナ・バ・テア」から「フラッタ・リンツ・ライフ」までの3冊は、
その世界観を堪能したのですが、4冊目と5冊目(「クレイドゥ・ザ・スカイ」と
「スカイ・クロラ」)は、語り部が変ってしまってちょっと混乱

読み終えてはみたものの、理解できているのかどうか?自分でもよくわかりません。
本当は、どういうことなのか誰かに正解を教えてもらいたいところなのですが…

ただシリーズをとおして、真っ青な空が常にイメージできるような、
戦闘機でダンスをしている様子が見えてくるような…そんなお話しでした。
映画も観たいのですが、そろそろ終わっちゃいますよね
DVD待ちかな…。

オリンピア ナチスの森で

2008-08-10 14:19:09 | 本・絵本
沢木耕太郎著「オリンピア ナチスの森で」を読んでいます。

1936年8月、ナチス政権下のベルリンで開催された第11回オリンピック。
この大会の記録映画を撮影したレニ・リーフェンシュタールへのインタビューからはじまり、出場した日本選手たちの戦いぶりやオリンピック出場までのみちのりが描かれたノンフィクションです。

北京オリンピックの開幕までに読了!の予定だったのですが、
まだあと4分の1くらい残ってしまっています。

この本を読んでいる途中で見ることになった
先日の北京オリンピック開会式ですが、
時代は変ったな~と思いました。
セレモニーの華やかさはもちろんですが、
ベルリン大会当時は入場行進での足並みが揃っていなかったとか、
頭右をしなかったとか、そんなことで騒がれていた当時の逸話を
読んだ後での開会式に、まるでタイムマシーンに乗ったかのような印象を受けました。

ベルリン大会での日本選手の活躍は、女子水泳の前畑の活躍や
友情のメダルで有名な棒高跳びの西田、大江のことなど、
今でも語り継がれてはいますが、その他の選手たちのことについても
また、当時の報道の舞台裏などもこの本を通して知ることができました。
とても面白い本ですよ。

北京オリンピックが閉幕するまでに、読み終えたいなと思っています。




『港町食堂』

2008-07-02 19:10:14 | 本・絵本
最近読んだ本は、畠中恵さんの『ゆめつげ』と
奥田英朗さんの『港町食堂』。

『ゆめつげ』は予想を裏切らない面白さで、
2日くらいで読みきりました

読みながら、江戸末期の世界に
あっという間に引き込まれました…。

いまさらながら、うまいですね




そして次に読んだのが『港町食堂』

これがまた、いいんです…
10ページほど読み進んだところで、船旅をしたくなりました

飛行機をつかって海外へと行くと、別途信じられないような燃油料がかかるようになった今日この頃。

国内をゆっくり旅してみたいと思い始めていたところに
本当に良いタイミングで船旅の良さを感じさせていただきました。

ただ、最近の原油高から漁を休止するところも多いようで。

港町の活気が薄れていってしまうとしたら、それはとても残念なことですね。


今日から読み始めたのは、いしいしんじさんの『三崎日和』。
いしいしんじのごはん日記2です。

こちらも面白い。

煮魚やお刺身を中心にした日本の食卓が、これから変っていくかもしれない…と思うと、やっぱり寂しいものですね。









南方熊楠のこと

2008-06-18 20:07:02 | 本・絵本
南方熊楠

私は、大好きなんですよね…


何度となく書いてはいるかもしれませんが、
私はエコという言葉があまり好きではありません。

それでも、究極のエコは?と考えるとき
真っ先に思い浮かぶのが南方熊楠なんですよね。

夏目漱石と同級生で、漱石よりも早い時期に海外へと渡り、
イギリスで凹んでしまった漱石とは真逆に
日本男児をバカにするな!と、海外での生活も奔放に過ごした熊楠。

熊楠の書簡をもとに構成された『縛られた巨人』は、大好きな本です。





また、熊楠による著書『十二支考』は、その溢れんばかりの知識を
書き連ねているというのか…。
書き始めたら止まらない無邪気な様子が想像できてしまう作品です。

いつか、そんな大好きな熊楠のことを書こうと思ってはいるのですが、
今もまだ、まとまりがついていません

とりあえず、いずれは書きたいと思っている…ということで