おさんぽみたいなブログ

明日は明日の風が吹く~☆

妖怪アパートの幽雅な日常

2009-09-30 22:28:33 | 本・絵本
香月日輪著「妖怪アパートの幽雅な日常」を文庫版で1と2まで読みました。

このシリーズ、面白そうですね
ファンタジーが好きな私には、ビビビッときました

1冊目を読んで思ったのは、これは男の子版「霧のむこうのふしぎな町」だなぁということ。

いろいろな存在(?)と生活をともにしながら、成長していく男の子の姿が
「霧のむこうの~」の主人公・リナと重なりました。

若い頃の私は「霧のむこうの~」からたくさんのことを学んだようなきがしているんですよね…。
あれはたしか、高校生の頃に読んだのだったか…?

「妖怪アパートの~」は、今中学生の息子が読むのにはちょうどいい!と思ったのですが、
ま、本人はあまり興味がないようです…。

主人公の夕士は、交通事故で両親を失い親戚の家に引き取られます。
寮のある高校に進学し、おじさん家族の家から独立できると思っていたのに、
入学直前寮が火事になり…。
それでも一人暮らしを切望する夕士は、ある不動産屋を訪ね一軒のアパートに
入居することになるのですが…。
というお話しです

2になると、魔道書まで出てきたりとちょっとファンタジー色が濃くなっているのですが、こちらもまた面白いです。

もうシリーズ化している人気の本だったようですが、
私は文庫本ばかり読んでいるもので…
まだまだこれから文庫化されるシリーズが、とっても楽しみです


憧れます…(つづき)

2009-09-26 11:58:09 | お散歩
かつて三菱財閥三代目社長・岩崎久弥の住居だった旧岩崎邸庭園。
洋館が完成した明治29年当時は、15,000坪の敷地に20棟以上の建物があったのだそうです。
庭からの眺めも壮観だったでしょうね…。



さて、この洋館の1階・少し張り出した窓で囲まれたスペースは、サンルームです。



洋館の中を見学して驚いたのは、とにかく暖炉が多いということ。
各部屋にはもちろん、階段の踊り場やエントランスにも設けられていました。
ただ、このサンルームにだけは暖炉がなかったような…?気がします

別の部屋に、このサンルームで撮られた家族写真が展示されていたのですが、
そのなかには澤田美喜さんの姿もありました。
澤田美喜さんというと、エリザベスサンダースホームのことや、ご高齢の美喜さんのお姿しか私の記憶にはなかったのですが、サンルームで撮られた写真のなかには、岩崎久弥氏の娘として、若く美しく苦労のかけらもないような美喜さんがいらっしゃいました。
その後の人生を思いもしていなかったんだろうな…と、勝手に想像…。

その澤田美喜さんも、かつてはたたずまれただろう1階のテラスが↓こちら。



テラスには、キレイなタイルが貼られているのですが、



このタイルはミントンのものだそうです
さすがはお金持ち!憧れますね…

というわけで、ひと通りお屋敷を見終えて夫と妄想を語り合いました
「もしもこれが我が家だったら、どんな生活してるのかなぁ~?」

芝生の庭でガーデンパーティー、執事がいてたくさんの使用人がいて…
酔っ払った友だちは離れの撞球室にでも放り込んで…
でも、こんなお屋敷の主ってどんな仕事をしてるんだろう?
ちょっと想像できる範囲を超えてしまいますね

酔っ払った友人を放り込める離れがあるというのは魅力ですが、このお屋敷は私たち家族には手に余りそうです




憧れます…

2009-09-24 22:04:42 | お散歩
東京・湯島の旧岩崎邸に行ってきました。



明治29年、ジョサイア・コンドルによって設計された洋館は、
今も美しい姿で湯島にたたずんでいました。



「うわぁ~シンガポールのホテルみたい~!!」と私。
「あぁラッフルズに似てるね。」と夫。
なんだか日本であることを忘れてしまいそうな景色。

現在敷地内には、この洋館と和館、山小屋風の撞球室の3棟が
広大な芝生広場に面して残されています。





洋館の窓辺に立ってみると、ここに暮らしていた人たちは
どんな思いでこの窓辺にいたのかなぁ?と…。
大勢の来客と賑やかに過ごしたのか、はたまた一人物思いにふけったのか?
いろいろな場面を、この窓辺もまた見てきたんでしょうね。

書きたいことがたくさんあるので、旧岩崎邸散歩は次回につづきます…



ノンアルコールビール

2009-09-19 22:51:43 | 食べもの
相変わらずの禁酒生活が続行中なのですが…

キリンのノンアルコールビール“フリー”のおかげで、
夏も爽快に過ごすことができました

今日は9月1日に発売されたアサヒのノンアルコールビール
“ポイントゼロ”を購入。試しに飲んでみました。

いやぁ~これが…。
まず甘いことにビックリ。そして香りが強いような…?
甘いアールグレイを飲んでいるような感じでした。

はっきり言って、ビールとは全く違う飲み物でした。
ま、あくまでも私個人の感想ですけどね

甘さは麦芽からくるものなんでしょうかね…?
香りは…?ホップでしょうか?

もう買うことはないだろうな

となると、キリンの“フリー”は、なんであそこまでビール味なんだろう?
なんて、いろいろな「?」が頭の中をグルグルとまわっています。

まぁ美味しければいいか?





「20世紀少年 最終章」

2009-09-16 20:18:51 | 映画・DVD
「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」を観てきました。

とうとう最終章です…。
一抹の寂しさを感じながら観てまいりました

が、今回は原作を読んでしまったからでしょうか?
後半までの流れが淡々とし過ぎているような印象。
“とりあえずこなしています~”風に感じてしまいました

原作とは違う結末だということで、そのあたりも楽しみだったのですが、
違うといえば違うような…?ちょっと微妙でしたね…

でも、ラストは原作よりも良かったです
すっきりしたとでも言うんでしょうかね。

今は、もう終わりなんだなぁ~という感慨に浸らせていただいています。

さてさて20世紀少年の配役は、マンガと俳優さんがよく似ていましたが、
DJコンチ役の山ちゃん(山寺宏一さん)はスゴイ!!そっくりでした

ケンジの子供時代を演じている少年も、唐沢寿明さんによく似ていますよね
カンナの前髪もこだわっているなぁ~と思ったり…

ちょっとした役にも有名人がチラホラいたりするので、そういう部分でも
楽しめましたよ。

まだ我が家の男子たちが観ていないので、結末を話題にできないのが残念です~



「ダーティー・ダンシング」

2009-09-15 15:32:30 | 映画・DVD
今日は、このニュースに驚きました。

『ゴースト ニューヨークの幻』パトリック・スウェイジ、57歳で死去
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090915-00000007-flix-movi

どのニュースでも、映画『ゴースト』の…と紹介されているようですが、
パトリック・スウェイジの代表作はなんといっても『ゴースト ニューヨークの幻』なんでしょうね。

私が初めてこの俳優さんを知ったのは、1987年の映画『ダーティー・ダンシング』でした。
期待して観たわけではなかったのですが、すごく感動したことを覚えています。
とくに、パトリックのダンスシーンがかっこ良くて…
にわかファンになったものでした

今回の訃報を伝えるニュースを見て、彼がダンサーだったことを初めて知りました。
それでこそのダンスシーンだったのでしょうね。

もう一度、DVDを借りて観てみたいな…と思っています。

まだ観ていないという方にはきっと、『ゴースト』とは違うパトリック・スウェイジの魅力を知ってもらえるのではないかと思います。


「極楽カンパニー」

2009-09-09 20:54:13 | 本・絵本
原宏一著「極楽カンパニー」を読みました。

定年後、暇をもてあまして図書館通いしていた二人のオヤジ。
会社員時代の“様式美”を語り合ううちに、意気投合して会社ごっこを
はじめることに…。

閑古鳥のなく喫茶店で、「馬鹿正直・絵空事・度外視」という企業理念のもと設立したフェイク会社「株式会社ごっこ」は、定年後のオヤジたちのニーズにマッチしたのか、日本中に支社ができるほど瞬く間に急成長していきます。

とはいえ、あくまでも“会社ごっこ”。
実際に商品やお金が動くわけではないのですが…

やがて詐欺事件に巻き込まれ、フェイク会社の存亡はいかに…?
という内容だったのですが、すごく面白かったですよ

さてさて、私自身もこの夏はいろいろと将来を考えておりました。
(ん?まぁ将来と言うより老後でしょうか?
元気に仕事ができるのも、あと15年くらいだろうな…とかww
不景気で仕事も暇ですしね…
ちょっと新しいことを始める予定です。ドキドキ…



「バルサの食卓」

2009-09-06 21:43:33 | 本・絵本
いわゆる「守り人シリーズ」の著者である上橋菜穂子さんが、
その著書である「守り人シリーズ」や「狐笛のかなた」などの
物語に書いた架空の食べもののレシピを紹介する
「バルサの食卓」を読みました。

この本を買ってから気付いたのですが、
著者は上橋菜穂子さんと“チーム北海道”
この“チーム北海道”には、このブログでも以前感想を書かせていただいた
「面白南極料理人」の著者・西村淳さんが含まれているんですね…。

そんなわけで、あ~あのお料理はこんな風なものだったのね…と、
読んで納得するだけではなく、私にとっては作ってみようかな?と
思わせられる内容になっていました

ひと通り目を通した後、息子に「どれが食べたい~?」と貸し出したところ、
いくつかのページに付箋がついた状態で戻ってきました。

そんな中でも、とくに熱いリクエストがあったのが「マッサル」でした。
細かく切った“とりモモ肉”と“豚ひき肉”をまぜまぜした揚げ物なのですが、
今夜作ってみたところ大好評!!
「鳥の唐揚げ」より美味しい~と、我が家の男子たちからは好評でした

明日は、“ノギ屋の弁当風鳥飯”を作ろうかなぁ~と思っています



人生で一番古い記憶って?

2009-09-03 19:27:10 | 雑談
子供が幼稚園に行くくらいの年齢になるまでの間なら、
胎内にいたことさえ記憶している…なんていう記事を読んだことがありますが、
実際はどうなんでしょうねぇ…。

我が家の場合ですが
息子がお腹にいる間、私はボビー・ブラウンの曲をよく聴いていました。
胎教としては…どうだったんだか…

それでも出産後、ちょっとの物音にも反応していた息子が
どんなに騒々しくてもスヤスヤと眠ってくれたのが、掃除機の音と
ボビー・ブラウンの曲でした。

http://www.youtube.com/watch?v=T9aLBdeT6ks



今日何気なく息子とあれこれ話していたところ、
しっかり記憶に残っているのは、どうやら3、4歳の頃の出来事から
のようですね…。

で、私の場合。
けっこう覚えているんですよね…。
眠っている時に、尖ったものの夢をよく見たこととか。
(ただし、これは検証が不可能ですね

検証することができた一番古い記憶は、
まだ私がハイハイしていた頃のこと…。

ある日の昼食に、インスタントラーメンを食べようとしている5歳年上の兄。
なんだか気になった私は、兄が食べるより早くハイハイして行って
ラーメンの入った丼に手を突っ込み、あまりの熱さにワーワー大泣きするのですが、この時のことを兄と父が覚えていたんです。

父は、後から兄に聞いたんじゃないか?なんて言っていましたが、
そういう記憶は全くなくて、むしろ「あれは何?」と思った当時の自分の記憶ばかりが思い出されます

はてさて、真相はいかに?



皆さんの一番古い記憶はいつ頃のことでしょうか???