ピアノを弾こう🎹 国分寺市、小平市の《つぶらピアノ教室》

国分寺市北町のピアノ教室のご案内です。鷹の台駅より徒歩8分、創価小学校より徒歩3分です。

ピアノの線路は続くよ、どこまでも。

2020-11-18 23:07:00 | ピアノ教室
今日のレッスン。
先週ちょっと葉っぱをかけた子。
よく指が回るようになってきたのに、
このところ少し練習が少ない…

ピアノは、例えば一生懸命1週間練習したのに
レッスンでうまくいかないことがあります。
その時は目に見える成果は感じられないけれど、
それでもやった分はちゃんと身体に蓄積されています。
でも自分には見えない。
逆に、何らかの事情により練習ができなかった時
レッスンではなぜかうまくいって、先生にすごく褒められたりして…
先生は頑張ったのね❣️と大喜び。

え?練習できなかったのに。

そんなことないですか?

大抵のピアノ学習者は経験があるのではないかと思います。

これは、結果はすぐには出ないということなんです。

練習したのにできなかった時。
これはあと少しやればできたり、あるいはその状態まで上達した(完成ではなくても)段階で、あとはちょっとしたコツで出来るようになるなど、努力の成果はちゃんとあるのです。

だから、最初にできなくても、レッスンを受けたらできた!ということはよくあるはずです。

一方練習時間があまり取れなかった時。
あまりやらなかったのにできて、?と思うでしょうが、
これはこれまで積み上てきたことが
突然できなくなるわけではありません。
あと少しで出来るところだったのでその練習でプラスされた分でなんとかできた、あるいは練習していないという不安な思いから、いつも以上に集中してできたのだと思います。

でもそのままだと少しづつ、目には見えない状態で劣化していきます。
ピアニストであれば、常にそこに注意を払っているので、気付くのも早いと思いますが、
練習、めんどくさいなぁ、嫌だなぁという人にはなかなかわからないと思います。
そして練習が減っているままだと、気づいた時には、かなり指が動かなくなっています。

大きくガクンと落ち込む前に、
しっかりフォローしておけばまた元に戻ります。
放っておいて、そのままあまりやらないと
誰にでもわかるレベルで弾けなくなっていきます。

全然やらないわけではないのですが、
このところ少しづつ練習が減ってきていて
気にはなっていたのですが、先週左手が回らなくなっていました。

こぎつねのスケールのシリーズで
かけっこの練習シートをやっています。
だから左手だけ回らなくなったゆびでは
走れないのです。
でもタイムはどんどん上がっていて
前と同じ速さで無理矢理弾くので、左右はバラバラ。
本人も必死でなんとかこぎつねを走らせる
といった感じでした。
揃っていなかろうとお構いなしで😅
それに音もスカスカで、響きがない…

今なら間に合うけど、このままの状態だと
せっかく手に入れたテクニックを無くしてしまうよ。
というお話をしました。
もう6年生。無理矢理練習させることはできません。
本人がやろうと思わないと。
また納得がいかずに、でも先生に言われたからと
嫌々やっていても成果は小さいでしょう。
それでもやらないよりはいいのでしょうけれど
そもそもピアノは、そんなに嫌々やるものでもないですしね。

今週はどうかな?
心配していましたが、頑張ってきました。
レッスン前にも、学校から帰りすぐに始め、たっぷり練習した模様。
レッスンにもいつもより15分も早くやってきました。
張り切ってきてくれたのは良いのだけれど、
このご時世、消毒中でしたので、ちょっと待ってもらいましたが…💦

ちゃんと言葉が届いたようでよかったです。
左手も回復の兆しが。
本人も実感していたようで、あと一息ね。
とエールを送りました。

そして今日はエリーゼのためにも
譜読み段階が完成していました。、難しいところが遅く、優しいところは速かったり、と
やり始めにはありがちな状態でしたが、ちゃんと楽譜通りに弾くことができていました。

さぁ、ここからが楽しいところ。
今日は演奏ポイントをいくつか取り出して説明。
帰る頃には本当に見違えるような演奏になりました。
本人も頷きながらニコニコ😊

そうだよね。
こんな風に弾けたら楽しいよね。

お家での練習のポイントを自分で考えて
レッスンノートに書いてもらい、読んで聞かせてもらいました。
そこに私がもう一言、これも書いてねと付け加え、
レッスン終了。

充実のレッスンとなりました。

心配していたのでちょっとホッとしました。
来週もこの調子で練習してきて欲しいなぁ。

曲が仕上がりつつあることに楽しみを感じていたようなので多分大丈夫でしょう❣️

ピアノを楽しむために、色々学ぶ必要があって
それは必ずしも楽しいばかりとは言えないけれど
それでも出来るだけ楽しく出来るように
また達成感を感じられるように
様々な練習シートを作ってレッスンしています。
シートが完成したらガチャポンね🎹😊


この子も最初は5歳。
大きくなったなぁ。。。
今では自分でレッスンノートも書いています。
このくらいの歳になったら、
ちゃんと自分で納得して、自分で練習メニューを考えると
良いようです。
もちろん、必要な練習ができるように
私も言葉をかけますが…

子どもたちは日々成長しています。

私は年齢を感じて自分にがっかりすることも
あるのだけれど😱
あの子たちはどんどん大きくなって、
どんどん成果を身につけて、希望に向かっていて
眩しいですね✨

若いっていいなぁ…✨



コメント
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