短歌 会えぬ日々 2008年08月19日 16時36分37秒 | 短歌 会えぬ日々 せめて声をと 電話機を 涙怖くて ただ見るばかり 結婚して2年半近くは、千葉の私の実家の近くに住んでいました。 盆と正月以外にも、年に4~5回は初孫の顔を見せに、九州に来ていました。 いつも私と子供だけで・・・ まだ新婚ですからね(^^;)会えないと寂しかったんですよ(><) 声を聞きたいな~って、電話を「見るだけ」・・・ だって、声を聞いたら、涙が出ちゃいそうだったから・・・(^^;)
短歌 異郷にて 2008年08月18日 20時23分48秒 | 短歌 異郷にて 夫(つま)の家族に ただひとり 白鳥(しらとり)のごと 染まず漂う 若山牧水の「白鳥は 悲しからずや 空の青 海の青にも 染まず漂う」を引用して作った歌です。(^^;) 千葉から九州に嫁いできて、大事にされているとは感じながらも、やはり、慣習の違い、物の見方の違い、考え方の違い、環境の違い・・・ひとり違和感を感じる事もしばしば・・・淋しく思うなと言っても、無理な話です。 空の青にも、海の青にも染まらずに漂う白鳥のように・・・
短歌 黒 2008年08月15日 16時09分52秒 | 短歌 黒ばかり オリンピックが つまらんと テレビ消す手は 黄色人種 何年も前です・・・ もう亡くなった主人の祖母が、オリンピックを見て言いました。 昔の方は、黒人が苦手な方が多いですよね・・・ 人間て、自分と違う者を排除しようとする部分は少なからず、誰でも持っているのかもしれません・・・ イジメもその一環から始まるものも多いのでは・・・ 色白の私の母は、私が子供の頃、よく言っていました。 「黒人てね、お母さんよりも手のひらが白いのよ」と・・・ 私も外国で半年ですが、仕事をする機会に恵まれ、スリランカの方と一緒に働きました。確かに手のひらは白かったけど、日本人より、という事はさすがにありませんでしたね(^^;) でも、母の言葉は、私の心にずっとあったし、おかげで、人種差別のような感情を持たずにすんだと思います。 そうやって育ててくれた母を、私は誇りに思っています。
短歌 夏の夜空を 2008年08月07日 20時32分24秒 | 短歌 蠍座(わがほし)は 夏の夜空を 我が物と 昇る傍ら 流れ星過ぐ 夏。 南の空には私の星座、蠍座が。 残念な事に、今、住んでいる家は、山の北側の斜面で、南の空はありません。 南の空は、高い山に閉ざされています(--) ここに住み始めてからは、私の星を見ていません・・・ 実家に帰っていた頃は、時々見れたんですけどね・・・ 蠍座は、南の空の低い位置に、平地なら目の前に悠然と輝いていますが、北九州は、北に向かって開けています。平地に下りても、南にそびえる山の陰で、めったにはお目にかかれません(><) 夜出歩く事もほとんどない人ですから、余計です(^^;) 昔は、夏に蠍座を眺めて、よく夜の散歩をしました。 蠍座の脇に流れ星が流れると、何かいい事がありそうな気がしたりして・・・(^^) 子供も大きくなったし、来年の夏は、久しぶりに実家に帰れたらいいなぁ
短歌 君がため 2008年06月15日 16時41分45秒 | 短歌 君がため 流す涙の 絶えざらん 君が心は 我にしあらずや 貴方を想って流す涙が絶えることがありません。 貴方の心は私には向いていないから・・・ 「しあらず」は、否定。「し」は、強調の意味があったかな? 一応調べて作ってるんですが、忘れてしまいました・・・(^^;)
短歌 白玉の 2008年06月15日 16時32分48秒 | 短歌 白玉の 君より他に 誰が(たが)止むる 酔えばまた落つ 恋の涙を 白玉の、も君にかかる枕詞。 貴方以外に誰が止められるでしょうか。 酔うたびに落ちるこの恋の涙を・・・ ってか(^_^;)
短歌 さにつろう 2008年06月15日 15時57分02秒 | 短歌 さにつろう 君が姿を 目で追いつ 合えば俯く 我が身悲しき さにつろうは、君にかかる枕詞です。 いつも目で追ってしまうのですが、ふと目が合ったりすると、とっさに俯いてしまいます。 内気と言えば可愛く聞こえますけど、相手は感じ悪いでしょうね・・・(^^;) 目が合ったら笑う人の方が可愛いですよね・・・ それが出来ない自分が悲しいです・・・
短歌 溢るるは 2008年06月14日 19時23分43秒 | 短歌 溢るるは 想いの泉 様々に 綴る言の葉 錦織り成す 泉のように次々に溢れてくる想い。 その想いを綴る言葉。 水面を彩る落ち葉のように、言葉が、恋を彩ります。
短歌 君は今 2008年06月14日 19時18分52秒 | 短歌 君は今と 思いめぐるは 楽しけれ 恋と覚えて 心切なし あの人は今、何をしているのだろう、とか、思いを馳せているだけの時は楽しいんですが、好きなのかも知れないって、意識しだすと、切なくなってしまうんですよね・・・
短歌 我知るは 2008年06月14日 19時13分44秒 | 短歌 我知るは その面影と 優しさと それでも恋に 足りて余るる その人の事、殆ど知らなくても、顔と名前と、ただ優しいって事しか知らなくても、好きになるには十分だったりします。