インスピ浪漫Ⅱin大阪2日目。
ものすごいものを見た。
今帰ってまいりましたが、もうとにかく、言葉になりません。
INSPiすげぇ。
インスピ浪漫というものについて説明すると、普通のライブではありません。(ネタバレですけど、今日が千秋楽だったから良いですよね?)
最初から最後まで一つのメッセージ性を持ったショー。
だからそれに添った選曲がなされているしMCもない。
大雑把に言えばインスピがインドネシアを訪れて何を感じたのか、を伝えるというのがこのショーの趣旨です。
なんか、まとまらないんですけど、INSPiはとにかくこの6人で伝えたいことがあって歌っているんだということを感じました。
極端な話をすれば、INSPiにとって『アカペラ』というものはそれほど重要なファクターではないのかもしれない。や、言いすぎってことはわかってます。彼らは完全アカペラで歌ってます。
しかしアカペラという手法は、あくまでそれは手法であって目的ではない。最初から最後まで本当に声だけで構成されたショーというのは、それだけで魅力になりうるけれど、伝えたい想いの方がはるかに先にあります。
見ている方も、私みたいな無駄にうるさい人間でさえ、このインスピ浪漫Ⅱにおいてアカペラの技量云々がたいした問題だとは感じません。前提としてある程度の技量が彼らにあるからだとは思いますけども。
迷いがないんですよね。伝えたいものははっきりしていて、それを伝えるうえでどういうアプローチをとるかということに関しても確信がある。
とにかく強かった。
そんなライブでした。
このショーの構成を方向付けすると、メッセージ性の部分とエンターテインメント性の部分にはっきり分かれています。
だからこそバランスが良いショーだと感じるんですね。
全体を見るとメッセージ性の強いものだけど、純粋にエンターテインメントとして見られる場面もたくさんあって楽しめる。
でも最後に残る印象は、「楽しかった」ではなく「強い思い」。
つくづく緻密に構成されたライブだと思います。
とある方がGWの東京公演を見て、「東京ちょっと遠いとかお金の問題とか時間とかで迷ってる人、いいから行って下さい」という趣旨のことを言っておられましたが、同感です。
行って後悔させません。(何様)
もう公演ないんですけどねー。
ちょっとでも興味がある方、次の機会に絶対行って下さい。
浪漫が大阪に来てくれて本当に良かった。
いいもの見ました。
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