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優輝、時々憂己

詩や短歌、五行歌、お絵描き作品・花の写真の掲載
独り言

短歌  冬曇り

2008年12月07日 14時33分39秒 | 短歌


    冬曇り  静かなる日は  尚更に

      会えぬ君への  愛しさ募りぬ


 
 冬のどんよりとした重い雲・・・

 町もなんだか静かな気がして・・・

 そんな日は尚更、会えない思い人を恋しく思い出してしまいます・・・

 二十代前半、千葉にいて、埼玉県人の学生時代の先輩に恋していた時の歌です。

 飲み会や旅行の予定が入ると、嬉しかったなぁ

 冬はスキーでしたね。毎年大晦日と元旦は仲間とスキー場でした

 え?私?・・・ボーゲンしか出来まっせ~ん

 「こいつはボーゲンでとばすから怖い」って、よく言われてました



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短歌  重き想い

2008年12月03日 16時17分46秒 | 短歌
 

   いと重き 己(おの)が想いに 耐えかねつ

      君忘るるも 出来ず泣き過ぐ



 暗くてすみません(^^;)

 片思いの辛く重い心に耐えかねながらも、好きな気持ちを忘れる事が出来ずに泣き暮らしている・・・

 うわぁ~(Θ_Θ)惨めな歌ですね~(^~^)

 これも二十代の前半です。短歌は主に二十代前半に多く作っていました。

 「耐えかねつ」とか言いながら、「重い」と「想い」をかけて、言葉遊びで楽しんでるんですね~(//▽//)

 古語辞典を引きながら、「和歌」の雰囲気で作る事を楽しんでいました(^ε^)♪


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短歌  逢阪の名に

2008年12月02日 16時54分33秒 | 短歌

   離れても この恋を消す すべはなし

     逢阪の名に 望み託さん


 
 これも二十代の時の歌です。

 当時片想いしていた人が、大阪に転勤になるかも、という話が持ち上がって・・・

 大阪と言えば、和歌では、「逢坂」が多く歌に詠まれていますね。

 今も「逢阪」の地名は残っています。

 百人一首にも「逢坂の関」の歌が2首あります。

 「これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関」 蝉丸

 「夜をこめて 鳥の空音は はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ」 清少納言

 「逢阪」は今の大阪とは違うのかもしれませんが、でも、重ねてイメージしても、間違いではありませんよね。

 「逢う」という意味を持つ地。きっと逢える。そう信じるしかなかったんですよ

 でも、無事転勤の話は流れて、恋を諦めるその日まで、近くにいられましたけど・・・


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短歌  山茶花の垣

2008年12月01日 16時44分40秒 | 短歌


   色褪せし 冬の街並み 飾らんと

     競いて咲ける 山茶花の垣



 そう言えば、北九州に来てからはあまり見てません・・・

 山茶花の垣根。

 うちの庭にもたくさん山茶花の木はありますが、こっちではあまり垣根にはしないのかな・・・

 千葉で住んでいたアパートの近くには山茶花の垣根が多くて、びっしりと紅い花に彩られた垣根がとても綺麗でした。

 庭の山茶花も種類が多くて、白、赤、ピンク、八重、それぞれとても綺麗です。

 咲きそろったら、写真をアップしますね(^^)b


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短歌  寒き夜

2008年12月01日 16時30分36秒 | 短歌


   その胸の 温もり恋し 寒き夜

     かの夜は夢に あらじと告げよ


 
 いえいえ、決して、私は一夜限りの恋なんて・・・

 ・・・片想いの恋が叶ったと思ったけど・・・?

 私にとっては「間違い」ではなかったけど、彼にとってはお酒の上での出来事だったのか・・・

 しばらく辛い思いもしましたけど・・・(|||_|||)

 あ、言っておきますが、抱きしめられて(^э^)-chuしただけですから

 二十代の恋多き時代の話です(///▽///)


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短歌  会える日を

2008年11月09日 21時48分25秒 | 短歌
   会える日を  数え待つ身の幸なりき

      たとえその日に  君は来ずとも



 これも、前の短歌と同じ人を思って歌った歌です。

 飲み会とかの連絡があると、「先輩に会える!」って、その日が待ち遠しくて・・・

 でも、必ず来るとは限らないんですけどね

 幹事の人に、先輩が来るかどうかなんて聞く訳には行かないし、会えるかどうか、その日のお楽しみでもある訳です。

 会える事を期待して待つ日々は、そりゃあ楽しくて幸せな時間ですよ。

 来てなかったらがっかりしますけど、待ち遠しく過ごす時間が幸せだった事には、変わりありません。



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短歌  秋を数えて

2008年11月09日 21時28分54秒 | 短歌
 
   いづれより  想い初めしか

    秋に会い  秋を数えて  恋に染まりぬ



 これは二十代前半に作った短歌です。

 専門学校時代の先輩に恋してた時の歌ですね

 初めて会ったのが、秋だったんです。その時は、「素敵な人だな」位の気持ちでした。友達の「想い人」でもあったし、「え~、素敵じゃないの。頑張って!」的な・・・

 で、卒業してからも、大勢のグループで、軽井沢に行ったり、河口湖畔のペンションに行ったり、スキーに行ったり、ハワイに行ったり・・・

 とてもいい仲間でした。もちろん今も、です なかなか会えないけど・・・

 で、彼女の恋も玉砕し・・・

 何回か、一緒に旅行とかする内に・・・

 気がついたら、惹かれてたんですよね・・・

 「好き」って、意識したのが、秋だったんです。それで、この歌が出来たという訳です

 程なく、先輩は、職場の方と付き合い始め、スキーにも一緒に連れて来てましたけど・・・

 さすが、先輩を射止めただけあって、綺麗で、優しくて、素敵な方でしたよ



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短歌  神無時雨るる

2008年11月06日 20時10分14秒 | 短歌


     慕いても

      会うは叶わず  夢のみの

    心に寒し  神無時雨るる   



 うっかりしました・・・

 神無月が終わってしまった

 季節に合わせて、と保留していると、気付けば過ぎていた・・・という事がたまに・・・

 五行歌、詩、短歌・・・作り溜めた物や日々新しく作る物がいっぱいで、自分でも忘れている作品も中には・・・


 これは二十代の時に作った歌です。

 やはり片想いなんで、いくら慕っても、会いたくても会えない・・・

 せめて夢だけでの逢瀬を楽しむ・・・

 「夢のみの」この「のみの」には、「のみ」つまり「夢だけで会う」という意味と、「夢の蓑」冷たい雨をしのぐ「蓑」・・・会えない辛さを「夢」という傘でしのぐ、という意味も持たせて作りました。

 
 慕っても会う事は出来ず、夢の中だけ・・・夢という蓑で涙の雨をしのぐ私の心に、寒々と神無の雨が降る・・・という感じでしょうか・・・

 自分では、お気に入りの歌のひとつです



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短歌  秋の長雨

2008年10月10日 22時09分50秒 | 短歌

    優しげな

     風の香水 金木犀

    洗い流すな 秋の長雨



 前記事の詩に次いで、同じような内容の短歌を・・・(^^;)

 いや、今日、夕方から降り出した雨で、全然長雨ではないんですけど・・・

 詩や、歌も、物によっては季節物ですから・・・(^^;)
 

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短歌  金木犀

2008年10月03日 16時37分54秒 | 短歌


     金色の 花や何処に

       木犀の 匂い優しく 溢れ漂う


 金木犀も好きな花です。

 小さなオレンジ色の花、可愛いですよね。

 あの香りも・・・

 何処からとも無く木犀の香りがしだすと、「秋だなぁ」って、思います。

 実家にも、この家にも、金木犀があって、嬉しい


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